迷言? 努力に勝る天才無し の 本当の意味とは?

もう既に60年以上前から、我々の世代を始め、世代間を前後してまでもこの
「努力に勝る天才無し」と言う言葉が使われ、崇め奉られて来た。
過去の日本人も現在の者達も、実はひとつもこの言葉=phraseの真の意味も解らず理解しようとせず、適当に使って来たしかし、この場ではっきりさせる責任と義務が、我々には在る。

      ☆努力に勝る天才無し等は大嘘!!  

この言葉phraseの持つ本当の意味とは?「努力を積み重ね=stackingして、少しでも上に行き結果を出す事が、天才に一歩近づく」と言う事だ。これが勝手に独り歩きして「拡大解釈に繋がり、更に日本の高度成長期に合わせての
「超モーレツ社員だの24時間働けますか?」だの、意味をはき違えたCM-catchphrase等が流行った。何者かの卑劣な犯行か?

            ☆イチロー元選手の名言

どんなに死ぬ程努力しても、俺と同じになれる等思うな。当然だ。

        ☆名指揮者G-ショルティの言葉

G-ショルティは20代の若き日に「ザルツブルグ音楽祭で指揮を取るあの
A-トスカニーニの下でアシスタント」を務め、更に本番では「グロッケンシュピールの演奏担当し、live録音が残されている」のだが、この時のG-ショルティの感想は「トスカニーは当時70代を超えていたが物凄く精力的で在り、エネルギッシュな指揮そのものだった。此処で「才能などと言う物は、努力の一部でしかない事を思い知らされた」と。

      ☆イチロー&ショルティが言外に語る事

違う事を言っている様で実は「根本は同じ事を言っている」のだがお解りか
*「イチロー元選手」は=人間それぞれ生まれて来た状態から育っていく状態まで全て全く違う。持って生まれた「元々の素質や先天的な体力差 更に持って生まれた つまり天から元々授かっていた力=才能=センス」等などが全て異なれば、その人間個人の生きる目的や役目も異なるはず。
其処に「唯只好きだから、大好きだから、死ぬ程努力すれば俺と同じ様になれるか?と言えばそれは無理だし決してイチローにはなれない」と。努力にも限界が在るのだと言外に語っているのだ。

*「G-ショルティ」は=才能などは努力の一部でしか無い事をトスカニーニから学んだと口では言うが、其処には明確な「もはや自分にはこんな事は出来ない」と悟っていた事。まぁそれほどトスカニーニの才能実力努力とは凄まじいものだったから。おそらく此処でG-ショルティは、同じ指揮者としての道を歩む事になるのだが、トスカニーニには到底勝てない  ならば別の方法方策でトスカニーニに勝とうとしていたと思われる。よってG-ショルティはトスカニーニと同じ土俵には立たずに別の土俵で勝負した=やはりトスカニーニは天才だったと認めていたのだ。

☆天才とは? 天の御神仏より授かったpower

この不思議な、理解を超越したpowerに「人間の努力程度の事で、追いつけるとか、追い抜くなんてぇ事が出来る  等と思う方がおかしい」
この過程で残念ながら、間違った奴らやトチ狂った奴らが例えば?「ド無理な変な、自己勝手な練習重ねて指を壊してしまい、pianistの夢を絶たれてしまった のがシューマン」なんてぇ人もおりましてね。
この悲劇を喜劇と言わずしてどうするか?

    ☆天才 才能  sense 実力 実は全て別物

*天才=天の御神仏から授かった天府の才能
*才能=天才には到底及ばぬが、仕事や世渡り程度は出来る力
*センス(sense) =産まれついて持っている天才よりレベルは劣る
                           ある種特殊な才能に似た特徴                                                     *実力=事にあたって、それを解決するだけの能力

   ☆天才と呼ばれた連中の隠された実態

大嫌いで全く興味関心の無い野球の一例だが(何せイチロー元選手と自分は誕生日が同じなもので、、、) 
*長嶋茂雄=天才と言われ何でも卆無く起用にこなし、何の努力も無く結果を   出すと言われていたが、実は「陰で泥臭い練習を多量にしていた」事実。
*王貞治=言わずと知れた天才だが、かつて野村のクソ爺は「なんて下手な選   手かと思っていたが、彼の選球眼は超一流 天才だった」と。更にやはり陰では「泥臭い練習を多量に行っていた」事実が有る。
実は、何を隠そうイチロー元選手も、陰では相当に泥臭い努力や練習を重ねていた。天才が努力すれば、誰も勝てないのは理の当然だろう。

            ☆鬼の演出屋 蜷川幸雄の言葉

何でお前等よりもJohnny'sの方が努力してんだよ この大馬鹿共めが!!

        ☆天才とは? どうして誕生したのか?

音楽分野における天才とは? 実は2つの種類の天才に分離され
(1)瞬間湯沸かし器型天才=モーツァルト  シューベルト  ロッシーニ等
(2)大器晩成型努力の天才=ベートーヴェン ブラームス ワグナー等
*(1)の場合、音楽は天から降りて?降って来る様で大抵はその場で傑作が完成        されている。大島ミチル様などがこのタイプ。
*(2)の場合、音楽は努力と苦悩苦闘の繰り返し、改良校正変更の積み重ね            で 最終的に傑作となる。
(1)=家庭環境はかなり良く、貧しかったが温かい家庭だった。
(2)=家庭環境が悪く問題が多く、特にベートーヴェンは酷かった。
(1)=人間的寿命 音楽家としての寿命も短かった。
(2)=人間的寿命 音楽家としての寿命も長く生涯現役だった。
上記でさえ解る通り、到底絶対に我々凡人風情には踏み込めない程に
猛烈強烈な人生だった様で、日々刻々が戦いの連続だった。
「音楽を生業  職業として選択した本当のpro音楽家の姿」を視よ!!

    ☆意外と見過ごされ軽んじられるsense

正直自分大石は、年少の頃より「お前の音楽的なsenseの良さは最高で、物凄いものが在る」と何度も言われた。が、、、「才能が在るっ?」と言われた事は正直あまり無い、、、、これは一体何を意味するのか?、、、、、

            ☆具体的な一例(服 住宅 音楽)

(A)=同じ人間でも「ユニクロやタカハシ等の貧民貧乏人御用達の服」を着て         いても、何故か着こなしや色使い等が格好良くて「コイツsense在んな          ぁっ」と思わず言ってしまう程の者。
(B)=同じ人間でも「全身最高級のbrand物でガッチガチに決めて」いても、
       何故か? 「ちんちくりんで奇妙奇天烈、思わず二度見して笑っちゃう様         な「俗に言う senseも美的感覚もゼロってな者」
この上記2者の相違は何なのか?  おそらくは「持って生まれた天性のsense」と言う奴の影響であり、これはもう死ぬまで治らないと。
 
更に、「2人の大工carpenterが同じ図面で同じ家を建てたとしても」
(1)=生真面目な大工は、全て図面通りド正確に建てた。
(2)=遊び心の在る大工は、図面は基本設計図と理解し、自分のsenseと感性で
       随所に遊び心を入れた家を建てたが、基本は厳守している。

また、「2人のpianistに同じメロ譜(基本melodyとchord譜しか書いて無い)を
渡して弾いてもらった処、
(1)=ガッチガチのclassicのみのpianistは、メロ譜をなぞっただけの演奏。
(2)=様々な音楽的引き出しを持つpianistは、奇想天外な発展で面白く演奏

もうお解りの通り、このsenseってぇものが如何に大切であるか? 思い知らされるはずだ。実際にこれらの事例は「世間ではよくある事」で、では
「上記のどちらが世間世の中では役立ち重宝がられるのか?」はもう当然に
(2)のタイプなのである。此処で大切な事は「上記のタイプ(2)のcarpenterも
pianistも、基本はきちんと押さえ保持している事=つまり「肝心要の大黒柱を削ってしまったり、Maineのmelodyが行方不明になってしまう」なんてぇ事は決して無い。此処が「自由気ままに遊び惚ける事」とセンスの良さは全く違うと思い知らされるのだ。

      ☆天才/才能/sense/実力とは全部別物

「大石と言う馬鹿男」を視れば一目瞭然だが、この典型と解る。
つまり「senseとは? 天才の手前の話」であり、それだけ在っても
「才能と言う本筋が無かったり、薄かったりした場合、其処で発展発達が止まってしまうのだ」と言える。つまり此処で「馬鹿で阿保の大石は、神童だの何のとおだてられ、ド田舎ののど自慢で鐘三つ鳴らした程度の事で大騒ぎし、結局何らの使い物にもならねぇクズ」になってしまった典型と言える。
此処で「これ程のsenseが在るならば、おそらく隠されているはずの才能を見つけ出し、磨き上げて実力に繋げる事が出来たならば、、、おそらく大石は今頃こういう処で、変な駄文書いて無ぇで良い暮らししている」と。      (本当かよソレ?)
おそらく世間世界にはこうした「3拍子揃わない=sense 才能 実力」が伴わず、ひとつふたつ欠けてしまっている奴ら   努力をしなかった奴らが余りに多いのは、無念だ。つまり此処にこそ実は、例え天才で無くても、

  努力に勝る天才無し と言うphraseが活きる

もうお解りの通り「天才でも無ぇ者が、何を幾ら死ぬ程に努力したとしても
決して報われる事は無いのだ。此処を  此処をまず心に命じ  では「そうで無い凡才や低脳は何をしたら良いのか?」
*「この際きっぱり諦める=この際母ちゃんと別れようっ!?」(ハァっ?)
*「別の道を探す」
*「仕事生業のprofessionalでは無く,hobby趣味道楽として開き直る」
しか選択肢は無いだろう。無駄な努力は「本人にも周囲にも極めて悪影響を及ぼし、地球の資源も無駄に消費」する。
案外、、、スパっと諦めて忘れた頃に「突然チャンスが巡って来る」なんてぇ事もゼロでは無いわなぁ、、、、問題はその時だ!!
「人間っ 何か事が起きた時に慌てふてめき用意するのでは無く、日頃何が来ても良い様に、準備standbyしておく事も必要」と言外に語っているのだ。

如何だったろうか   貴方は? 貴男は?  貴女は? どんなタイプですか?
もしかして「あなたのお隣の人ってぇ  天才かもしれませんよ」





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