バランシス学校 2限目 CBDの歴史

ノイト先生:みんな、今日は大麻草の歴史についてお話ししましょうね。CBDに興味を持っている方も多いようですね。

環奈さん:はい、ノイト先生。大麻草って医療にも使われてきたんですよね。

ノイト先生:その通りです。インド医学では紀元前1000年頃から、鎮痛や抗痙攣、抗菌効果、下痢、胃腸炎、食欲刺激、気管支炎や喘息などに利用されていたんですよ。欧州でも1839年にアイルランドの医師がその医療的な知見を広めました。

環奈さん:それで、大麻草の効能についての医学論文が増えたんですね。

ノイト先生:そうです。特にイギリスでは女王の生理痛の治療に主治医が大麻を用いた記録もあったほどです。アメリカ、南米やアフリカでも広まっていきました。

環奈さん:でも、1961年に大麻は規制されたんですよね。

ノイト先生:その通り。国際的に薬物を規制する「麻薬に関する単一条約」で規制されました。

環奈さん:それで、その後どうなったんですか?

ノイト先生:その後、大麻の医療的価値を改めて科学的に検証することが行われました。そして2019年にはWHOが大麻の医療的価値を認定する結果に至ったんですよ。

環奈さん:なるほど。だから最近ではCBDなどが注目されるようになったんですね。

ノイト先生:その通りです。CBDは健康への効果が再評価されている成分の一つです。今後も科学的な研究が進んで、さらなる発展が期待されます。

環奈さん:とても興味深いですね。ありがとうございました、ノイト先生。

ノイト先生:どういたしまして、環奈さん。みんなが健康について知識を持つことは大切なことだから、今後も学び続けていきましょうね

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