バランシス学校 3限目 CBDの日本史
ノイト先生:みんな、今日は日本の大麻についてお話ししましょうね。実は、大麻は日本でも古くから利用されてきたんですよ。
環奈さん:本当ですか、ノイト先生?大麻って言葉を聞くと、危険な薬物をイメージしてしまいます。
ノイト先生:その通りですね。大麻やマリファナという言葉は、薬物としてのイメージを持たれることが多いですが、実際には古来の日本では麻やヘンプとして農作物として利用されていたんです。
環奈さん:農作物として使われていたんですか?どんな風に使われていたんですか?
ノイト先生:大麻は繊維型のものであり、向精神作用に関する記録はほとんど見当たらないという研究結果もあります。明治時代には、西洋の優れた制度や技術を導入する中で、医薬品解読書『日本漢方』にインド大麻が収集され、主にぜんそく薬や鎮痛剤として利用されていました。また、漢方の世界でも大麻の種子や花穂が便秘の薬や健忘症、てんかんなどに使われてきた歴史があります。
環奈さん:そうなんですね。大麻と聞くと、薬物のイメージが強いので、農作物として使われていたことには驚きです。
ノイト先生:大麻やマリファナ、麻、ヘンプなど、様々な言葉が使われますが、実はそれらは同じ植物を指しています。日本では麻という言葉が大麻を意味しており、古くから日本人の営みを支える農作物だったんですよ。
環奈さん:なるほど。でも、なぜ大麻という言葉には薬物のイメージがついてしまったのでしょうか?
ノイト先生:それは国際的な薬物規制の影響もあるかもしれません。大麻は一部で向精神作用を持つ成分が含まれることから、規制されるようになったのです。ただし、日本の歴史を振り返れば、大麻は農作物や神事などに活用され、重要な役割を果たしてきたことを知ることができます。
環奈さん:興味深いですね。大麻についてのイメージが変わりました。ありがとうございました、ノイト先生。
ノイト先生:どういたしまして、環奈さん。大麻について知識を持つことは大切ですから、今後も健康について学んでいきましょうね。
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