20 Minutes Till Dawnの雑記
いちいち記事にするほど内容もない小ネタの寄せ集めです。ワザップにでも書いときゃいいようなレベルなんですが、あいにく20MTDのワザップはないので……一つの記事として成立させるのが面倒になった話などを適当にまとめております。
寺院の残り15分時点で出現するボスの対処法
寺院は現在実装されている3種類の中でおそらく最も難易度が高いステージです。雑魚敵の攻撃のウザったさもさることながら、5分経過したところで出てくる突進型のボスがかなり強いのもクリアが難しい一因です。開始5分ではまだビルドが完成しておらず、デフォルトの武器に毛が生えたような戦闘力でボスと戦う羽目になりがちです。
このボスの行動ルーチンは主に二つで、①操作キャラから一定距離離れているなら加速しつつ突進②操作キャラから一定距離以内なら減速、自身の前方に爆発する雑魚敵を複数生成 です。なので無理に距離を取ろうとすればするほど加速して避けられない速度で突進してきますし、他のステージの5分ボス(鹿)のように突進を躱しながらの戦闘も召喚される雑魚敵が邪魔で難しいです。
攻略に使える弱点として、このゲームの敵には右向きと左向きの状態しか用意されていないため、こいつは自身の真上と真下には爆発雑魚を生成できない点が挙げられます。ですので、ボスの真上もしくは真下を陣取って、ヤツが突進を始めないくらいの距離感を保ち、適宜生成された雑魚を相手しながら棒立ちしているボスを撃つのがおすすめです。
フレイムキャノンの進化先、オーバークロックの運用
このゲームではLv20に到達すると武器の「アップグレード」ができます。アップグレード先の候補は武器ごとに3種類ずつ提示され、そのなかの一部には使用感や運用を大きく変えるようなものも含まれています。
フレイムキャノンにも3種類のアップグレードが用意されています。そのうちの「発火」は基礎性能は変えずに追加ダメージを発生させ、「メテオ」は連射力を犠牲に弾自体のダメージを引き上げリボルバーのような使用感に変化させます。これら二つは素直な性能強化で使いやすいのですが、しかし残る一つの「オーバークロック」は非常に使い勝手が悪く、扱いには工夫が必要です。
オーバークロックは「リロードが極端に遅くなる代わりに撃たない間は残弾が自動で回復する。さらに残弾数が75%以下の時は燃焼ダメージが倍増」という効果をしています。このリロード時間延長のせいで、撃ちきったらリロードを挟む通常の運用法では火力が大幅に落ちてしまいます。おそらく想定される使用法は少しずつ撃っては残弾を回復させ、マガジンを撃ちきらないギリギリをキープしつつ倍増した燃焼ダメージで削る……というものですが、残弾の回復がおっそいせいでそんなに強くありません。
このデメリットを帳消しにしつつ燃焼ダメージ二倍の恩恵を受ける運用法として、ヒナの固有スキル「機動力」とルーン「幽体」を組み合わせたものを考えました。みんな大好き幽体は50体倒すと10秒間弾丸が減らなくなる効果で、機動力はヒナのダッシュ能力使用時に自動でリロードも済ませてくれるというものです。トリガーは引きっぱなしにして、撃ちきったら機動力でリロードを踏み倒しつつ残弾が75%以下のタイミングで幽体が発動するのを祈る…というギャンブル構成です。
撃ちきったら即ダッシュしてリロードを徹底することで、理論上は75%の確率で二倍の燃焼ダメージで幽体発動中に暴れることができます。当たれば敵が結構な勢いで溶ける勝率75%のギャンブルみたいなもんで、通常の運用から大きく使用感を変えずにメリットを享受できる点、慣れれば幽体の発動タイミングを読んで残弾を調整できる点が強いと思います。
注意点として、活気やリチャージなどの弾丸補充スキルを取ると、幽体中に弾丸が75%から増えていくため機能しなくなってしまいます。また、敵が出現しないと幽体も使えないため、雑魚湧きの少ない単体ボス相手には火力不足になりがちです。
無射撃攻略のすゝめ
このゲームの実績には「弾を一発も撃たずにクリアする」というものがあります。この実績自体は最初期からあるのでおそらくヒナを使ってクリアすることを想定されたものですが、もちろんほかのキャラクターを使ってもクリアできます。
ヒナ
能力ボタンを押すことでダッシュすると同時に、周囲を攻撃して弾と同等のダメージを与える影を作り出します。この影は召喚物扱いなので、召喚物強化系のスキルを取得すれば攻撃力と攻撃頻度が上がります。また、なぜかマジックレンズの効果を上乗せできるようになっており、「焦点」を取ったマジックレンズを影の攻撃範囲内に入れることで影の攻撃力と攻撃範囲を3倍にまで引き上げられます。武器は単発ダメージの高いグレネードを選択し、この超強化影を使って20分間生き残るのがおそらくの想定解です。
ダッシャー
10秒ごとに無敵の鹿形態に変身し、接触した物にダメージを与えます。この鹿形態のダメージは召喚物ダメージと移動速度によって増減し、召喚物ダメージと移動速度を伸ばしつつ敵を蹴散らし続けることによって容易に実績を達成できます。使用する武器は固有アップグレードで移動速度を強化できるサーボナイフやサイクロンソードがおすすめです。
ハスター、レイヴン
上記の二人より難易度は上がりますが、この二人の召喚物使いでも無射撃攻略は可能です。それぞれの能力を使って何とかしてレベルを1上げて、そこで幽霊か大鎌か槍をゲットして順調に召喚物を強化すればある程度安定して最後まで進められます。
レイヴンは呪いを活かすためにバットガンでスタートし、「破片」「死の疾病」などを取得したうえで固有アップグレードで呪いのコウモリを選択すれば、伝染する呪いで敵を遠距離で倒し全く近づかせない運用も可能です。「儀式」の効果でダメージが着実に上がっていくのも楽しいです。
ハスターはレイヴンよりはいくらか楽です。バットガンでスタートして破片を取得し召喚物無双をすれば余裕でクリアできますが、そうすると敵は触手の攻撃範囲まで近寄ってくるまでに死んでしまいます。ここはあえてフレイムキャノンを選択し、「発火」の敵討伐時に燃焼地帯を作る効果で触手の周りに防衛ラインを作るのも一興です。
その他
理論上レベル1にまで上げられさえすれば、そこで大鎌取得からの召喚ビルドでどのキャラクターでも無射撃攻略は可能です。そしてレベル1に上げるまでですが、自立した攻撃ユニットを持たないキャラでもルーンの「ガングリフ」を使えば何とか敵を倒して到達することは可能です。かなり試行回数を要しましたが、例えば私はシャナでクリアできました。
魔法の弓と活気で誰でも幽体
先ほどから頻繁に上げている「幽体」というルーンがあります。敵を50体倒すごとに10秒間弾薬が減らなくなり(最大強化時)、リロードを無視して打ち放題になるという強力な能力です。このイカれた能力を自力で再現出来たら、強そうだと思いませんか?
スパークは弾丸的中時に50%の確率で雷を降らせる能力を持っており、これと落雷発生時に確率で弾丸を補充するスキル「活気」を組み合わせることで幽体に頼らずとも弾丸を減らさずに戦えます。この「的中時」に雷を降らせる効果が自力幽体のキモです。
通常ほかのキャラクターは自力で幽体状態にはなれませんが、魔法の弓のアップグレード先である「稲妻を呼ぶもの」の効果には「的中時に一定確率で雷を降らせる」というものがあるため、こちらを使えばどんなキャラクターでも幽体状態を維持することができます。
おおざっぱな方針としては、もちろん雷系スキルツリーにある「活気」を取るほかに、「ダブルショット」から始まる同時発射数を増やすアップグレードや貫通能力のあるスキルを優先して取ります。残弾一発あたりの的中数を増やして活気が発動する確率を底上げするのです。また、「スタンディング射撃」や「リチャージ」も残弾補充の補助として優秀です。
ちなみにアビーの能力使用中に自力幽体状態に入ってしまうと、敵が途切れるまで止まれなくなってしまいます。撃った矢を任意のタイミングで回収できずどんどんゲームが重くなっていくのでご注意ください。
ハスターとルナを活かせるビルドを考える
ハスターは定期的に自身の周辺に触手を召喚する能力を持ったキャラクターです。特に何もしなくとも自立した攻撃ユニットを複数召喚できるのは強みなのですが、しかし触手の攻撃力の低さと出現位置の近さ、一度に出せる触手の少なさから、ビルドを工夫しないとせっかく召喚した触手が腐りがちです。固有アップグレードが自身の触手の強化のみで、召喚物強化の恩恵を受けることはできても逆に召喚物や状態異常を強化することはできないのも能力的な難点です。
ルナはリロード完了時に敵を引き付けるブラックホールを生成する能力を持ったキャラクターです。おそらくコンセプトは「生成したブラックホールに敵を集めてまとめた上で叩く」というものなのですが、基本的に終盤は全方位どこを撃っても敵に当たるのでわざわざまとめる意味は薄いです。火力に直接つながる能力ではないこともあってこちらも能力を活かすのは難しいです。この二人の癖アリキャラの使い方を考えてみました。
弾丸補充能力を活かす - ハスター
ハスターは強化した能力を利用して同時に8本もの触手を呼びだすことができ、これは召喚物系の能力としてはカタナと並んで最多クラスです。そこに召喚物の攻撃的中時に確率で雷を落とすスキル「雷の子ら」と「活気」を組み合わせることで、スパークに次ぐ弾丸補充能力を獲得することができます(カタナはリロードが能力発動のトリガーなので弾丸補充ビルドには適さない)。
触手が積極的に攻撃を当てられるように構成を工夫する必要はありますが、補充速度よりも消費速度のほうが少しだけ早くなるように調整することで、例えば先ほど挙げたフレイムキャノンのオーバークロックを非常に簡単に扱えるようになります。スパークの場合補充能力が高すぎて残弾を75%以下にまで減らせないので、これはハスターならではの強みだといえるでしょう。
短射程武器を使う - ハスター
水鉄砲の射程は極短ですが、召喚物を経由して攻撃するという性質上能力の射程が短く召喚使いでもあるハスターとのかみ合いは良好です。敵との交戦距離が近いということは触手が活きるということでもあります。単純に召喚物強化して近距離の守りを固めるほか、こちらも活気と雷の子らと組み合わせて無限弾薬化もできます。
同じ理屈で射程が短い武器であるなら大体触手を活かしつつ戦うことができます。近接戦闘にアップグレードしたショットガンや、
普通にクロスボウ - ルナ
ルナの能力を一番シンプルに活かせるのはクロスボウとショットガンです。どちらも頻繁にリロードを挟む武器であり、クロスボウはその貫通能力と単発火力で集めた敵を的確に倒し、ショットガンはアップグレードの二丁撃ちと固有スキル「双子星」を合わせて前後の敵を倒すことができます。クロスボウは射程が長いため、固有スキル「」とも相性がいいのが特長です。
この運用をするのであれば自衛用に扇型ショットは取っておきたいです。ブラックホールを使い倒したいのであれば、画面内から敵が消えてしまうほどに強い へとアップグレードするのは避けましょう。
火力アップ部分に目を向ける - ルナ
ルナの固有スキル「」と「」は、敵を寄せるだけだったブラックホールに攻撃能力を付与することができます。微々たる効果ではありますが、これを最大限生かすなら「」のためにある程度射程が長い武器を、「」は弾のダメージを参照するので単発ダメージの高い武器を使う必要があります。前者はバットガンやクロスボウ、後者はグレネードランチャーなどが該当します。まぁ射程の長い武器といってもデフォルトでリボルバーくらいあれば十分です。ですので、自傷ダメージを考えない場合はグレネードランチャーを使うのが最適解だといえるでしょう。
グレランを選択し、弾のダメージを伸ばしつつ「小型マガジン」やルーン「」でリロードの周期を限界まで縮めて武器は自傷ダメージの無い「」にアップグレードします。これでブラックホールでも火力が出せる……んですが正直ここまでやれるならブラックホールはいらないです。グレネード小型マガジンはそれだけで別格に強いので……ブラックホールを輝かせるためにあえて小型マガジンを縛るとこんどはリロード効率がガタ落ちします。ここまで書いておいてなんとも微妙な結果です。
あとは以前記事にした、サイクロンソードの回転にブラックホールで敵を引っ張り込むビルドしか思いつきません。なにかルナならではの強みを活かせる有用なビルドがあればコメントなどで教えてください。
水鉄砲の運用
先ほどから名前が出ている水鉄砲というふざけた武器があります。自身の周りに「七発攻撃を当てると胞子をバラまいて攻撃する」能力のある花を召喚する代わりに、本体の武器は超短射程というなんとも上級者向けな代物です。サーボナイフほどではありませんが、そのピーキーさゆえにビルドには工夫が必要です。
アップグレード候補は3種類あり、「ジェットスプレー」は武器自体の射程を伸ばして取り回しを普通レベルにまで改善するもの、「パワースプレー」は花の胞子が召喚物ダメージ増加効果の他に弾ダメージ増加効果も受けるようにする純粋進化枠、「マジックスプレー」は胞子の着弾時に弾の的中時効果も発動するように変更するものです。正直後者二つのどちらかはデフォルトで適用されていてもバチは当たらないような気がしますが……
基本的な運用は発射速度と同時発射数を高め、胞子の攻撃頻度を上げつつ何かしらの召喚物を用意して召喚物強化ツリーを取得していくものになります。胞子の攻撃頻度が弾丸の的中数に左右される以上、おそらく召喚物攻撃速度増加は効果がありませんが「雷の子ら」や「地獄の子ら」の追加効果は乗るので取って腐ることはないでしょう。
ジェットスプレーにアップグレードすると、そこそこの射程とかなりの火力を持つクセのない武器として扱えるようになります。もともと射程以外は武器として十分なスペックがあるため、完全に胞子のギミックを無視しても使えるようになります。ボス戦など瞬間火力が求められる時には通常の射撃に加えて胞子を使い、サブウエポンとして火力を上げるのがいい感じです。アビーなんかはこちらが向いているでしょう。
パワースプレーは三種の中で最も取り回しが悪いですが、瞬間火力が高いです。胞子の攻撃に追加効果を付けられないため順調にダメージを伸ばせないと被弾がかさみがちなので、リリスの亡霊や各種召喚物といった別の要素で自衛をする必要があります。速度バフと弾ダメージバフと召喚物ダメージバフを同時に受ける大鎌のダメージが良く伸びるのと同じように、こちらも二種類のダメージ増加効果の恩恵を受けることからボスを倒す速度はかなりのものです。
マジックスプレーは各種状態異常とのシナジーでビルドを工夫できるため、最も広がりのあるアップグレードです。スパークで使えば胞子の的中時に雷が落ちるようになるし、氷結で敵を止めつつ呪いと燃焼で削り殺す、なんて戦法も取りやすくなります。いつものことですが氷結を絡めるだけで自衛は大体できるようになるため、ビルドに自由度が生まれるのが楽しいです。一度召喚物を通して攻撃している関係上通常の的中時効果に加えて「雷の子ら」と「地獄の子ら」も発動しているので(『刈り取り』は発動するのか不明)、「オーバーロード」による爆発も普段以上に頻繁に発生します。
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