沖田修一監督の分析

夢を持っていない時は、絞り出してまで作ればいいんだ!(強行すぎ)と思い、私が学生時代に虜になった監督、沖田修一監督の最新作品を軽く分析します。
分析することで、沖田監督にいつか会ったとき、「なぜ沖田監督のことが好きなのか想いを伝える」という夢を今、作り出しました。

分析対象はこちら

https://mydrabu.georgia.jp/drama/

沖田監督の作品だけ観ても分析しようがないので、今回は瀬戸なつき監督の作品も観たよ。

CMのミニドラマだから、商品今回で言えばジョージアを宣伝するためのドラマなんだけど、沖田監督の2分間は濃い!!!どうしてこんなに濃いの!!!ジョージア云々関係なく続きが観たい!!!という感想。

やー。何故なんでしょうね。
沖田監督の3作品と瀬戸監督の3作品、それぞれ観終わった後思ったんですよね。
沖田監督の撮る2分は

日常すぎるな。。。

と。

ん?こんなに仕上がりが違うということは、脚本家がそれぞれ違うのか?と思ったら一緒の方だったんですね〜。どういうこと。

脚本家の方が同じでも監督によってこんなに仕上がり変わってくるのか!?という驚きがあるのですが、どういうカラクリなのか分かる方教えてください。

つべこべ言わず分析しますか。

まずは、Episode.5 だからねお母さん篇

1発目の画これよ。今の時代フェイスパックの種類って終わりを知らない増え続けるコンビニおにぎりの具くらいあるけど、そのなかでも棚の中段の左端にある、大々的には売り込まれてない新発売のおにぎりのような、桃太郎と大仏のフェイスパックよ。

第一声は藤原さくらの笑い声、ぎゃっはは!!!
とある母と娘のしょうもない一コマから始まる。

些細な日常(以下些細)①【母と娘で面白フェイスパック】

些細②【スーツを着る娘と同窓会に娘のドレスを着ていこうかしら🎵な母】


些細③【娘に爆速でLINEスタンプを送りつける母】


些細④【娘のパートナーの誕生日ケーキを提案する母】
午年だから馬のケーキあげたら?なセンスを持つ母、おもろすぎ。

些細⑤【大人になってからふと思い出すような、母の愛・優しさ】

些細⑥【慰めがギャルすぎ母】

そしてラストシーン、娘が母にあったかいジョージアを渡して今度はお母さんの話聞くよと言っていつものようにダイニングで話すシーン。

ん〜〜完璧!!!!
ジョージアまでのくだりが完璧!いきなりのジョージア登場に違和感がない!

日々の些細な母との日常を惜しみなく描き切ってからのジョージアなんですね。
なんかこういう、ただただ、普通のどの人とどの人の間にも生まれている時間、言ってしまえば何の意味もない時間を描く天才なんですかね?沖田監督は。

ちょっとここでお風呂に入りますね、弟が出てきたので。
いや〜いいなあ。沖田監督。

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