終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 2話感想

二話まで見た段階でもうすでに心が痛いよーーーー!!!
俺てっきり、みんな自分たちの運命を受け入れちゃってるのかと思ってたから!!!セリフで明かされたクトリ15才、思ったより等身大にしっかり傷ついててしんどかった…
とりあえずまた細かくアニメの流れに沿って書いてく。


最初のシーンで思ったのは、あの崖のシーンがあるまで、子供たちが本当にただの幼い子供たちだったね。
普通に食べて、普通に遊んで、普通に喧嘩する無邪気な子供たち…自分たちの体や命を軽く見てる異常性はあれど、ほとんど普通の感性で行動している…けど、ある程度それも意識的に教育されてるんだろうなあ。
子供が崖に近づいても誰も何も言わないのだって、そもそも子供が動き回って遊ぶ場所に柵のひとつもなく崖があることだってたぶんそう。命や身体を消耗品として日常の中に受け入れ、麻痺とかでもなくそもそも無頓着に育てる教育。
拡大解釈かもしれないけど、「遊ぶ」とか「ボールを拾う」とかみたいな『目的』のために怪我を気にしない。そういう認識に出来上がってるんだよね。いずれその目的は獣退治になって…ということなんだろう。
俺てっきり兵器って言うくらいだから傷つかない身体を持っているものとばっかり思ってたけど、崖から落下した後普通にふらついてた。そんなダメージを追ってなお無理してる様子もなくあんな血みどろの笑顔見せてくるの。これでいいのか子供……
ナイグラートはこれを心苦しくは思ってるみたいだけど、そうするしかないんだろうな

そして今回それ以上に心をえぐられたのは、平気なふりして兵器の少女たちもちゃんと心も傷ついていたこと。
あと五日あるとはいえこれから自分は死ぬんだ、みんなのために自爆しにいくんだってことを、クトリはちゃんと怖がっていた。悲しんでいた。それでもやるしかないなんて残酷すぎる。
レプラカーンが何したわけでもない。ただそれができる種族ってだけで、人間の自業自得の尻拭いをこんな残酷な方法でさせられるんだから、アイセアが運命を呪うようなことを言ってたのにもうなずくことしかできないよ

そんな呪うべき運命を背負っても、兵器だからって傷ついても、残り少ない時間を、「島を高い場所から見てみたい」と出かけてみたり、助けてもらった男のひとに恋したり、等身大に生を全うしようとする彼女らの強さにはホントに感服するばかりでした。

あとは、ここまでの真面目な感想は終わりにしてどうでもいいことを。
スタッフロールちゃんと見てなかったけどアイセア多分Machicoさんだよね!?木野日菜さんとMachicoさんが一緒に出てるならそれはもうワンd(黙れprsk強火オタク
あと、私クトリの普段着が好きすぎるのです。複雑な造形してながらわりと落ち着いた印象なのキャラに合っててかわいいし、インナーが結構ぴちっとしてるから腕のラインがスッとでてるのめっちゃえっt(
それと、あとはヴィレムとナイグラートの過去の詳しい関係が気になるってところかな。まあこれもいずれちゃんと描写されるでしょう。

今日中に二話まで見る予定だったから一話ずつ感想長々と書いたけど、明日中に残り見切ろうと思ったらいちいちこんな書いてたら間違いなく終わらんのであとは感想書くにしても最後にまとめてかな。
以上です。



ps.
『残り少ない時間を~』のくだりかいてるとき、最近やった「セヴンデイズ あなたとすごす七日間」ってノベルゲームを思い出したよ。「残り少ない時間をどう過ごすか」って話を七人分繰り返すゲームだから結構心がつらくなるけど名作だからやってみてほしい。そんなに高くもないから。


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