シフォンケーキには真面目な女。
2023
始まってしまえば、結局地続きなのだな・・・。
毎日ってそんな感じ。
私は、今年もシフォンケーキを焼く。(唐突)
相棒は、結婚当初に購入した、オーブンだ。
(10年選手)
年期も入っているし、温度もそう上がらない。
シフォンケーキは、簡単そうで、むずかしく、奥が深い。
かれこれ、1年以上焼き続けている。
卵白の力だけで、ふわふわに仕上げるには、コツがいる。要領をつかんで、何度も練習をして、なんとか形になってきた。
試食係は、夫ひとり。
もともと食に興味のない夫なもんで、
紙でも食ってんか!?
みたいな顔しながら無言で食べている。そしていっちょ前に、卵の味がしないだの、食感がどうだの言ってくる。(はっ!?ってなるが堪える)
もう、呪いみたいに作り続けている・・・。こわっ。
私もどうしたいのかも分からなくなってきた。笑
でも、コツコツ続けてきたことで、少し自信がついたので、最近では
姪っ子が私のシフォンケーキが好きだと言うので、誕生日に焼いてあげた。
でも、これでは、なんだか申し訳ないかな・・という気持ちになって
サーティーワンのアイスクリームも一緒に持って行った。
(完全に保険を掛けた形だ・・・)
案の定、私のシフォンケーキには、目もくれず・・・。
サーティーワンのアイスにくぎ付けであった。
姪っ子は、チョコミントを美味しそうに食べて、私のケーキには手をつけなかった・・・という悲しいお話。
私は、2023年もシフォンケーキを焼き続ける。
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