見出し画像

オランダまでのトランジット 2

夜はベンチの肘置きが邪魔で横になれないので端っこの床に寝そべて熟睡…とまではいかないが快眠できた。
日本からたったの数時間で言語が全く違う国があるとは知っていたが、いざ着いてみると意外と世界って思っているより広く狭いのかも。

朝食は寝床の近くにサブウェイがあったのでそこで食らう。
ソースや肉が選べるみたいだったが全然わからなかったがとりあえず指差して注文、あまり食べたことない味だと思うがとりあえず美味いと言って食えば美味い!

そして本題のトランジット。
受付カウンターへ行き搭乗手続き、聞かれたことは滞在期間や目的など一般的なこと。
自分は1年行くのでオランダのVISAや資金証明などを予め用意しておいた。
しかしここで致命的なミスをしてしまう、『How long are you staying?」と聞かれて「1 week」と答えた。
もちろん気持ちでは1年なので「1 year」と言っているつもりなので全く通じない、幸い相手が翻訳機を使っているので聞きたいことは分かるが、自分の携帯はWi-Fiはオンだがアプリはオフラインで伝えられない。
帰りの航空券がなぜ無いのかを聞かれるがanswer出来ない。
最終的には資金証明を見せて「my money.many many money」という出川でももう少し喋れるだろうという英語で帰ってきた返答。

「あなたが何を言っているのかわかりません」

冷静に考えてもそりゃそうなるよなと、ここまでで10分以上経っていて入国時同様、呆れられて通してもらえた。

搭乗手続きで手間取ったら次は保安検査する前にデカイQRコードが出てきてオンラインで滞在先や電話番号などを入力するようにと。
どうやらコロナ対策の一環らしいが中国語で全くわからないしフリーWi-Fi使えない。
だがここはみんなわからないようで保安官?にやってもらった、ほぼ適当に入力しても認証できるという意味のないシステムで安心した。

その後は搭乗が30分ほど遅れるぐらいで特にトラブルなく乗り込むことが出来た。


最後のアジアは雨だった


人生で2回目で2日目の飛行機へ無事搭乗。
左側3列シートの一番左側だったが隣の席の人が移動したのでかなり広く使えた。

ドリンクはウォーター、オレンジ、コーラ(しか話せない)のでそのどれかをローテしながらいただく。
飯は独特な味だったがこれも美味いと言って食えば美味い!
今思えば、到着後にブタメン一つと朝にサブウェイだけしか食べておらず相当空腹だったと思う。

久々に靴を脱いで横になり毛布をかけて寝る、硬い地面とは違い暖かさに有り難みを感じながら就寝する。

オランダに着いたら滞在先の方と空港で合流してベットで寝られるのを楽しみにしていたが、私がそんなトラブルなくたどり着ける訳はなかった…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?