見出し画像

息子の外泊

今日は久しぶりに、子育ての初めてがあったので・・・
未来の私のために記録がてら書いてみます。

9歳息子、初の外泊

我が家は実家も遠く(飛行機の距離)
義実家は男所帯で、私たち両親と離れて眠る機会がなかった息子。
彼はすごく甘えん坊というほどではないけれど、
それなりに寂しがり。
時々母の布団に潜り込んできて(普段別々に寝ています)
くっついてくる男の子。

不安よりも楽しみが優っていて、
親のいないお泊まりを楽しみにしていました。
準備も自分で揃えた
記名のチェックや準備の手順でひともめしても
すぐ気持ちを切り替えて楽しそう

こんなにワクワク、楽しみになるんだなぁ。
随分お兄ちゃんになったんだなぁ。
そんな気持ちで息子を眺めた。

お兄ちゃんのいない夕食

我が家の妹二人はとっても仲良しで
お兄ちゃんがいないとずっとふたりでくっついてキャッキャやっている。
「今頃お兄ちゃんどうしてるかな?」
そう何度か呟きながら。

ああなんか物足りないと思ったら彼がいないのか。
ご飯は何食べてるかな?
(給食を残したことがない、毎日お代わりしたい男子なので心配はしてないけど)
お風呂は入ったのかな?
夜はどうやって過ごすんだろう

ふと頭に浮かんでは気になる。

息子は困ったことがあれば大人に助けを求められるし、
人に話しかけるのも必要があればできる。
ご飯もよく食べるし熱も出さない。
騒いだり、暴力的なこともない。
きっと何も心配することはないだろう。

それなのに、何がこんなに気になるんだろう?

18歳で家を出て一人暮らしをした私

実家から飛行機の距離の大学に進学した私は、
18歳から一人暮らしをした。

当時毎晩のように親から電話がかかってきて、
家にいるのか?
もう帰りついたか?
ご飯は食べてるか?
当たり前のことを聞かれた。

私は次第にめんどくさくなり、電話に出るのをやめた。
ちょっとは娘のこと、信用してよ、って思った。
そして、どうせ会いに行けない距離なのに無駄な心配して、と思った。

私の両親はきっと安心したかったのだ。
自分に言い聞かせるために、つい電話してしまっていたのだろう。

確かに大学生の一人暮らしは危ういし、その心配もあったに違いない。
しかしそれとは別に、親の下心もあったんだろうなと今私はようやく知った。

私と離れている息子へ

息子が私と離れていても、幸せに楽しくいてくれたらいいなと、つい思ってしまうのだ。

それは子どもにとってちょっと嬉しいプレゼントでもあり、
その時の気持ちや、大きさによってはちょっぴり面倒な荷物だろう。

それはきっと子どもに押し付けるものじゃなくて、
親がこっそり胸に抱くものだ。

この気持ちは、大切な人ができたという、
子どもからのプレゼントなんだろう。

ありがとうね、
がんばれ、
いつでも、、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?