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Limbus Company:鏡ダンジョン3、属性統一パーティーの所感

Project Moon社の運営しているソシャゲ「Limbus Company」の周回コンテンツ「鏡ダンジョン」を攻略する際に使っている編成の紹介です。

2024年3月現在、鏡ダンジョンは「湖の鏡」のみが存在しています。このダンジョンは別々の人格を使った編成を複数作り、ローテーションを組んで交代制で使うことで「コスト」と「星明り」を効率よく獲得できるようになっています。また、ギフトに「合成」と「強化」を施せるようになったため、特定の状態異常に特化したパーティーを組むことでダンジョン攻略が楽に、また楽しくなります。

筆者はリリース時からプレイしており、現在管理人レベル80台です。人によって人格の強化度や揃い具合は変わってきます。筆者は基本的に同期度3~4の育成度合で話をしているため、参考にならない点が多いかもしれませんがご了承ください。

前提として、編成には大きく分けて状態異常ダメージで攻めるパーティー(出血、火傷、沈潜、破裂)とスキルダメージ量で攻めるパーティー(振動、呼吸、充電)があります。個別には書きませんが後者の場合、幻肢痛や幻想狩りブラッディー・ガジェットといったダメージ量を強化するギフトがかみ合います。また、ランダムカテゴリ以外のギフトでもお札の束壊れたリボルバーや、強化済み手首サポーター避雷針溶けた時計のゼンマイ遺骨の屑真冬の夜の悪夢といった編成を問わず発動し敵にデバフを与えるコンボはどの編成でも有効です。

追記:2024年5月2日より、鏡ダンジョンが一新され嵐の鏡が登場すると予告されました。したがって以下に書いてある情報は古いものとなり、役に立たなくなる可能性があります。また、一つの区切りということで、湖の鏡終了時点での追加人格を含めた評価を追加しておきました。

出血パ

編成例 出血を扱えるなら割と何でもいい

推奨ギフト:キズモドキ++

敵の行動時(マッチ衝突時、攻撃中にコインを投げた時、回避時)に威力数値分の固定ダメージを与える状態異常「出血」を扱うパーティーです。その性質上1ターンに何度も発動機会があり、どんどん回数を減らしていくため、お手軽に回数を増やせるようにキズモドキを開幕ギフトで入手して最大強化するのがおすすめです。

キズモドキは発動条件が緩く、出血や特殊出血を扱わなくとも憤怒属性のスキルなら発動するため、本来ならスキル2にのみ出血付与効果があるウサギヒースクリフなども優秀な出血人格になり得ます。キズモドキさえ発動できれば大体どんな人格入れても成り立つので、かなり編成の自由度は高いと言えます。

また、普段は混乱した敵を復活させるため敬遠されがちな白い綿花も、この編成なら最大限に活かせます。混乱中の敵を殴るより、敵をたたき起こして無理やり行動させ、マッチで出血させたほうがダメージが稼げるからです。

ランク4ギフトの赤く染まった綿花は稼ぎにくい出血回数を大量に確保しつつ、出血威力に応じて敵の攻撃・防御レベルを下げます。特に攻撃レベルを下げる効果が強力で、混乱させなくとも敵のマッチ力が大幅に下がり非常に戦いやすくなります。

特定のギフトを合成することによってのみ入手できる血の霧は、合成ギフトの中でも頭一つ抜けた性能を持っています。詳細は後述しますが、このギフトを手に入れる前と後では同じ編成でも使用感ががらりと変わります。出血で削り倒すというよりスキルパワーでなぎ倒すチームになってしまうため、出血の強化パーツだとはあまり考えないほうがいいと思います。

そのほかのギフトも優秀なものが揃っており、特に出血威力の付与量を増やしつつ敵の速度を下げる煙と鉄条網や、出血威力と回数の両方の付与量を大幅に増やしてくれる錆びたカッターナイフが強力です。最低でもキズモドキさえあれば機能し、人格の選択肢も幅広く取れるため、その意味でも扱いやすい状態異常だと言えます。

火傷パ

編成例 現状火傷は人格の選択肢が少ない

推奨ギフト:鎮魂(灰は灰に+塵は塵に)

ターン終了時に威力数値分の固定ダメージを与える状態異常「火傷」を扱うパーティーです。出血とは異なり、ターン中に1回しか発動しないため、回数を確保しつつ威力を盛りやすい代わりに、真鍮の牡牛やねじれキムサッガッのような単体部位で高HPのボスには毎ターン99ダメージ分しか効果を発揮できず苦戦しがちです。

火傷はギフトで回数を確保する手段がランク3ギフト塵は塵にとその合成先にしか存在せず、攻略を安定させるためには少なくとも塵は塵にを確保することが大切です。また、ムルソー、ホンル、グレゴールの三人はスキルの威力(特にスキル1とスキル2)が低く、マッチで苦戦しがちです、塵は塵にと灰は灰にから合成できる鎮魂はコイン威力を上げることでその弱点を補ってくれるため、開始バフの新たな発見(火傷)と多多益善を開放して開幕で二つのギフトを確保して始めるのが理想です。

現在攻撃スキルで火傷を扱える人格は6名(パッシブ含めれば7名)しかおらず、そのうち1名は鏡ダンジョンでは扱いにくい減算コイン持ちの人格です。ですので、鎮魂の発動条件を満たすための5名をリウ協会の4人+魔弾ウーティスで確保しつつ、残りの1名は適当な人格を入れるとよいでしょう。

自分が6人目にりょみぱ良秀を採用している理由は単に強力だからという以外に、スキル1が地獄蝶の夢の発動に使えて、スキル2には一点打撃論理回路の効果が載って、スキル3には灼熱の羽毛の効果が載って、E.G.Oの「四本目のマッチの火」や「森羅炎象」でも火傷を扱えるからです。特に四本目のマッチの火は同期4にすると対象の火傷威力に応じてダメージが伸びるようになります。

ムルソーのE.G.Oである「カポーテ」は、おおざっぱに言うと火傷威力分だけ混乱区間を前進させる効果があるため、火傷パが苦手とする単体高HPのボスへの対策になり得ます。また、魔弾ウーティスが扱う「黒炎」は、毎ターン99ダメージしか入れられない火傷の弱点をさらなる追加ダメージという形で補ってくれます。

ランク4ギフトである炎の鱗片は、いわば火傷版の沈潜殺到とでもいうべき効果を持っており、毎ターン火傷威力に火傷回数(強化段階ごとに変動)を掛けた値のダメージを与えてくれます。ターンごとに99ダメージが限界だったのがそれを一気に何倍にでもできるようになり、単体部位のボスだろうと瞬殺できるようになります。

そのほかのギフトも(一部を除いて)扱いやすい効果が揃っており、人格さえそろっていれば攻略は簡単な部類です。どうしても集まる資源が色欲や憤怒に偏ってしまうため、装備するE.G.Oは資源を考慮して選びましょう。

二名の火傷人格が追加

追記:アップデートによりリウ良秀とリウロージャが追加され、編成の自由度が若干上がりました。相変わらず憤怒・色欲偏重ではあるものの、これで一応全属性の資源を確保可能になったと言えます。また、ロージャのパッシブによる全体憤怒ダメージ量増加が主にボス戦において強力で、一ターン目にイシュメールの「カポーテ」・ロージャの「四本目のマッチの火」を撃ちつつウーティスの「ホリデイ」で精神リカバリ、二ターン目に六人で憤怒完全共鳴しつつムルソーの「カポーテ」や良秀の「四本目のマッチの火」、さらにイシュメールのスキル2やボス戦だけ持ち出した握らんシンクレアのスキル3で大ダメージ…といった戦略を使えるようになりました。楽しいです。

振動パ

編成例 火傷に比べると選択肢は多い

推奨ギフト:ニクシー・ダイバージェンス++真実の鐘++

「振動爆発」効果付与時に敵の混乱区間を数値分前進させる状態異常「振動」を扱うパーティーです。効果の発揮までひと手間余分にかかる点や混乱区間を持たない敵には何もできない点、スキルのダメージ量で攻めるパーティーなのに強力な人格が少ない点などの問題を抱えており、運用がひときわ難しいパーティーです。

振動はランク1ギフトのニクシー・ダイバージェンスで有限ではありますが振動回数を確保できます。フル強化して振動回数を絶やさないようにしましょう。また、ランク3ギフトの真実の鐘は振動爆発した敵に脆弱効果を追加で付与できるため、スキルのダメージ量をのばす助けとなります。これが振動パの最大の強みとなるため、開始バフの新たな発見(火傷)と多多益善を開放して振動爆発を扱える人格を編成し、ギフトは最大まで強化してガンガン相手に脆弱を付けましょう。

振動自体の問題点として、混乱区間がない敵(主に破壊された部位など)やすでに混乱した敵には無力だということが挙げられます。これを補うために混乱した後は真実の鐘で脆弱を付け、さらにダメージを伸ばすのが主な戦法となります。また、他の問題点として、フルパワーを発揮できるようになるのが遅い人格が多い点が挙げられます。奥歯ウーティスとイサンはスキル3を最大火力で撃つのに最低でも3ターンはかかるし、バラ代表ロージャはスキル1でしか充電の獲得量が+にならないため毎ターン連続で暴れることはできません。これを補うために奥歯事務所の二人は編成順を早くして、振動ギフトの他に避雷針携帯用電池ソケットなどの充電補助ギフトを取ることを推奨します。

低ランクギフトはどれも振動威力の付与量を上げるものばかりで、ニクシーだけでは回数の維持に不安が残ります。ロージャのE.G.O「沸き立つ腐食」は敵にまとまった振動威力と回数を付与できるため、真面目に敵の混乱区間を前進させたいなら必要になるでしょう。振動自体の効果は無視して、充電貯めて振動爆発させまくって脆弱でごり押すのも一つの手ですが…

ランク4ギフトの暴雨は毎ターン開始時に振動威力と回数を付与しつつ、ターン終了時には振動爆発を(未強化なら1回、強化すれば2回)起こすという強力なものです。強化した真実の鐘と合わせれば2ターン目以降は毎ターン敵全体に脆弱4をバラまくという反則レベルなシナジーを発揮します。また、ランク3ギフトの溶け落ちた目玉も強力で、振動爆発した敵の攻撃・防御レベルを大幅に下げてマッチの安定度を高めます。振動パは決してマッチ力が高いほうではないので、この効果は非常にありがたいものとなります。

合成ギフトの連成振動は、1ターン中に3回振動爆発した敵を問答無用で混乱させるという唯一無二の効果を持っています。しかし強化した真実の鐘にくらべて脆弱付与量が半分である点、ニクシーのステージ開始時に振動威力と回数を付与する効果がなくなっている点から、強制混乱効果をどうしても使いたいとかギフト記録を埋めたいとかでもない限り合成せずに素材をそれぞれ強化して使ったほうがいいです。

二種類の特殊振動が追加

追記:ウーフィヒースクリフによる特殊振動・崩壊とウーティスの「拘束」による特殊振動・亀裂が追加されました。このうち崩壊は強力で、対象の防御レベルを蓄積した振動威力に応じて低下させます。溜め切ると常に与ダメージ量が2倍だか1.5倍だかになるので、振動の弱点であった「混乱しない相手には無意味」「混乱させてからは役に立たない」という二つの欠点をうまくカバーしています。

亀裂のほうはやや扱いに困っています。効果としては「相手が混乱した際、混乱段階をさらに一段階進める」というもので、混乱!状態だとダメージ2倍だったのが混乱+!なら2.5倍、混乱++!なら3倍にまで伸びます。しかし混乱段階によるダメージボーナスは混乱させたターン限定のものであり、次ターンになると通常の混乱!に戻ってしまうことから崩壊に比べて恩恵が安定しません。E.G.O.を撃つ手間も考えると鏡周回で使用する意義は薄いでしょう。

破裂パ

編成例 選択肢は出血や呼吸ほど多くない

推奨ギフト:稲妻の枝

敵の被ダメージ時に数値分の固定ダメージを追加で与える状態異常「破裂」を扱うパーティーです。スキルで殴った分だけ発動するため出血よりもさらに回数が減りやすく、特定のギフト(稲妻の枝など)がないとベストパフォーマンスを発揮できません。しかし枝さえあれば耐性もギミックも無視してボスを攻略できる、強力なパーティーの一つです。

稲妻の枝の他に、条件は限られますが強化済みのお札の束でも破裂回数を確保できます。稲妻の枝に加えてこちらを手に入れた場合はセブン協会良秀や、W社ムルソーも破裂人格として十分な性能になり得ます。逆に、紅籍シンクレアは破裂を付与する能力には長けていますが、回数の付与は稲妻の枝の効果を鑑みても苦手な部類であるため、戦闘には出さずサポートパッシブでの活躍を期待するのがおすすめです。また、人格やギフト以外に、イサンとホンルの「次元裂き」によって付与できる次元の亀裂や、グレゴールの「AEDD」によって付与できる放出電流を使っても破裂回数は増やせます。

ランク4ギフトである快感は、破裂版の暴雨のような性能で、毎ターン破裂威力と回数を敵全体に付与しつつターン終了時に一定回数を消費して追加のダメージを与えます。追加ダメージの効果も強力ではありますが、それ以上に敵全体に破裂を付与する効果がありがたく、セブン協会系人格や提灯ドンキホーテのスキル威力増加効果を1ターン目から発揮できるようになります。

低ランクギフトはそこまで強力なものはありませんが、ランク3ギフトである勤務用通常バッテリーはレア度に見合った効果を持っています。破裂の蓄積量が劇的に増えますし、すべてのスキルに追加の3ダメージが保証されるようなものなので、破裂以外の編成でも採用の選択肢に上がります。また、W社イサンとバラグレゴールを採用する場合、社員証などの何かしらの充電補助ギフトを確保することをお勧めします。

合成ギフトである恍惚境は、破裂の蓄積を加速させる効果の他に、破裂回数がなくなる直前に破裂威力を一定数消費して再び回数を確保するという効果も持っています。この効果は回数が切れてしまった時のリカバリーとして優秀ですが、恍惚境単体で破裂の蓄積が成立するほど強力ではありません。あくまでお札とバッテリーが揃った時のラッキー要素くらいにとらえ、普段は枝で回数を確保するのが良いと思います。

追記:新たな破裂人格、デットラビッツのムルソーが追加されました。破裂人格としては並みであり、スキル3は4コインあるにも関わらず回数の付与能力がないので、個人的にはE.G.O.の相性も含めてバラグレゴールのほうが使いやすく感じました。ですが使って使えなくもないのでお好みで採用するのも良いと思います。

沈潜パ

編成例 黒い楽譜の発動条件を満たそうとすると、選択肢が本当に少ない

推奨ギフト:特になし(強いて言えば壊れた羅針盤真冬の夜の悪夢

敵の被ダメージ時に精神力のある敵には数値分の精神ダメージを、精神力の無い幻想体相手には憂鬱ダメージを追加で与える状態異常「沈潜」を扱うパーティーです。特定の人格とE.G.Oに強く依存している、敵の耐性によって効果が変動する、精神力の無い敵には自力で勝負する必要があるなどの欠点はありますが、逆に言えば特定の人格とE.G.Oさえあれば成立する強力なパーティーの一つです。

このパーティーの基本戦略は①ロージャのE.G.O「氷の脚」同期4をボスにぶつける②適当に威力と回数を盛ったあと壇香梅イサンのスキル3で沈潜殺到を起こし大ダメージを与える、これだけです。きちんと威力・回数を盛ったうえで沈潜殺到すれば、3ターン目くらいには1000以上のダメージをたたき出してボスが爆散します。現在鏡ノーマルの最終ボスには憂鬱弱点が多いのもこのパーティーへの追い風を生んでいます。

欠点として、通常戦闘ではダメージを稼ぐ手段が存在しません。沈潜漬けにすればマッチ負けはないと思うので氷の脚も沈潜殺到も忘れて地道にマッチし、削りましょう。逆にピークォド号の船員たちや中指は減算コインを扱い、精神力が下がるほど強くなるため遭遇したら心して倒しましょう。

ランク4ギフトの美的感覚は、沈潜の弱点である通常戦闘での火力不足と敵の罪悪耐性への依存を一気に解決してくれる強ギフトです。文句なしの効果をしているため、ショップに並んだら迷わず取りましょう。

合成ギフトである黒い楽譜は沈潜の蓄積を加速しつつ、消費した沈潜回数の一定値をキックバックしてくれるうれしい効果を持っています。しかし沈潜を扱う人格の選択肢は火傷ほどではありませんが少なく、その少ない選択肢の中に減算コイン人格や壇香梅イサンと競合するイサンの別人格も含まれています。人格が揃っていない場合は無理して沈潜人格を集めて条件達成を狙うよりも、壇香梅イサンと氷の脚だけ確保しつつ他は適当な使いやすい人格で固めたパーティーのほうがいいかもしれません。

追記:沈潜推しだった6章が終わり、強力な沈潜人格が複数追加されました。バトラーウーティス&ファウスト、リントンおじなどの追加により、もう単コインのG社部長でペシペシしたりマッチ威力が壊滅的なマリアッチでシャカシャカしたりする必要がなくなったのはとても喜ばしいです。色欲スキル持ちが増えて茨の道の発動条件を満たせるようになったので、うまいことやれば「氷の脚」に頼らずともボス戦で大ダメージを狙えます。ただ、通常戦闘でのダメージブースト手段に乏しいのは相変わらずなので、そこは美的感覚先輩に頼りましょう。

(編成画像はすり抜け防止のためヴァル夜のガチャを終えてから貼ります)

呼吸パ

編成例 選択肢は出血並みに豊富

推奨ギフト:ネプライザー++

スキル使用時、数値に比例した割合でクリティカルダメージを与えるバフ「呼吸」を扱うパーティーです。ネプライザーを最大強化して毎ターン傲慢スキルを2枚使うだけで機能するようになるうえ人格の選択肢も豊富にあるため、出血と同格の扱いやすさがあります。開幕でネプライザーを入手して、傲慢属性のスキルを持つ人格を多めに組み込んでスタートしましょう。

ランク4ギフトの明鏡止水はクリティカル時のダメージ量を1.2倍からさらに引き上げてくれる他、次のターンに攻撃レベルを大きく引き上げてマッチに勝ちやすくしてくれます。基本的にターンが進めば進むほど呼吸が積まれてクリティカルが発生しやすくなるため、一度発動すればその後のマッチではほぼ負けなしになる強力なギフトです。

合成ギフトの福袋は主に二つの効果があり、そのうち一つは誰かがクリティカルダメージを発生させると次のターンに全体に呼吸威力と回数を大量に配るというもの、もう一つはスキル3の威力を最大+15してダメージ量も引き上げるというものです。どちらの効果も強力で、特にスキル3で威力40だの500ダメージだのをぽんぽんたたき出しているのは見ていて脳汁が出ます。

そのほかのギフトも呼吸状態ならスキル威力に+1してくれるシガレットホルダー、呼吸獲得量を大幅に増やすエンドルフィンキット、味方が敵を倒すと全体に呼吸を配る石塚など、それぞれランクに見合った効果を持っており総じてバランスの良いパーティーです。

追記:新たな呼吸人格としてメイドイシュ&良秀が追加されました。イシュのほうは傲慢スキルを持ちませんが、良秀はスキル2が傲慢のためパーティーによく適合し、一ターン目からゆるゆる条件の広域ナイフ投げを繰り出すようになります。コムゲや船長ズ、センク協会に並んで呼吸パのメイン火力になり得ます。

充電パ

編成例 選択肢はそこそこあるほう

推奨ギフト:社員証++ or 避雷針++

消費することで特定のスキルを強化できる「充電」というトークンを扱うパーティーです。ターン終了時に値が1減るようになった以外はほぼ前作の充電と変わりない感覚で扱えます。例外もありますが基本的にはスキル1、2で充電しスキル3で大ダメージを与える構成の人格が多いです。

ギフトには大きく分けて充電の獲得を補助するものと充電に応じてバフを配るものがあり、開幕で前者(社員証避雷針)を確保して始めるのがおすすめです。強化することで最速で2ターン目から空間切断や精神の鞭をぶっ放せます。また、特に振動パを組む予定がない場合は自力での充電に難があるバラ代表ロージャをこちらに組み込み、スキル2の火力を最大限に活かすのもおすすめです。

ランク4ギフトの充電式グローブは充電の最大値を20から30に引き上げつつ、開幕に充電を大量に配ってくれます。スキル3を撃つタイミングが早まるのは魅力ですが、それ以上の効果がないのはランク4ギフト勢の中では控えめとも言えます。強力なんですけどね…

合成ギフトの第一種永久機関は味方全体にダメージ量増加(とおまけの充電力場)を配りつつ、消耗した充電の1/4だけ次のターンに攻撃レベルを上げてくれます。おそらくスキル3を使ったあと、充電が無い状態の1ターンのマッチ力を補助してくれるギフトなのだとは思いますが…むしろ充電消費時に攻撃レベルを上げて、スキル3のダメージをさらに伸ばしてくれたほうがありがたかった気がします。少なくとも全体ダメージ量増加は腐る効果ではないので、合成素材のまま強化して使うか合成して使うかは状況次第です。

おまけとして、状態異常以外のコンセプトパーティーを載せておきます。

ハード攻略用:血の霧パ

編成例 出血を扱うことが条件

強力な合成ギフトである「血の霧」を用いて、高難易度コンテンツである鏡ダンジョンハードを攻略するためのパーティーです。

ぶっこわれギフト「血の霧」 一種の救済措置なのかもしれない

出血パのところで少し触れた合成ギフト血の霧は、出血を扱うスキルのコイン威力を+2(⁉)しつつ、ダメージ量を+100%(⁉⁉)してくれます。これにより、ほとんどの敵は出血なんかする前に圧倒的な火力で死亡します。このギフトがあれば鏡ダンジョンハードに登場する敵の暴力的な出目と火力と体力にも正面から張り合うことができます。

出血を扱うことが第一の編成要件ですが、実際の戦法は呼吸パのそれです。傲慢スキルを持つ人格を多めに編成し、ショップでは出血ギフトには目もくれずに各種ダメージ量増加ギフトを買いあさりネプライザーを狙って更新をおします。福袋の発動も狙う場合は鈎ホンルをピークォド号イサンや黒雲ロージャに入れ替えましょう。また、船長イシュメールを採用する場合、精神力の低下を防ぐためにピークォド号人格をもう一人採用して中指ムルソーのサポートパッシブを発動させるか、あるいはもっと簡単に囚人イサン・ホンルのサポートパッシブを頼りましょう。

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