バランシス学校 6限目 CBDの市場概況

ノイト先生:
みんな、今日はCBD製品の拡大についてお話ししましょうね。CBDは欧米を中心に、抗不安や抗てんかん、鎮痛、抗炎症などの効能が認められ、さまざまな製品が登場していますよ。
環奈さん:
CBDって、化粧品や飲食品、ペット用品などで使われているんですよね。ライフスタイルやヘルスケアに大きな影響を与えているんですね。
ノイト先生:
その通りです。近年では、日本でもCBD製品への注目が高まり、多くの企業が参入しています。百貨店や化粧品専門店、美容クリニックでもCBD製品が販売されており、CBD専門店やCBDカフェもオープンしているんですよ。
環奈さん:
ネットショッピングでもCBD製品を見かけることが増えているんですよね。
ノイト先生:
そうですね。ヤフーショッピングや楽天市場などでもCBD製品を検索するとたくさん出てきます。CBD市場は確実に広がっているんですよ。
環奈さん:
でも、CBDは大麻由来の成分でもあるので、規制についても考える必要があるんですよね。
ノイト先生:
その通りです。日本でも厚生労働省が規制緩和や法改正について検討しているんですよ。2021年には「大麻等の薬物対策のあり方検討会」、2022年には「大麻規制検討小委員会」が開催され、CBDの利用に関する議論が行われました。
環奈さん:
それって、CBDを医薬品として扱うことも考えられているってことですね。
ノイト先生:
その通りです。大麻由来の医薬品の治験が国内で開始され、承認後の製造・施用に向けた方向性も確認されました。また、CBD製品中のTHC残留限度値を設定するなど、健全で適切なCBD製品の流通への方向性も示されています。
環奈さん:
CBDが医薬品としても利用されることで、さらに市場拡大が期待されるんですね。
ノイト先生:
その通りです。CBDの利用が広がり、自社製造・販売への道筋も整備されつつあることから、今後さらなる市場拡大が見込まれると言えるでしょう。
環奈さん:
CBDの未来がとても楽しみですね。ありがとうございました、ノイト先生。


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