スプリンターズステークス2023 振り返り

・2023.10.1 スプリンターズステークス結果
・馬券の結果
・パドック評価
・レース短評
・次走期待馬


・結果 馬券当たり


◎1 ナムラクレア
〇13 ジャスパークローネ
▲10 マッドクール
△8 メイケイエール
△9 アグリ
△6 ママコチャ
△2 テイエムスパーダ
馬連・ワイド 1・13・10 ボックス 各3通り
3連複 1ー13・10ー8・9・6・2・10・13 9通り
ワイド、3連複当たり

・最終印の理由


別途「スプリンターズステークス最終追切評価」に記載。

・パドック評価


◎1・13
〇8・9・12
△2・6・10・5
パドックでの評価結論:
ジャスパークローネ・ナムラクレアが非常によく見えた。
1ナムラクレアは非常によく落ち着いており集中力も十分に見えた。
13ジャスパークローネは使ってきたとは思えない集中力と落ち着き、前進気勢を感じて高評価。
8メイケイエールはうるさいところを見せず、落ち着いており、筋肉のメリハリともに素晴らしいように感じた。
パシュファイヤーは気になったが、これはと思わせる出来。
9アグリ外目を気持ちよさそうに歩いており、前走の疲れも少なく見える。
12ドルチェモアはよく見ると舌を出しており、そこはマイナス評価するべきだった。
ゲート入りも嫌っており、気持ちが切れていたかもしれない。
2テイエムスパーダ外目をしっかり歩けている。力は出せそうに見えた。
6ママコチャちょっとうるさい仕草は見せていたのは気になったが、体重に比べてすっきりとした馬体で好調に見えた。
10マッドクールも少しうるさい。物見もしていたため普通評価。
5ウィンマーベルは二人引きだったが、前進気勢の表れに感じた。
うるさいところとは思うが、身体の引き締まり方を評価。

・レース短評


  最終的な結果はもともと想定していたものに近かった。
 スタートは五分に見える。
テイエムスパーダ、モズメイメイ、ジャスパークローネが一気に先行逃げ体制を作る。
ここでナムラクレアはマッドクールに思ったより近い距離で前を取られてしまっている。
 ダメというよりはストレスが強そう。
 ママコチャはモズメイメイの後ろに入って、ちょうどよいポジションを確保。
 メイケイエールもママコチャと同じ位置が欲しかったのだろうが、ここはナムラクレア、メイケイエールともに枠順に運がなかった。
 ナムラクレアはまた少し下げて、それでも5・6番手あたりをキープ。
 コーナーに入るあたりでママコチャが少し前へ。
メイケイエールは折り合いがついていて、ママコチャを前に見ながら少し外目の悪くない位置へ。
 600を切ってママコチャは早めに仕掛けていく。
後ろの馬たちは思ったより縦長の展開で、少し苦しい。
ここから前に出て行っていない時点で勝負あった。
 ママコチャが出て行ったのを見てナムラクレアも前に出ていこうとするが、そこにはメイケイエールがいる。
 ここでも外を塞がれ、中途半端な位置取り。
モズメイメイがペースについていけないのか少し下がったことでナムラクレアは進路が狭くなってしまった。
 逃げのペースは想定通り逃げ馬筆頭のジャスパークローネがしっかり作った。
 ジャスパーが作ったペースについていけず、テイエムスパーダとモズメイメイはおいていかれて、勝負あり。
 最終コーナーを回った時点で、ジャスパークローネ、ママコチャがほぼ先頭で並ぶ。
 ここは想定外。ママコチャが少し控えるするとは思ったがここまで前にいるとは思っていなかった。
 こうなってしまうと、川田ジョッキーのさすがの手腕でぐいぐい押していく。
 ナムラクレアはママコチャの後を追いながら、懸命に足を延ばすが想定よりも伸びが悪い。
コーナーを回ったマッドクールは、内らちから3~5馬身ほどの良い位置にもポジションを取った。
 前も空いておりあとは追い込むだけ。
 残り100mでジャスパークローネが残念ながら力尽きる。
ナムラクレアも懸命に追うが、道中のポジション争いのダメージなのか、位置取りが原因か伸びがもう一歩だった。
 最後は剛腕で残したママコチャ・川田ジョッキーが勝利。
 マッドクールは惜しかった、負けて強い内容と思うが勝ってもおかしくなかった。
敗因があるとしたら道中のポジションだけと思う。
通ってきた道が思ったより荒れており、その点はママコチャの方がきれいな道を通ってきた。
その分スタミナは使っているはずだから、ママコチャが強いことも間違いない。
 ナムラクレアは本当に残念だった。
行きたいポジションをことごとく取られていたように思う。
結果的に内目の枠を生かしきれず、外に逃がそうとしたらママコチャ、メイケイエールにふさがれ、ジョッキーの差と言ってしまえばそれまでだが、その通りなのかもしれない。
坂井、川田、池添ジョッキーたちの方が上手だった。
ジャスパークローネもできる限りのレースをした結果だと思う。
このハイペースで4着に残したことは評価したい。
メイケイエールは精神的な成長が見られたが、能力的な旬は過ぎてしまったかも…。
 

・次走期待したい馬


マッドクール ハナ差の本当に差のない2着で力を示した。
ママコチャ 川田ジョッキーの力も大きいが、ギリギリマッドクールの追走を交わした勝負強さは高評価。
ジャスパークローネ 逃げ切ることはできなかったが、逃げ馬勢の中では最先着。
しっかりとペースを作って4着残しは十分。
アグリ ひっそりと上がり3着(33.9)の脚で後方からの馬たちの中では最も伸びてきた。
展開が全く向いてなかったことを考えれば次は改めて勝ち負けがあると思う。

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