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【つぶやき】気軽な気持ちでした健康診断で発覚した事実

ものすごく私的な話です…
でも、健康についても書くnoteなので、最近あった話をありのままに。


つい先日、ブライダルチェックに行ってきた。
ブライダルチェックとは、女性を対象にしたトータルチェック(検診メニュー)のことで、一般的には結婚前のヘルスチェックと言われている。

実際には結婚の有無関係なく女性の身体が妊娠しやすいかどうか、また女性特有の病気や妊娠や出産に影響のある病気にかかっていないかを調べる婦人科の検診とのことなので、結婚前とかは関係ない。

フリーランスの私には会社員の時のように毎年の健康診断の機会がない。
私はヘルスケアを伝える側の仕事で、身体には人よりも気をつけているし、元気だし。まあいっか〜と何年も健康診断をしていなかった。

2年前に、自治体から案内が来た子宮頸部がん検診を受けただけ。

ブライダルチェック、および健康診断はしなくちゃなと以前からだいぶ気になっていて、なんとなく年明けで気持ちが前のめりだったので重い腰を上げて予約。


私が行った院では、簡易コース、ベーシックコース、フルパッケージコースと内容が3種類あって、当日説明を受けてベーシックコースを受けた。

検査内容は「排卵障害がないか等のホルモン検査や、妊娠後にかかるとリスクがある性感染症(クラミジア抗体)を調べる検査など、妊娠しやすいかどうかを調べるパッケージ」とのこと。

血液検査は生理期間中でないと血液の採取ができないそうで、当日は内診・画像検査だけ。

慣れない内診でも、正直全く緊張せず、過去の子宮頸部がん検診でも何も言われなかったしまぁ大丈夫か〜とのほほんと超音波検査を受けていたら。

「この丸いのが沢山あるの分かりますか?通常はこんなに丸が見えないんですよ。これは多嚢胞性卵巣ですね〜。」という女医さん。

ん??
それは何?別に問題ないものなの?
それともヤバいやつ?

なに?

と頭の中、クエスチョンだらけでとりあえず着替えてカウンセリング室に戻る。そして、聞き馴染みのない多嚢胞性卵巣の説明を受けた。

毎月、安定した周期で月経もあったし、PMSなどもほぼなく、まさか自分が何かに引っ掛かるなんて疑いもしていなかった私にとって、まあまあな衝撃だった。

血液検査でホルモン値を測定していないので、現段階ではまだ多嚢胞性卵巣「症候群」ではないらしい。
あくまでも、卵巣がそういう状態ですよ、とのこと。

先生は
「多嚢胞性卵巣とは卵巣の中に沢山卵胞がありますよ、というもの。原因はわかっていなくて、お母さんのお腹の中にいる時からの”体質”です。女性の15~20人に1人くらいの割合でいて、特別珍しいことではないですからね。妊娠中、ちょっと糖尿病になるリスクが上がったりするけど、あまり心配しすぎないで。血液検査をしてその結果を待ちましょう。それで無排卵
だと分かったら、その時は妊娠を望むのであれば排卵誘発剤を飲んでいきますからね。また○○日に来てください」と。

婦人科系の病気の知識はそんなにないので、わかったようで分からず。
病院を出た後にそれはもちろん調べますとも。

その結果、、、

結構落ち込みました。


確かに、人よりも太りやすいし、特に腹部に脂肪がつきやすい体質だなとは感じたこともある。
”骨格的な特徴かな〜、運動量は少なめだし”くらいに思っていたけど、前述した通り生理に関しては全く悩んだことがなかったので予想外すぎる結果に戸惑いが大きくて。

毎月生理はきていて、それが無排卵(排卵障害)かどうかはまだ血液検査もしておらず分からないので、なんとも言えないけれど。

なんで〜

”特に症状や心配事が無いから、と自分の身体を過信していたのかもなあ。”
という、反省と

”今分かってよかった。今後の対処も考えられる。いうてまだ検査結果で切ってないから、排卵障害では無いかも!”
という、ポジティブな自分と

”これまでの生活の何が悪かったんだろう?これからどう過ごしていくのが良いんだろう”
という、原因と解決策を追求したくなる自分と。

いろんな感情と思考で、その日は作業日に当てていたのに全然進まなかった。


発覚から3日が経ち、とりあえず平常心に戻して日々を過ごしている。

興味本位で受けたブライダルチェックだったけど、このまま何も気が付かずに将来いきなり事実を知って悩むよりも、少し先に知っておいてよかった。
ということにしよう。


ちなみに、費用は諸々込みで27,500円。
保険適用では無いので、自費。

まぁまぁ高いよね?そう感じるの私だけ??

ちょっとした違和感があっても、自費で約30,000円ってなったら、結構な人が躊躇するのでは??

そして、診断が遅れて、結局不妊治療になって、年齢も重ねて、莫大な金額がかかって。子供に恵まれなかったり、希望していた子供の数を減らす決断をしたり、ものすごい精神的負担で仕事にも支障が出て転職や退職を迫られたり。

誰得??

異次元の少子化対策に、ブライダルチェックの費用負担も入れてくれないものですかね??

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