AQUOS sense7 plusが最高というお話

最近、一括1円&中古価格暴落で話題のAQUOS sense7 plusを新規で購入致しました!色々使ってみての感想を綴っていきます。
まず一言。

「映像コンテンツ垂れ流し最強」


 ディスプレイ

ちょっと濃いくらいの鮮やかな表現をするSHARPの色味が個人的に好きなんですよね。なので基本的にオススメ設定で使っております。もちろん、発色が濃いのが苦手な方でもモードをナチュラルにすると抑えることも出来ますのでその辺はご安心下さい
あと、色温度も暖色~寒色まで5段階で選べるのも良いです。私は真ん中で設定してます。
その辺りをご了承の上で続きます。

発色

文句無し。ここ最近はAQUOS sense7 plus以外にAQUOS zero2/sense6/sense7を使ったのですが、zero2は色薄すぎ、sense6は色濃すぎ、sense7は赤の表現がほぼ朱色なのでそこまで評価してなかったんですが、sense7 plusは私が求めてたAQUOSの色をしてます。
また、HDRは使えませんがバーチャルHDRという映像をHDR風にする機能があるのですが、sense6とsense7は映像のコントラストぶっ壊してしまうのでめっちゃ嫌いでした。それが、sense7 plusはzero2やそれ以前のように、コントラストを強調するくらいに抑えてくれてるのも非常にグッド。
少なくともミドルレンジAQUOS史上最高画質です。

動き

フレームレート120Hz+黒挿入120Hzによる実質240Hzはいつ見ても良いです。めっちゃ良いです。が、Snapdragon695がそれを活かしきれてないのも事実かと思います。もしくは専用LSIが邪魔をしてるんでしょうか?webのスクロール等が頻繁にコンマ数秒くらい固まる時が多々あります。また、スクロール時に広告や写真の黒が滲むときがあります(文字自体はクッキリ)
総じて、折角の120Hzなのに一番活用しやすいwebで活かしきれてないのかかなりの痛手です。
私はサブでこのスマホを使ってるので、気にならないと言えば気にならないんですけど

大きさ

sense4 plusの時の売り文句「でかいは、しあわせ」  そう、持ち運びを考えなければ画面が大きいのはいいことです。なにせ迫力が違います。
あと話は少し逸れますが、画面の大きさの割に比較的軽めなので持ち運びしやすいのも良いですね。出先で、大きくて明るい画面でサッと情報を見るということも十分に可能です。

スピーカー

歴代ミドルレンジAQUOS最高峰です。なにせ、今までのAQUOSはめっちゃチャカポコしてました。しかし今回ばかりはちゃんと響きます。が、まあ音質重視のスマホやハイエンドと比べたら劣ると思います。
ですが、ミドルレンジスマホの音って考えたら個人的には十二分に綺麗だと思いました。なぜなら「スマホで迫力のある動画見るならイヤホンかスピーカー必須でしょ?」という私の概念を見事に壊してくれた音はしっかり出してくれたので。

高音域

人の声は通ります。普段聴いてる女性アーティストさんの一番高い声とかは問題なく発してくれます。割れてる感じとかも一切ないです。

中音域

まあ今の時代、これがダメなスマホなんてないですからね。滅多に居ないと思いますが、音の量もしっかりとあるので音楽でボーカルだけを楽しむ事は十分に出来ると思います。

低音域

かなり弱めです。低音のズンズン響くのが好きな人には絶対にもの足りません。が、従来のミドルレンジAQUOSみたいにそもそも鳴ってないって感じではないので、plusじゃない方のsense7比で音はしっかりしてます。が、何度も言いますが弱めです。

カメラ

私は現在、AQUOS sense7メインで使ってます。公式からカメラ違う発言は一切出てないですし、撮り比べた感じ発色の傾向やHDRの効かせ方とかもほぼ一緒っぽいので、sense7 plusではなくsense7の感想になるのでそれだけご了承お願いします。また、動画もほぼ撮らないので、静止画の評価になるのでそちらもご了承お願いします。
まず一言。
数年前のハイエンドはカモれます。

昼間撮影

一番のトピックはやはりフォーカスの速さ。
カメラを構えたらもうフォーカスは合ってるので、画角を決めて撮影するだけです。
あとやっぱりHDR性能の高さも上げられますね。日向と日陰で明暗差が激しいシーンでもしっかりと写せます。(日向にフォーカスを合わせるとHDRが上手く働かずに黒潰れする場合もあります)

SHOT by AQUOS sense7

階調も、昔のミドル機みたいにベッタリと色を塗る訳じゃありません。ちゃんと描きます。
カメラ綺麗スマホは十分に名乗っていいと思います。

夜間撮影

AQUOSシリーズが代々苦手としていた所です。AQUOS R6から覚醒しだしましたが、R6と同年発売のAQUOS sense6には乗せられなかったんだろうと推察できる技術がふんだんに盛り込まれたみたいです。
まず第一に専用の夜景モード搭載はアツいです。完璧とは言いませんが、ほんの少しのシャッタースピードで環境次第で星空も撮せちゃいました。し、これも環境次第ではありますが白とびが恐ろしい程抑制されます。この、夜景モード時の高いHDR性能一長一短ですが、概ね良好な結果を残します。
特に!薄暗い室内を明るくさせる目的だとめっちゃ使いやすい!

オートで撮影。南極の太陽の光を再現してるためやや暗めな室内。フワフワな毛並みが潰れてます。
夜景モードで撮影。それなりに光がある環境では「しばらく動かさないで下さい」という表記が一切出ずにここまで明るく、ディティールもしっかり撮影してくれます。

勿論、電飾が煌めく夜景撮影性能も非常に綺麗に撮れるので、狙って撮影するだけならこれ1台でも用途的には十分な機種です。

しかし!いい点ばかりじゃないのもまた事実

搭載SoCはSnapdragon695。非力です。夜景モードで撮った後バックグラウンドで処理が入ってる間は、シャッターはパシャパシャ切れますがカメラモードの切替が出来ません。
1/1.55インチセンサーのお陰で自然なボケが出やすいので使う場面は限られますが、ポートレートモードとかはもっと悲惨です。シーンにもよりますが、シャッターを切った後体感10秒くらいなにも出来なくなります。ので、ポートレートはまだ1回しか使ってないです。
後、「メインカメラを上位モデルと同等で超広角にして、もうひとつは望遠カメラでもよかったんじゃないかな」と思う程に、超広角カメラが非力。ソフトの力が従来比で底上げされてるのでパッと見は良いんですけど、撮った写真を少し拡大したらかなりガビガビ。また暗いところでの撮影はAI自動判定による夜景モードへの移行もありますが、確かにsense6比で格段に向上はしてますが、メインカメラと比べると圧倒的に劣るのも事実。おもちゃとは言いませんが、超広角カメラだけなら出来の良いエントリー止まりかなと思います。
超広角繋がりで言えば、望遠もデジタルズームになるので悲惨です。まあ、これに関してはカタログから察することができるので私は問題なかったです。

使い勝手

Snapdragon695に期待するものでないとよく言われますけど、Snapdragon 835くらいのスペックはありますから、webくらいなら必要十分なレスポンスはしっかり出ます。3Dゲームをサクサクしたいとか、アプリは一瞬で立ち上がって欲しいとか、そういった高望みが無ければ困ること無いです。

web

相当手の込んだ演出をするwebじゃない限りサクサクです。ハイエンドと並べて比べると差はあるかもしれないですけど、これ一台だけ使って感じることはほとんどないと思います

動画サイト

こちらもサクサク動きます。フレーム補完が効いたりもするので動画はヌルヌル動きます。SD695ってそれなりに性能はあるので、こんな使い方で不満は出ないですね。

ゲーム

私はツムツムみたいな軽いゲームしかしませんが文句出ますね。厳密にはsense7 plusじゃなくてsense7なのですが、ツムツムプレイ中にフィーバーインする時に一瞬止まってからフィーバーインします。起動とかは快適なのですがゲームプレイに問題があっては、ゲーム向けにはおすすめしづらいですよね。SD695の限界です。

まとめ

この機種を簡単にまとめて欲しいって言われたらこう言います。

割と万能型で、今はめっちゃ買い得

新品価格はバンドロックとかふざけたマネしててSD695なのに約7万円とぶっこんでますけど、中古価格は3万円台、条件次第で端末価格1円という値段で手に入れることも不可能じゃない代物です。ここまで独自の魅力を詰め込んでるので、バンドロック込みでも新品価格5万円くらいだったら選ぶ価値は十分にあるスマホだと思います。
スマホは安い方がいいけどカメラはこだわりたい方、動画視聴用に使いたい方、サブスマホ、ソフトバンク回線しか掴みませんけど環境によってはメインスマホにしても十分に役割は果たしてくれると思います。

ただし!私のオススメはアップコンバートによる動画視聴機!

それ以外は正直sense7でも満たせる!以上!


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