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ワーホリ日記252 日の出ハイキング

 今日の起きた時間は午前4時20分。
 外はもちろん真っ暗で、気温は0度に近く、部屋にいても凍えるような寒さの朝。

 そんな中で本当にハイキングにみんなが行くのかなんて疑問を持ちながらも準備を始めると5時前にはみんな準備完了。絶対に誰かは眠くていかないとかいうと思ったのにな、、(笑)

 車で10分ほどの場所の山の麓に到着して車から降りると、先の見えない山道が。

歩きながら「自分は何をしてるんだ?」って問いかけてた

 こんな暗い中をひたすら歩き続けた最初の一時間。
 今のメンバーはフランス人が4人、アメリカンが1人、イギリス人が1人、日本人が1人。

 フランス人はフランス語で、アメリカンとイギリス人は英語で話しながら登山をしていて、朝から英語を話す気力がない自分はひたすら上り続ける。

 今の生活を始めて、起きたらすぐに誰かがいて、毎日英語しか話さない生活。正直に言うと普段の3倍くらい疲れる。(笑)

 自分だけが母語を話せない。留学時だったら喜んでいたのかもしれないけど、今は大分ストレスがたまるのかも。英語を学びたくないわけじゃないけど、落ち着く空間が欲しいと思ってるのかな。

 そんなことを考えながら登ること2時間。
 最初は一緒だったグループ内でも早さにばらつきが出てきて、空も明るくなって来た。

言葉が出ないくらい美しかったここ

 日の出を頂上で見たい自分は少しずつペースも上がって、日の出のぎりぎり手前で到着。予想していたよりも2倍くらい長くて、5倍くらいきつかった登山でした、、、(笑)

 でも頂上からの景色はやっぱり上った人にしか味わえないものがあるよね。今までハイキングはあまりしてこなかったし、夜に上るなんて初日の出を見る時くらいしかなかったからこれはまた別格

この石で風をよけながらみんなでコーヒー飲んでるのかわいいでしょ
なんか10歳児みたいな写真だな、、(笑)

 海で見る日の入りが一番って思ってたけど、朝早く起きて、数時間上って、山の頂上から見る日の出の方が何倍もいいことに気づけた今日。

 これからニュージーランドに登りたい山がいくつかあるのだけれど、誰かと行きたいけど、あまり話したくないっていう矛盾してる感情を持ってる自分はどうしたらいいんだろうね。

 でもやっぱり、頂上で色々写真を撮ったり、みんなでコーヒーを飲みながらお菓子を囲んだり、感想を言い合ったりするのが醍醐味の1つだと思うから、誰か誘おっと!

 この山から下るときに見える景色も日の出と同じくらい大好き

ここも綺麗すぎて言葉でなかったなあ

 この山から見える区切られた緑の広がりは、日本の山の上から見る田んぼの広がりみたいで、久々に日本への懐かしさがよみがえってきた瞬間。

 空も綺麗で、空気も澄んでて、ひたすら寒くて、、、
 後にも先にもこんな経験はできないんじゃないかってくらい最高の経験でした◎

この先頭の彼と話してたらいつの間にか山は下ってたけど。
ひざに爆弾を抱えてることを思い出した

 ちなみにこの登山から帰ってから、「今日はみんな頑張ったから仕事なしでいいよ!」なんて美味しい話もあるわけがなく、みんなでお仕事開始。

 始まってから思い出した。土曜日は一週間の中で一番仕事量が多い日。
 すべてのタスクは終わらなくて、それでもなんとか区切りをつけた時間は午後五時。

7人分のコールスローを作ったことないでしょみんな?

 ちなみにこれは、そんなクタクタの中で作ったコールスロー。
 4つ目の異名「コールスローマスター」も無事ゲットして今日の仕事完了。

 ここで夜ごはんの時になぜか「生きがい」っていうものの話になって、、、

 
 少しさかのぼると、以前「生きがい」が何かって聞かれた際に、「自分にとって何のために生きるかってものかな」って答えた時

 「じゃああなたの生きがいは?」って
 なんだろう、自分にとっての生きがい、、21歳の自分が頑張ってひねり出した答えは「新しい経験を追い求めること。」

 これを気に入ってくれたらしく、「あなたの考えは私の人生に大きな影響を与えるよ」とまで言われてしまった今日の夜ご飯タイム。

 自分の答えを気に入ってくれたらしい、なんか嬉しいな。(笑)
 でもその通り、今はなんのためにここで生きてるかって考えたらそれしか思いつかない。それが自分が今ここで暮らしてる理由。

 日本が大好きな自分が、家族友達と離れて、心地のよかったコンフォートゾーンを抜け出してまでここで生きてる理由はそこにある。

 自分の言葉で自分が、「まだまだ新しいものを探そう!」ってなった、元気づけられる出来事だったな~

 なんか長くなりそうだし、もう眠たいからここまで!
 今日も読んでくれてありがとう~~おやすみなさい!

 

 

 

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