見出し画像

観葉植物の育て方①【水やり編】(全①~⑤予定)

観葉植物の育て方(全①~⑤予定)は順次掲載していく予定です。
最終的にnoteの無料マガジンとして一冊にまとめたいと思っています。



基本をおさえて丁寧に育てる


観葉植物と言っても様々な種類がありひとくくりにするのは間違いかもしれませんが、全てに共通する部分は多いと思っていますので、ここではその「共通する部分」を、より詳しくお伝えしたいと思います。
*これらの記事は、随時追記していきます!

1.観葉植物を育てる3つの条件

  1. 直射日光に当てない:観葉植物は通年直射日光の当たらないお部屋のなるべく明るい環境で育ててあげてください。

  2. 風の通る環境:観葉植物は蒸れに弱いので出来るだけ風の通る環境を作ってあげてください。

  3. 適切な水分:観葉植物は同じ植物でも季節や環境によってお水の量が変わってきます。その時の最適なお水やりを心掛けてください。


2.観葉植物のお水やりの仕方

基本的に、植物の植えられた鉢のサイズによってお水やりのタイミングは変わってきます。
植物の種類によって様々ですが、
だいたい
●15cmくらいまでの植木鉢で、週に一回。
●それ以上のサイズになると、2週間に一回やひと月に一度。

このように
サイズが大きくなるほどに間隔は開いてきます。
植木鉢の大きさは土の量と比例しますので、「土の量が多いほど乾きにくい(長持ちする)」と考えてOK。


今、お水やりの手間が省けるなら!とわざと大きい鉢に植え替えしてやる!と考えましたね~
だめですよ~😅

植物の根鉢の大きさに対して土の量が多いと
植物の一日に吸収できる水分は根っこの多さで決まっているので、3日・4日と吸収されずに残った水分は土中でしだいに腐ってきます。
腐った水は土を悪くし雑菌を繁殖させます。
もちろん、その停滞して腐った水分を吸収する植物にも悪影響ですし、雑菌が繁殖した土は植物を根腐れさせます。

出来る事なら避けたい根腐れ…
大きすぎる鉢は使わない様にしたいですね~😛

季節によって
お水のタイミングも変わります。
ほとんどの植物が11月~2月の3か月間は「休眠」と言って活動量が著しく低下した状態になります。
そのため、必要な水分は生命を維持する最小限の水でOKなんです。
●夏の水やりが週に1回なら
●冬の水やりは2週に1回。

だいたい倍くらいでしかも軽めにあげるのがベスト。
冬のお水やりであげ過ぎて枯らしちゃうパターンが圧倒的に多いので注意したいポイントですね。


先の細いジョーロでぐるぐる回しかけます。

お水やりの手順

  • まず水やりする前に土がしっかり乾いているか確認して下さい。指で第2関節くらいまでほじってみると分かりやすいです。出来ない場合は植え替えなどで使う突き棒をぐっ!と差し込んで抜いたときに土がついてきたら湿っています。

  • 20cmくらいまでの小さな鉢なら両手で持ち上げてみると「軽さ」で分かりやすいかもしれませんね。

  • 乾いている事が確認で来たらお水を入れていきましょう。

  • 先の細いジョウロでゆっくりと回し掛けます。この時ザーッと入れずにゆっくり浸透する様子を確認しながらあげると土全体にしっかりと水が行き渡りますよ。

  • 1回の水の量は下から出るまでで無くてもOK。その時は鉢に入ってる土の約3分の1弱の水量をゆっくりあげます。


お水やりのタイミングは植物の「種類」や「置き場所」によっても随分変わってくるものです。



つづく…
今回はここまでになります。
次回の
観葉植物の育て方②(全①~⑤予定)は
「観葉植物の剪定の仕方」です。お楽しみに!



いつもありがとうございます。\\サポートよろしくお願いします!//