ことばのはなし

またまた散らし書きです。
当たり前なことをふと考えた話。
(言っていた旅行記はがんばって書きます。。。)

昔からことばと戯れる生活をしてきまして。

暇さえあれば学校の図書室にこもって本と戯れ。
授業中でも授業内容から逸れた内容をノートに綴り。
古文も漢文も和歌も大好き(得意教科はずっと国語と社会)
ことばが音楽と結びついて歌も好きになり。
大学も文学部に行って和歌と戯れ。

で、今はポルノさんの歌詞を色々読み解きたい、と考えつつ。

そんなわけですが。
ふと職場の休み時間に思った。

「ことば」って色々ある?

第一義的な「ことば」も色々ある。
わたしが今書いてるのはいわゆる「標準」に近い日本語だけど。
(標準を何とするかはさておく)
日本語だって各地の方言もある。
さらにちょっと広げると。
Helloも你好もЗдравствуйтеもことば。
(自分のPCで打てる限界がこれだった)

さらに考え方を広げると。
音符だって楽譜を読むための「音楽のことば」
プログラミングのコードもPCに読んでもらう「ことば」。
もっといえば
数学記号も数式を読むための「数学のことば」。
Σとか∫とか。
「数式をこう読んでくださいねー」的な?

※これ全部読めたらいいんだけどね。
全然読めない。。。高校で習ったのが限界値。


「ことば」って、思ったより奥が深いのではないか。
もっと言えば。
「ことば」は世界の切り取り方、ものの見え方のフィルターなんじゃないか。


そんなことをついと考えた昼下がりでした。
至極あたりまえ、ではあるんだけどね。


追記
・世界の見え方的な意味での「ことば」として。
こんな本がある。
翻訳できない世界のことば (sogensha.co.jp)

「バナナを食べるときの所要時間」を表したことばとか。
それぞれの文化圏のものの見方だな、と思う。

「文字のないことば」もいっぱいあるし。
ことばは不思議。

・もう一個。
「ことばの限界」に挑んだような作品。
私がかじり知ってるものを2つほど。

ジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』がついに電子書籍化! 9月27日(金)より配信開始【文学史上に燦然と輝く金字塔、記念復刊に挑戦者多数】|Web河出 (kawade.co.jp)

60以上の言語と言葉遊びと神話と…。
ちょっと斜め読み、ができない。
いや、解読もむずかしいか?
一回腰を据えてチャレンジしたい。

『文字渦』 円城塔 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

これは本当に「文字」「ことば」に対するフィルターがすごい。
すごい、としか言えない。
常人にはない見方をもってると思う。

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