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EPSと PER

EPS(Earnings Per Share)、1株当たり純利益(当期利益や当期純利益など)のことを言う。

企業を評価する際に使われる指標で、1株当たりの利益がどれだけあるのかを示している。

EPSは、「当期純利益÷発行済株式数」で求めることができます。当期純利益とは、企業が1年間に上げた収益から、税金を含むすべての費用を差し引いた利益のことです。


PER(Price Earnings Ratio)は、株価が1株当たりの利益に対し、何倍まで買われているかを見る指標です。 この「1株当たり純利益」はこれまで解説してきたEPSに他なりません。 PERは株価をEPS(1株当たり純利益)で割ることで求めることができる。

EPSは株価の割安感を測る指標として利用され、目安は15倍となっています。 ex)株価が2000円の企業のEPSが100円とすると、PERは20倍です。 この場合、EPSが同水準で推移すれば20年間で投資元本を回収できることになり、PERは投資元本の回収年数の期待値を表すようなイメージです。

EPSの数値は主に投資の判断基準として使用されます。

1株あたりの利益を示す指標であるため、EPSが高ければ高いほど株価は上昇しやすくなり、少なくなればなるほど低くなります。

そのため、EPSの推移によって、企業の株価が割高か割安か判断ができるのです。

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