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【歌詞語り】円広志「愛しのキャリアガール」

円広志「愛しのキャリアガール」
発売年:1979年
作詞:円広志
作曲:円広志

昨日は「一発屋」などと言うが、一発当てるだけでも凄い、ということを述べましたが、デビュー曲「夢想花(とんでとんで)」でドでかい一発当てた、円広志さんのセカンドシングルについて。

ジャケットの円さんの衣装・表情も何とも香ばしいのですが、歌いだしの

君は大人のくせに 泣きまねをして
僕は悩みがひとつふえてしまった

「愛しのキャリアガール」作詞:円広志

のフレーズが、一番「愛おしい」ですね。何とも歯の浮くような、浮きすぎて歯が「とんで」「まわって」しまうくらい。

上手うわてな女性=キャリアガールに心を奪われて、という旨の歌で、全体的に軽快で朗らかなポップソングなのですが、いかんせん「とんでとんで」の強すぎるインパクトと比すると、、というところでしょうか。

よく「円広志て、『とんでとんで』だけやがな」と言われますが、森昌子さん「越冬つばめ(1983年)」の作曲(本名:篠原義彦名義)も手掛けておられ、「ハートスランプふたりぼっち」なんて、ABC「探偵ナイトスクープ」の1988年開始時からずっと、オープニングテーマとなっております。知っている人は当然のように知っているのですが、、

なので全然一発屋ではなく、多発+ロングセラー作家なのであります。

なお、拝借したタイトル画像は円広志さんが運営する「スタジオ246」にちなんでおります。



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