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献花台へ

行きたかったけどWINSには記帳しか受け付けてなかったので記帳だけして写真に手を合わせて来た。なんとなく平服では行きたくなくてスーツを着て。

藤岡康太騎手。

これらのツイートに代表されるように名前で検索しても馬券で大きく勝った記録はほとんど無かった。自分にとっては「買うと来ない、買わないと来る」の典型的な相性の悪いイメージ。でも不思議と毛嫌いすることは無く、ついつい買ってしまう。そんな騎手だった。

最近だと去年のマイルCSのナミュールだが、ワグネリアンの神戸新聞杯、そして実に5年ぶりの勝利となったマカヒキの神戸新聞杯と重賞を勝った時は馬券の当たり外れに関わらず「康太良かったなー」と心から思える。そんな騎手だった。

馬券を通してしか知らない自分でも最初に聞いた時は「言葉が出ない」「冥福を祈るしかない」それ以外のアウトプットが出来なかったのだから、普段トレセンで、競馬場で、家族ぐるみで付き合いのあった人達の気持ちの気持ちは量り知れない。考えても仕方が無いのだけど。

人々の気持ちに関係なく競馬は続いていく。今日もいくつが落馬があった。騎手の心理は馬に伝わるという話をよく聞くが、馬券クズには人馬の無事を祈ることしかできない。