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河野太郎の「犯罪的マイナンバーカードの利用強制」

生活保護受給者である友人のフィリピン人が嘆いていた。生活保護者が医療行為を受ける際には「医療券」と呼ばれる許可証的書類を発行してもらうのだが、保険証廃止に伴って、その医療券もマイナカードに紐づけることが決定されたのだそうだ。現状、担当のケースワーカーに連絡して発行されているのだが、それがマイナ保険証と同じ仕組みで、カードリーダーで読み込む方式になるのだそうだ。当然福祉事務所には医療券発行用のカードリーダーが必要になるし、1台、2台では窓口が混雑するのが目に見えているから複数設置となってまた税金が無駄遣いされる。重ねて言えば、カードリーダーで発行した後でケースワーカーの確認が必要になるから、もう「2度手間」。生活保護受給者にとって、かつ福祉事務所にとっても事務処理が複雑化、煩雑化するってわけだ。 そもそもマイナンバーカードって「強制」ではなく「自由意志」で発行してもらうかしないかを決められるものだったはずだ。普及率が伸びず、マイナ保険証の活用率も一向に伸びないものだから、こんどは福祉行政にも手を突っ込んできたわけである。もはや、事実上の「強制」だろ。そのうち、コンビニでタバコや酒を買うにも、マイナカードで年齢確認せにゃタバコや酒が買えなくなる時がおそらく来るのではないか。河野太郎にはもううんざり。デジタルの「デ」の字も理解していない能無しが大臣を長々とやっているこの国の政治は「お先真っ暗」だ。

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