バランシス学校 買い食い そば編
ノイト先生: 皆さん、今日の授業では日本人のソウルフードの一つである蕎麦についてお話ししましょう。
環奈さん: 蕎麦って、いつから日本で食べられてるんですか、ノイト先生?
ノイト先生: いい質問ですね、環奈さん。実は、日本でのソバ(蕎麦)の栽培は約9300年前の縄文時代に遡ると言われています。これは、高知県佐川町の遺跡から見つかった花粉の様子から推測されたものなんですよ。
環奈さん: それってすごく昔ですね!でも、なんで蕎麦ってそう呼ばれるんですか?
ノイト先生: 良い質問です。蕎麦の語源は単純で、蕎麦を笊(ざる)に盛って出したことに由来していると言われています。笊はざるのことで、そこから蕎麦が盛られていたんですよ。
環奈さん: どうやって食べてたんですか?
ノイト先生: 良い質問です。江戸時代までは、蕎麦はつゆにつける「もりそば」が一般的でした。しかし、つゆにつけるのが面倒と感じる人々のために、あらかじめつゆをかけた「かけそば」が登場したんですよ。
環奈さん: なるほど、だから「かけそば」が生まれたんですね。面倒な人のために便利な方法が考えられてるんですね。
ノイト先生: 正解です、環奈さん。食べ物にも時代とともに変化があります。蕎麦もその一つで、いろんな楽しみ方が加わってきたんですよ。
環奈さん: なんか歴史を感じる食べ物ですね。食べてみたくなりました!
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