五人衆月影44

月影
夢生
夢生の原形がなくなりかけている
もう止まらない
自分は皆に必要にされていることに
今気付くと愚かさに夢生はたった一言
聞こえない声で印を結びしなない
月影は焦り小声でこっちにこい
と叫ぶが泣いている
精神世界の中でプツンと切れると
表情よりも弟子だと思う思い出が蘇る
なにもできずただ呆然
最後は月影さんごめんなさいと一言残して

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