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ABC お笑いグランプリ 2024 ②

昨日の記事からの続きです。

Cブロック

令和ロマン リンゴ姉さんの「卑怯やなぁ」という誉め言葉のとおり。しっかりとしたコント漫才で、本当に「猫島」に誘われたかの如く、さすがのパフォーマンス。チッ。

かが屋 定期を失くして凹んでいる賀谷に対して、加賀がその定期を見つけて、おちょくる、というところから、賀谷が狂っていく展開。加賀のワードも岡山弁が奏功して、面白かったです。2022年キングオブコントくらいから、かが屋のネタはすごく入ってきやすくなった気がします。

フースーヤ この日一番笑いました。凄かった。一応「シンデレラ」の設定はあるけれども、そんな設定もへったくれもなく、ただひたすら面白いことを畳みかけるだけ。(あんまりウケてなかったが)冒頭の中島みゆきをもじって「ソラとドレミの間には、ファ~~!」から、バカバカしさ全開で、最高のネタでした。絶対一番のネタだったかと!

ぎょねこ 円周率の覚え方をネタにしたコント。50ケタほど、ちゃんと覚えているのさえ凄いし、それをちゃんとお笑いに仕上げているのは素晴らしい。しかしフースーヤのあとだと、やっぱり霞んだかな、と。

Cブロック突破:令和ロマン
結果が出た瞬間の、賀谷さんの「マジでダルいわぁ」というリアクションに敗者全員の気持ちが凝縮されてたかと。どれだけいいネタ出しても、蹴散らかされる、と。しかし、志らく・う大両氏がフースーヤを1位にしてました。この二人と共感できたのがせめてもの収穫か。。

最終決戦~私見総括

令和ロマン:659点
青色1号 :655点
ダウ90000 :648点

優勝・令和ロマン。この3組が出そろった時点で「でしょうね」という結果ではありました。どの組も1本目の方が強かった印象でしたが、青色1号は4点差に迫る大健闘でした。ダウ90000は、誰かと誰かが浮気してて、という関係が交錯する設定で、男4人女4人なら、そういう設定になるわな、、というのが残念な感じが。しかし、令和ロマン、くるまのチョケ具合に、ケムリのツッコミの収まりの良さときたら、、強すぎる。

令和ロマンは出場資格があって出ているので、それは何の問題もないのですが、やはりM-1王者の初参戦ということで、大会の中心的存在にならざるを得ず、終始、大会を支配していた感がありました。「M-1王者がABCに出てきたらこうなるんや…」と、良くも悪くも、初めての感覚を得られることができました。


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