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53歳のファッションのススメ ブラウン

前回は「シロ」と「クロ」について53歳のファッションにどう落とし込むかを語りました。では他の色はどうか?と言う事になりまして…


 53歳という年齢に一番しっくり来るカラー

の代表といえば「ブラウン」ではないでしょうか?今冬という季節もあると思いますが、道ゆくおっさんの3人に1人は目につくブラウンを身につけていますwコートだったりマフラーだったり帽子だったり…小物やニットでアクセントをつけている方も多いようですし。またブラウンと一口に言ってもカラーバリエーションが多く、ミルクチョコレートのような淡い茶色からダークブラウンのような迫力のある色まで…見ていて楽しくなってきますwそして色彩のイメージが柔らかいので、全身ブラウンコーデにすると、ぱっと見フェミニンに見えてほわっと優しい印象を受けます。

 素材感や柄に注意

ただし秋冬の万能選手の様に見えるブラウンですが注意しなければならないのが素材感と柄です。おんなブラウンのカシミアとツイードを比較してみましょう。明るいブラウンのカシミアの場合、毛足が長く感触も柔らかいので、明るいブラウンの色目が印象をより軽くイメージするのですが、同じ色でもツイードだったらどうでしょう?ウールで織ってあるとは言え表情がやや荒々しく独特の素材感が出ていることもあり、やや重めに引っ張られてしまいます。このようにブラウンという色は素材感が色の重量に乗りやすいのです。また柄については着る人の年齢を上げてしまう印象が強いです。ブラウンのアーガイル柄のベストなんて若い女の子が着ればそれはそれは可愛らしいのですが、おんなじモノを53歳のおっさんがブラウンのツイードの下に着用していれば、推定年齢5歳は上に見られてしますのです。シンプルな着こなしをするのなら柄は避けたほうがいい様に思いますw

 そんな時は

ブラウンは全身コーデするなら素材は2種類(コットンとウール、ニット)まで、カラーリングはグラデーションは薄めで組み合わせると良いでしょう。当然無地のモノをチョイス!またコートなどの表面積の大きいモノを入れる場合は、下には素材感軽め、コートの色よりも薄い色のものを挟むとバランスとりやすいです。

 個人的には

ブラウンはワンポイントで使うことが多いです。白黒モノトーンコーデにブラウンのニット帽とか、ブラウンのVネックセーターにコットンの白シャツ、黒パンツくらいの軽い格好が年齢的にもちょうど良い様な気がしますw

ただし明るいブラウンをセレクトしないと、色によっては急におっさん感が倍増するので注意です。

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