赤石千衣子委員パブコメについて
代理でのパブコメ提出
法務省法制審議会 家族法制部会第25回会議において、赤石千衣子委員がパブリックコメントを代理で集めて提出したと発言があった。
法務省:法制審議会家族法制部会第25回会議(令和5年4月18日開催) (moj.go.jp)
代理送付の可否について(法務省編)
代理送付がパブリックコメントとして成立するのか疑問に思ったので法務省民事局参事官室に問い合わせた。
ということで、代理で複数のパブコメを出しても内容が、パブコメの要領に合っていれば採用されるようです。
代理送付の可否について(総務省編)
法務省の回答に納得がいかなかったので行政手続法を所管する総務省にも聞いてみた。
問い合わせ先:情報公開・行政手続制度案内所
問い合わせてわかったこと
代理提出について決まりが無い以上、代理で複数のパブリックコメントを提出してもいいそうです。
パブリックコメントは匿名でも外国人でも出すことができます。なので工作自体は元より可能です。それを念頭に置いても提出にはe-govなり郵送なりで個々人が提出するものだと勘違いしていました。
私の推測ですが、赤石委員は一個一個e-govや郵送等で提出するのが面倒なので代理提出という形をとり、赤石委員が採用しやすいようなコメント内容に一部は修正するなどをして提出したのだと思います。
我々ができること
共同親権最終案のパブリックコメントがされると仮定して、代理で提出できるような団体の代表を選定し、コメントを集める体制を整え依頼する。
代理提出が認められるので、googleフォーム等を活用して幅広く一般からコメントを集める。パブリックコメントを依頼すると一般の方は面倒がったりして対応してもらえない可能性が高いので、非常に簡便かつ、可能な限り有効なコメントとなるような収集方法・内容とする。
下記内容、それに類するようなものを法務省ご意見メールに送信する。
文案
「法制審議会家族法制部会において、委員が代理でコメントを集めそれを審議会で自ら紹介することは、恣意的に選別されたコメントをパブリックコメントとして数に計上することとなり不適切である。今回の代理提出は全パブリックコメントのうち5%近くを占めるものとなっており、本当に代理提出のコメントが各個人から作られたものか非常に疑わしく、コメント数の水増しを図っていることも排除できない。
家族法制部会において赤石委員が紹介したものは委員の意向がフィルタリングされたものとして委員の提出資料として扱うべきであり、パブリックコメントからは除外し、審議会の会議に付すること。」
提出先はここ
※もし万が一これが採用されたらできることの2つはできなくなりますね笑
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