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【歌詞語り】阪神タイガースの歌

作詞:佐藤惣之助
作曲:古関裕而
発売年:1936年「大阪タイガースの歌」
    1961年「阪神タイガースの歌」

「六甲おろし」はあくまで通称で、正式には「阪神タイガースの歌」です。

六甲颪に 颯爽と 
蒼天翔ける日輪の
青春の覇気 うるわしく
輝く我が名ぞ 阪神タイガース
オウ オウ オウオウ 阪神タイガース フレ フレフレフレ

「阪神タイガースの歌」作詞:佐藤惣之助

これこそ、深い歌詞の意味なんて考えず、口をついて歌うもんで、トラキチにとっての般若心経みたいなもんです。しかし、この1番のみで「風(颪)」「空(蒼天)」「太陽(日輪)」とが歌われており、壮大そのものです。

闘志溌溂 起つや今
熱血既に 敵を衝く
獣王の意気 高らかに
無敵の我等ぞ 阪神タイガース
オウ オウ オウオウ 阪神タイガース フレ フレフレフレ

同上

2番の歌詞、無敵感満載で大好きです。そら虎ですもん、「獣王」でっせ。鯉・兎・燕・星なんて、ねぇ。問題になりません。竜がまだ強そうですが、今年はホンマに「獣王」スタートなので。衝きまくったって下さい。

鉄腕強打 幾千度び
鍛えてここに 甲子園
勝利に燃ゆる 栄冠は
輝く我等ぞ 阪神タイガース
オウ オウ オウオウ 阪神タイガース フレ フレフレフレ

同上

この歌詞での「甲子園」という響きも、歴史の深みを感じます。
しかし、流行歌でこんなにロングヒット、88年もの長きにわたって愛された歌なんてあるでしょうか。

ちなみに、作曲の古関裕而さん、読売巨人の「闘魂こめて」も作曲されてます。職業作曲家の鑑です。

さぁ、明日からいよいよペナントレース再開です!
青柳さん、みなさん、頼んまっせ!!

オープン戦最下位?知らん知らん

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