マイルシップ回顧 ジャパンカップざっくり考察

・マイルチャンピオンシップ結果
・マイルチャンピオンシップサラッと回顧

・ジャパンカップぱっと見出走馬の印象
・印馬の理由
・現時点追い切り評価(よく見えた馬)、感想
・総評


・マイルチャンピオンシップ結果 馬券外れ
◎シュネルマイスター
〇セリフォス
▲エルトンバローズ
△ソウルラッシュ
△ジャスティンカフェ
馬券
単勝 ◎
馬連、馬単 ◎⇒〇▲
三連複 ◎⇒〇▲⇒△△

・マイルチャンピオンシップサラッと回顧
パドックを見ての印象としては、ずば抜けた馬は見受けられなかったように思う。
全馬しっかりと仕上げられた印象。
デムーロJ落馬により乗り替わったナミュールは大外枠ということもあり、嫌った。

・シュネルマイスターはゲート裏で暴れていて、ゲートに入ってからもうるさく、スタート前に立ち上がるなど、何が起こったのかと思うほど落ち着かなかった。
スタートも悪く、最後方からの競馬で、いくら切れのある足があるとはいえあまりにも厳しい競馬となった。
それでも7着に入り込むところはシュネルマイスターの地力の高さ故だ。
・セリフォスはスタートからかかりっぱなし。
ポジションはしっかりとれたが、ここまでかかってしまっては脚を残すも何もないと思う。
川田Jはできる限りのことをしたと思うが、残念な結果だった。
得るものは少なかったように思う。
・エルトンバローズはセリフォスの少し後ろで良いポジションだった。
折り合いもついていて、最後しっかりと伸びて4着。
G2まで4連勝で上がってきて、負けて強い内容だった。
・ソウルラッシュはモレイラJの腕がさすがの一言。
馬自体が強いのはもちろんだが、内枠からロスなく進めて最終コーナー回ってから、馬軍を縫って前が空いてからは末脚がはじけた。
ナミュールに差されたが、この馬も負けて強い競馬だったことは間違いない。
・ジャスティンカフェは後ろのポジションを確保し、ノーマークの影響か不利も邪魔もされる事無く最終直線ですっぽりと前が空く。位置を少しだけ変えながら、伸びてきた。2着ソウルラッシュとはほぼ差のない3着だった。
・ナミュールは藤岡Jの魔法としか言えない。完全なテン乗り。スタートから一気に伸びることはなくゆっくりゆっくりと後ろのポジションへ。しっかりと脚を貯めて直線に入るとかなり外を回った。
前をレッドモンレーヴに塞がれるが無理やり身体をぶつけてさらに前へでて伸びて勝った。
今まで横山武Jが乗ったときは不利も多く、満足な競馬ができないことが多かったが、不利が無ければこれほどかと思わせる強い競馬だった。
夏を超えて多少体をぶつけられてもへこたれない精神力をナミュール自身がつけたのかもしれない。
完全なテン乗り、後方からの大外回し、癖もわからぬ馬でレッドモンレーブとのわずかな隙間にねじ込む胆力。驚かされた。

・ジャパンカップぱっと見出走馬の印象
☆イクイノックス
〇リバティアイランド
▲ダノンベルーガ
△ドウデュース
△タイトルホルダー

・印馬の理由
☆イクイノックス 鞍上ルメールJ
誰もが認める世界最強馬。
天皇賞秋も強すぎる内容で、どこまで本気だったのかわからないレースで未だに底が見えない。
陣営もここに焦点を合わせてきていることを考えれば、万全と考えてよいと思う。
枠順にもよるが、大外などのよほど不利な枠を引かなければ盤石。

〇リバティアイランド 鞍上川田J
今年の牝馬3冠馬。イクイノックスに勝つ可能性を上げる最大の要因は54kgの斤量。
オークスよりも1kg軽い斤量はかなり有利なのは間違いない。
オークスでも最後は流して2:23:1のタイムはダービーのタイトルホルダーのベストタイムと同じ。
牡馬との力負けもひっくり返る可能性は十分にある。

▲ダノンベルーガ 鞍上モレイラ
天皇賞秋は前の馬が崩れる中で、中段から抜け出しての4着。
イクイノックスからは大きくあけられたが、末脚勝負での2・3着候補としては最有力。

△タイトルホルダー 鞍上横山和生
極端に左回りの競馬が少ないタイトルホルダー。
パンサラッサが同レースに出走するころから、ペースは速くなる可能性が高く、パンサラッサと二頭でレースを引っ張ることになると思う。
スタミナお化けなのは間違いないが、左回り・逃げ不利の東京競馬場では分が悪い。
有馬なら、チャンスはあったように思う。

△ドウドュース 鞍上戸崎
ケガの影響で鞍上変更があったため割引。
G1戸崎Jでさらに割引。
前走の戸崎J騎乗の天皇賞はテン乗りの結果としては悪くないが、今回どうかと言われると疑問。
ペース配分の違いはあったにせよ、2000mのパフォーマンスを考えると、2400mがどうかと言われると疑問符。


・一週前現時点追い切り評価(よく見えた馬)、感想
イクイノックス、タイトルホルダー、ダノンベルーガ、ドウドュース、パンサラッサ、リバティアイランド

・総評
間違いなく二強の対決となると思われるが、ドウドュースの仕上げ、タイトルホルダーもここに焦点を合わせていること、昨年のオークス馬スターズアンアースが夏を超えてもう一回り変わっていればと考え始めるとどうなるか読めない。

一週前追い切りではリバティは動きと合図からのの反応だけを見ていたように思える。
イクイノックスは、そこまで力を入れているように見えないがあのタイムは恐ろしい。

印は多分変えないが、△を少し増やすかも…
いづれにしても◎○二頭で厚めが間違いないレースだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?