吹奏楽/wind-ensembleの世界最高の巨匠 フレデリック-フェネル先生を語る!!

巨匠 フレデリック-フェネル先生とは?

幼少より、音楽の専門教育を受けた後に「high-school時代=A-D ハーティングに指揮法」を学ぶ。後に「イーストマン音楽学校(音大)にて打楽器 percussionを学び」その後留学生として「Austria ザルツブルク モーツァルテウム音楽大学にて学ぶ」その後母校イーストマン音大にて教授として教鞭をとりつつ、自身の発案による「wind-ensembleの定義により、イーストマン音大の最優秀生徒を選抜したwind-ensemble」を組織する。
後に「東京佼成wind-Orchestraの終身桂冠指揮者」として、世界一の水準にまで高めた功績は素晴らしいものが在る。
その実績 才能実力と共にまさに「世界が認めた この大石良雄が認めた
世界最高の吹奏楽 great-conductor」!!!!  F-フェネル先生であります。


かつて日本人として「吹奏楽の権威」として作曲/編曲/指揮者として活躍され多大な功績を残した「藤田玄蕃氏」がおられましたが、残念ながらこの日本には吹奏楽全般に対しての権威ある巨匠が大変に少なく、確かに一部では
「岩井 の某禿げ爺」の名を挙げる者も少なからずいる様子ですが、正直自分大石は「岩井 の某爺」等は一切認めておりませんし、評価もしておりません。逆に破壊者と認定します。特に「African-symphony」の編曲が最悪で
あんな酷いArrangeはどうしようも無い!!! こんな駄編曲を有難がっている様では日本としての「お里が知れる」!!  いずれ自分大石は「名の有る一流のアレンジャーに自費にて、再編曲を依頼する事」も考えております。
それ程に吹奏楽とは「難しく 奥が深く しかし遣り甲斐の在るgenre」と言えます。その上に大変腹立たしいのは「ブラバン」と言う誤った通り名です。

*brass band=通称ブラバンとは?=元々大英帝国Great Britain north-Irelandで
発生した「あくまで簡易的な吹奏楽の名称」であり、基本「wind木管楽器」は一切使われずに「brass金管楽器のみ」で構成される「簡易的吹奏楽」の名称であり、正直「芸術的表現も既定のArrange編曲路線も、何もかも全てが大幅に劣る、大変に残念な似非吹奏楽編成」です。
但し「担当指揮者やreader 顧問等にとっては、まず指導がやりやすい、割と簡単  」と言う事も確かであり、Great-Britain中心にかなりの数の「ブラバン
金管バンド」が存在します。
編成としては「trumpet trombone tuba cornet horn 等を中心に後は打楽器
percussionを加えた編成」=つまり「正規の吹奏楽編成=木管windを除いた編成」と考えて頂ければ正解です。
なお本家イギリスでは「あの巨匠エドリアン ボールトが、英国national 
brass-band-societyのTop」を勤めておりました。
但し、上記の理由から芸術的/音楽的価値は?=正直大幅に劣ります。

*その劣る理由とは何故か=此処に如何に「木管wind instrumentが素晴らしいのか? 無く名はならぬ存在なのか?」が解ります。
とにかく金管楽器のみでは、音色tone-collarが全て似通っていて聴いていてもとにかく面白くも無い。迫力があるとか何とか言われるが、此処に大きな誤りがあり「吹奏楽とは? 視た眼の派手さ等では無い」と言う事です。

*木管/wind instrument=flute  clarinet  oboe  fagotto  sax等を差しますが、これらの楽器の素晴らしさ 見事さは、今さら何を言っても始まらない。

(1) 巨匠 F-フェネル先生の基本理念とは?

☆作曲家がoriginal-scoreに記載した通りの編成で演奏する。
 =非常に腹立たしいのは!! 「様々な理由は解かるし理解できる部分も在るが、例えば? 自分のbandに oboeが無いっ  fagottoが無いっ  まぁ、そんなもんどうせ解かりゃしねぇからしらばっくれて演奏しちまうべぇ」てな、実に安易な思考が世界中に満ち溢れている事。
こんな無礼非礼な態度がありますか? 作曲家に対して失礼過ぎる対応です。
此処に確かに「oboe  fagotto が在るのは? きちんとした正統的な理由が在り、それをきちんと作曲家がscoreに指定している以上、絶対にそれは厳守されねばなりません。特に「スーザのMarchなどはきちんとした制約が在り、例えば?=ほぼ必ずtimpaniが入っている事   更に「bass-dram大太鼓と
cymbalsは、必ず一人の奏者によって演奏される」等。
正直「自分の様に本当に吹奏楽が好きで、自らbandにも入りtubaを奏し
経験者でも在る者  感覚に秀でた者  耳の良い者 等には直ぐに解って」しまいます。特にこの「oboeの実にcharmingな音色 tone-collarは、得難い音色で在りこのoboeが入るか? 否か?では、雲泥の差」があります!!
更に「flute  clarinetは、orchestraで申せば主役 最高の花形である言わば
弦=stringsに値する立ち位置の楽器」です。

☆solo担当出来る程のメンバーで最低限度で演奏する。
=吹奏楽には、きちんとした人数の定義が存在し「最低人数24人」と決められております。
これは何より「各楽器間におけるbalance」を最重要視した結果考定義されている訳で、F-フェネル先生もこの定義に基づいた編成を行っています。
この定義は絶対的な拘束では無く、あくまで「作曲家の意思とscoreに明記されている楽器と人数を厳守」することにより、つど曲により内容編成も異なる これが定義とされている。更に「各個人がsoloist」を勤められる程のハイレベルの奏者を揃えていたのが,eastman-wind-ensembleでした。

☆手兵 Eastman-wind-ensembleとは?
=F-フェネル先生の出身音楽学校で在る「eastman音楽学校在校生の中で、最優秀の生徒だけをmemberに編成した 世界有数の最高トップレベルにある
真の意味での吹奏楽団」と言えます。
この新規編成の後、この世界一のbandは「Mercury-recordに多数のrecording
を残し、在任中約10年に渡り名声を欲しいままに」いたしました。

❄世界のTop-class吹奏楽団  introduction

*スーザ band (戦時中と除隊後に別れる)
*new スーザ band (上記のcopy band  最優秀!!)
*Eastman-wind-ensemble
*東京佼成wind-orchestra
*カラビニエーリ吹奏楽団
*France ギャルド レピュブリケーヌ吹奏楽団 (世界一)
*Cleveland-symphonic-winds
*ポール ヨ―ダ―吹奏楽団
*大日本国 国防省国防軍音楽隊
* America 海兵隊band
* Australia  国防省国防軍band

❄ 参考 吹奏楽団の楽器編成/人数とは

*flute/piccolo        メロディー=2
*clarinet                メロディー=4-6
*bass-clarinet        バス          =1
*alto-sax               メロディー=2
*tenor-sax            ハーモニー=1
                             対旋律

*baritone-sax       バス          =1
*trumpet              メロディー=3
*horn                   ハーモニー=2-4                                                                                                         対旋律
*trombone          ハーモニー=2-3                                                                                                    メロディー
*Euphonium       メロディー=1                                                                                                       対旋律 
*tuba                  バス低音    =1-2
*oboe                 メロディー=1
*fagotto              バス          =1
*contrabass         バス低音  =1
*percussion        リズム      =4
(大太鼓 小太鼓 シンバル  他持ち替え)

★以上最低でも24-30名程度は必要。


★以下 参考としてスーザの例

☆更にJ-F Sousa  スーザの規定では?
*cornet
*Sousa-phone
*harp
*timpani
等が新たに加わる。
なお「大太鼓/cymbalsは一人の奏者担当」と規定が在る。
なお「スーザband」は、常時50-60名は居たと言うから
大変な大所帯と考えられる。

❄特別 幻のスーザ technic アナリーゼとは?

かつて「スーザ吹奏楽団」には、口述のみで伝えられる㊙technic=
「スーザ アナリーゼ」なる秘伝が在ったと伝えられている。
この㊙tech.は、口述のみであり一切の文書も記録も厳禁されていた為に
我々は何も知る事が出来ない。更に研究者にとってやっかいな事は?
「スーザ吹奏楽団の録音 recordingには相当に大嘘が多く、本当にスーザ自身の指揮なのか? 偽物なのか? 他のbandの似非偽物録音なのか? 等が一向に
はっきりしないと言う重大な事実」が在る。
どうもスーザは録音に対して不信感が在ったらしく、録音を嫌っていた。
自分大石の膨大な「archives library」の中で「1890年代に録音された」と記載されている何曲かは間違い無くスーザの自作自演と目されているが、それらの演奏を極力冷静に真剣に熟聴した結果、、、、、
「何となく、朧げに視えて来た幻のスーザ アナリーゼ」とは?
「おそらくは、tempoと演奏自体の揺れ 揺らぎ?」では無いか? と推測される
何故ならば、よくよく聴くと「演奏はかなり前のめり?であり、常に何分の一かは先走りしており、それが全体的にそうなっている? 要にも聴こえる為に、此処は=常に正統的正常なtempoを演奏をmechanismの様に正確に保つのでは無くて、常に自然な音楽的な揺らぎを求めていたのではないのか? と
推測される。この「極めて自然な音楽的なtempoの揺らぎと、決して機械的性格さのtempoでは無い音楽的な揺れ」こそ㊙technicでは無いのかと。

*なお、一部で公然と囁かれる「スーザoriginal録音物には、シンバルも大太鼓も入っていない」と言うのは大嘘で、実はきちんと編成に入っていて録音もされている。

❄もしかして? F-フェネル先生もスーザと酷似     していたのでは? そう思われてならない!!

つまり「スーザとフェネル先生とは ?  そういう㊙technic アナリーゼの点で似ていると言うか共通点がある様に想えて、その一つが=極めて音楽的で芸術的なtempoの揺らぎとcantabile=歌って踊らせるtechnic」なのでは?
と思えてならない。

   ☆㊙は?tempo揺らぎとcantabileか?


❄ 我が大日本 国防軍band 最大の弱点とは?

正直な処「演奏自体のtechnicの正確さ、missの圧倒的少なさ 技術の優秀さ」等にかけては、おそらく世界最高の「ギャルドにも匹敵しそうな位の日本国
国防省 国防軍音楽隊(旧称 陸海空自衛隊音楽隊) でありますが、大変に残念な事に「致命的な弱点」が見受けられます。
それは? 「あまりに演奏自体がクソ真面目過ぎて遊びの要素が全く無く、更には、あまりに意図的にtempoを規定通りに抑え込む=乗ってきている感情を無理やり抑え込んで、熱を冷ましてしまう」様な演奏が非常に多々見受けられるのです。此処が物凄く残念であり惜しい!!  惜しいのです。
音楽とは? 演奏とは? 「つど電子レンジで解凍する冷凍食品では無いし、
liveで融通の利かないPC-music/伴奏等とも全然違う」はず!!
あくまで「生身の人間同士が、感情ぶつけ合って切磋琢磨して、ある時は
喧嘩しながら、小競り合いしながらも音楽演奏と言う高い高度な芸術表現に挑戦する」訳ですが、此処には当然ながら「人間だもの、機械では無いのですから乗ってくれば当然気持ちも熱くなりexciteし、髪ふり乱して顔真っ赤にして前のめりになって人目憚らず熱演する」!!  
当然tempoは速めになるし音色も高く輝きを増す!!  これを指揮者は意図的に抑え込んでしまったら駄目でしょう!!    此処を自分は強く 強く申し上げたい
これ程レベルも高く高度な演奏表現が出来るのに、、、残念です!!
この日本独自の「縛り  控え目さ  しとやかさ  情け」が消えた時  おそらくは
凄まじいばかりの大熱演が聴ける!!  そう信じて疑いません。


❄ F-フェネル先生 その偉大な指揮/♩表現

まず一言で申せば?=「March 行進曲を唯の実用行進曲としてでは無く、確実に高度なconcert-March  極めて芸術的素養の高度な行進曲表現にまで高めた事」と言え、この功績は誠に偉大で在り高く評価されねばなりません。

☆ まずこの為には「F-フェネル先生はあえてoriginal-scoreに手を入れて極めて芸術的な改編=編曲 Arrange  re-arrangement」行いました。
これについては、確かに一部では評価が分かれる問題でも在りましたが、大切な事は「作曲家のoriginal-scoreに何らかの不足や、効果を阻害する何かが感じられた場合=あえて手を入れる事を拒みません」でした。
こういう点はトスカニーニにも酷似しています。

☆ 特にこの「再編曲 Re-arrangementは、percussion打楽器partに大きく割かれていた模様で在り、基本的には「F-フェネル先生は、基本scoreの改変はほとんど僅かに留め、打楽器のpartを大きく変更改良した点、解釈広げ途中和声を拡大した事等が、誠に大きく、素晴らしい音楽/芸術的表現を倍増」していました。

☆ 頻繁に動く 揺れるtempo
特にこの「常に揺れ動くtempo」については、これ程音楽的芸術的な「揺らぎを演出できる吹奏楽指揮者は皆無」と言って良いでしょう。


☆ F-フェネル先生 傑作名演集ご紹介 (抜粋)

*Washington-post       以下全 eastman-wind-ensemble
*雷神
*士官候補生
*自由の鐘
*エル キャピタン
*king-cotton
*star&stripes for ever
*海を越える握手
*無敵の鷲
*合衆国野戦砲兵隊
*剣と拍車
*勇敢成る第七連隊

*嵐と陽光の中に
*バーナム&ベイリーの愛好曲
*インヴェクタス
*スクリーマー
*雷鳴と稲妻
*ほら吹き
*われ等アメリカ人
*サーカスの峰
*Rowling-sunder

*American-patrol
*lights-out
*the billboard
*コーネル ボギー
*旧友

*錨をあげて               Cleveland-symphonic-winds
*星条旗よ永遠なれ

*錨をあげて                 東京佼成wind-Orchestra
*旧友
*国民の象徴 (national-emblem)
*アメリカ野戦砲兵隊

*感想=まず「最上eastmanバージョン」だが、正直「America Mercuryの音は
非常に録音が良くない!!」確かに1950年代以降の一部monaural&technical
-stereo (疑似立体音響) もあるが、音の録り方と言いtape編集の適当さいい加減さには残念だ。この録音状態さえもっと真面ならこれだけの素晴らしい名嬰なのだからもっとずっと音楽的な音がするはずだった。
この点「Mercury labelは最低最悪のrecord-maker」だ。
しかし、それを補って余りあるのが「フェネル先生の指揮と編曲」であり、
こんな悪条件の中でも素晴らしい演奏だ。特に「Washington-post」の物凄い凄まじい演奏はまさに驚異的で、こんなに音楽的に素晴らしいWashington
postは初めて聴いた!!  他の演奏とは全く別の違う曲に昇華されたのだ!!
炸裂するpercussion!!  踊るrhythm!!  驚きの超名演だ!!

「士官候補生」も抑えたtempoがまた上手く、オーボエのcharmingな音色がまた素晴らしい効果を出す!! 「キング コットン  無敵の鷲」も特筆物で、どうして此処まで音楽的な 芸術的な泣かせる表現が可能なのか? 解らない!!
つまり「鳴っている音楽が生きている!! 躍動している」のだ!!

更に驚きなのは!!?=「中盤のサーカス音楽集」なのだ。サーカス音楽と言えば? この日本では「サーカス=曲馬団と呼ばれ、古賀政男の野郎がこさえた
サーカスの歌=旅の津波黒 寂しきゃないか 等と言う物悲しい全然楽しく無いサーカスの歌/曲」があるが、本家Americaのサーカスってぇのは日本等とは全然全く違い、大パノラマのテントの中で繰り広げられるド派手な巨大なperformanceは、日本の比では全然無い!!  此処には必ず「初見が利く非常に優秀なサーカス bandと指揮者」がおり、素晴らしいバッキング音楽/生の
BGMを演奏していた!!  その演奏能力の高さは素晴らしく、当時の名も無い
貧乏作曲屋たちがこぞってそのサーカスbandと指揮者に自作曲を献呈し、サーカス小屋で演奏してもらうのを最大の名誉としていた。
上記の曲の中でも大半はそういう素晴らしいサーカスbandと指揮者に捧げられ後世に残った名曲ばかりであり、その「凄まじいド迫力と見事なmelody-Rhineを持つ心に残る名曲」は、サーカスを否応なく盛り上げていた。
まさにフェネル先生の指揮はその面影を多分に残す素晴らしい演奏で在り、
其処には「変幻自在のtempoの揺らぎと凄まじいrhythm感!! perfectな演奏」と文句のつけようの無い音楽演奏が心をわし掴む!!

最終下の「欧米の有名March」だが、特に優れているのが「American
patrol  アメリカ巡羅兵」だが、かつてこれだけの音楽的なAmerican
patrolは聴いた事が無い!! 「 lights-out」も特筆で、何故こんなに表現が音楽的なのか? こういった処こそ他の指揮者では得られないフェネル先生の
「フェネル節」なのかも知れない。黙って聴けば解る!!

更にeastman-wind-ensemble以外のbandも、フェネル先生はかなり多く指揮されてrecordingされておられるが、その特筆物として強く推薦されるのが
この「Cleveland-symphonic-winds」である。eastmanと比べて相当に人数も編成も大きく巨大なこのClevelandは、また全然違った顔と音を聴かせてくれる。まずこの「錨をあげて」であるが、この名曲には? 3つのformatが在り
(1) original作曲者ツィムマーマン original-score
(2) 上記originalをArrange 編曲したversion
(3) 吹奏楽指揮者 ポール ヨ―ダ―編曲version
このフェネル先生はおそらくこの(2)のversionを参考に、新たにArrangeを
施したものがrecordingされているが、これがまた素晴らしい音色と分離と迫力で見事にrecordingされていたのだ!!  makerが異なり時代が下ると此処まで違うのか? と脅かされた演奏で在り、フェネル先生は意図的にか? tempoを緩やかにして、その分低音=bassを強調し、percussion打楽器もffには変わらないが,Eastmanとは全然違う鳴らし方のapproachの相違には勉強になる!!
音質と言い音楽的な表現と言い素晴らしい演奏だ!!

最後の「東京佼成wind-orchestra」を指揮されたversionだが、これもまた
他のbandとは全然音も音質も異なるものの、実はフェネル先生の良い部分が一番良く表れていると言える超名演奏と言える。
音質もrecordingも大変に良く優れているし、何より演奏自体も「当初かなり
面食らっている様な東京佼成だが、実は? 何時の間にかeastman-wind-ensembleが乗り移ったか ?の様な見事な演奏をしているのが解るだろうか?
つまり「初期手兵のeastmanの演奏そのものを引き継ぎ、格段に音質もrecordingも大幅にUPしている」のが、何を隠そう東京佼成の演奏なのだ。

❄ 参考 他一流artistによる吹奏楽曲 紹介

☆A-トスカニーニ編曲/指揮  NBC交響楽団
*星条旗よ永遠なれ
*America国家 星条旗
*エル キャピタン
感想=どれをとってももはや最高以上の出来で、トスカニーニの編曲能力の素晴らしさには驚きと感動ものだ!!  特に「エル キャピタン RCAstudio録音版」の物凄さ素晴らしさは天下一品史上最高の出来栄えで在り、実に自分は数にして100を超えるこの曲を聴いたが、トスカニーニに並ぶ者すら無い。
全く別の大芸術曲に聴こえる!! これこそ世界一のエル キャピタンだ!!!

*注意!!=「星条旗よ永遠なれ  エルキャピタン」等は解っているだけで各
3種類の違ったversion=録音年 更にstudio録音か? live録音か?にも分かれていて、全て聴き込んだ上での判断が求められる。私見ではstudio物が最高だ。

☆R-バーンスタイン指揮  編曲?  NY-Po
*星条旗よ永遠なれ
*双頭の鷲の旗の下に
*旧友
*ルール ブリタニア
*英国擲弾兵
*錨をあげて
*national-emblem
感想=さすがに生粋America人バーンスタインだけあって、見事と言うほかは無い程の超名演!! 特に「錨をあげて 星条旗よ永遠なれ」等は吹奏楽では無しえない,フルオーケストラ編曲でのみ聴ける大傑作であり、早いtempoとNY-Poの物凄いtechnic!! 段々乗って来る団員たちの乗りに乗った熱演が聴ける
素晴らしい名演奏が此処に在る。

☆E-ボールト指揮   編曲?   ロンドンPo
*錨をあげて
*ガダルカナルMarch
*星条旗ょ永遠なれ
感想=ボールトはこんなに吹奏楽の指揮が上手かったのか?  そう思わせる程に良く出来た名演で在り、特に「錨をあげて」が素晴らしい! !
この編曲Arrangeは「上記バーンスタイン盤の編曲と極めて酷似」しているが、各微妙な点で細かく違っている。音の分離とchannel-separaeionはボールトの方が良く、奇麗に録れている。「ガダルカナルMarch」もロジャースのTVdrama「アメリカ海軍の勝利」の中の曲だが、大変な名曲でも在りこの
ボールト指揮の演奏が更に素晴らしく、このド迫力には興奮した。

☆A-フィードラー指揮   編曲アンダーソン   ボストンpops-O
*星条旗よ永遠なれ
*ボギー大佐
*旧友
*双頭の鷲の旗の下に
*サンプル エルムーズ
感想=推測では「編曲Arrangeは、ボストンpops専属のアンダーソン」と思われるが、この編曲がまた実に素晴らしく良く出来ていて、他の演奏やアレンジが霞んでしまう程だ。特に「星条旗よ  ボギー大佐」等の編曲Arrangeは、驚異的な程に斬新で素晴らしく、全ての編曲の手本となる素晴らしさだ。

☆ エフレム クルツ指揮   編曲=winter   フィルハーモニアO
*ラデツキー行進曲
感想=このラデツキー行進曲こそ世界一のこれ以上無い大傑作と言える。
この「親父シュトラウス 唯一曲のhit作ラデツキー」とは?  演奏が非常に難しい。何せ「起承転結に乏しく、盛り上がりも無く、興奮も無い」極当たり前のMarchなのだ。つまり今まで何処の誰の指揮者もこのラデツキーを
真面に響かせた演奏を出来なかった!!  しかしこの「クルツ指揮 編曲Arrangeは=winter」versionは本当に素晴らしい出来だ。このwinterはほぼ同時代の作曲家編曲家として知られ、特にこの「ラデツキーの編曲」は、オリジナルのつまらなさを帳消しにして全く別の曲の様な感覚に陥らせるArrange編曲は見事だ。打楽器の賑やかでリズミックな作用と、第二themeにおける
バッキングのcounter-melody(対旋律の和声の付け方の見事さ) 等は特筆もので、かつてこれ以上のラデツキーは聴けなかったし、今後も無い!!
世界一の不動の価値を持つラデツキーMarchが此処に在る!!

                     今回の総括 裁断

* 吹奏楽とは? orchestraとは異なる

* 吹奏楽には?独自の感性と技術が要る

* F-フェネル先生こそその星の下に生まれ          吹奏楽の為に全てを懸け捧げた人生!!

* 其処には、如何なる巨匠でもたどり着けない     孤高の壁が在り、其処を超越したからこその     F-フェネル先生の存在が光るのだ!!


❄ F-フェネルは決して死なず その名は永久に!!

     フレデリック-フェネル先生に栄光在れ!!!


★note御来訪のlighter/皆様へ
今回も遅ればせながら、また記事をUPさせて頂きました。
何かと不自由な状態の中、思う様には参りませんが、今後も
命の続く限り、このnoteと言う場においてbestを尽くさせて頂きます。
今回も本当にありがとうございました。
(医薬品臭漂う病床にて  大石 記す)

                      ★staff
*口述著作     =大石良雄
*PC打ち込み=高梁美砂子(volunteer)
*support      =喜多村 泉(volunteer)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?