【中央競馬】3月12日(日)阪神10R甲南S(3勝、ハンデ)ダ2000m

3月12日(日)の阪神10Rは
4歳以上3勝クラスのハンデ戦、甲南ステークスダ2000mです。
東京ダ2100mや中京ダ1900mのようにやや特殊な距離条件なので、
中距離路線の根幹距離であるダート1800mを得意とする馬が、
そのまま好走する訳でもない点が注意したいところです。

登録は18頭。
それでは各馬を見て行きましょう。

カネコメノボル(3-4-4-14) せん6歳 54キロ 差し(追込) 北村友

2歳(0-0-0-1)デビュー前から去勢
2歳11月~3歳2月休養
3歳(1-1-2-6)1着京都未勝利ダ18☆、2着札幌3上1勝ダ17△、
3着中京3上1勝ダ18☆、札幌3上1勝ダ17△
3歳9月~12月休養
4歳(1-3-2-2)1着阪神3上1勝ダ18、2着阪神4上1勝ダ18☆、
中京4上1勝ダ18☆、函館3上1勝ダ17、
3着中京4上1勝ダ18☆、札幌3上1勝ダ17△
4歳2月~6月、11月~5歳3月休養
5歳(1-0-0-5)1着阪神4上2勝ダ20
5歳5月~9月、12月~6歳3月休養

3ヵ月休養明け。
前走
20221217中京11R尾頭橋S(3勝)ダ1800m 12着
16頭立て4枠7番 小雨、良 57キロ

中3週、プラス4キロ。
スタートはやや良い。馬なりで最後方内から。
向正面で前からやや離れている。
前半600m37.5秒、1000m63.9秒の平均ペース。
3~4角で馬群の一番後ろに追いつく形。
直線は、最後方内から追い出すと外へ逃げようとする。
まずまず伸びてはいるが、
前の馬達も同じかそれ以上に伸びているので後方のまま。
見せ場なく、ただ回ってきただけのレース。

スタートはやや良い。
休み明けの前走はスタート直後に全く行けなかったが、
それ以前はある程度の位置は取れてた(中団~中団後方辺り)。
ただ、直線はジリジリとしか伸びず
離された中団以下でゴールするレースが多かった。
3勝クラスに上がってからは、
軽いハンデでも同じ感じのレースが続いているので、
現状では力不足なのだろう。
阪神ダ2000mでは2勝クラスを勝っているので、
少しでも道中のペースが緩くなる条件だけは良いかもしれない。

クロニクル(3-3-0-4) 牡4歳 57キロ 先行 吉田隼

2歳(0-1-0-2)2着阪神未勝利芝18
2歳時の3戦は全て芝1800mのレース。
2歳12月~3歳3月休養
3歳(3-2-0-1)1着阪神3上2勝ダ18、中京3上1勝ダ18、阪神未勝利ダ18、
2着阪神茨木S(3勝)ダ18、中京未勝利ダ18
3歳4月~9月休養
4歳(0-0-0-1)

中1週。
前走
20230225阪神10R伊丹S(3勝)ダ1800m 8着
16頭立て3枠6番 晴、稍重 57キロ

2ヵ月休養明け、プラス2キロ。
スタートは普通。押して行ってハナへ。
1角ではやや抑えつつ逃げていく形。
前半600m37.2秒、1000m62.0秒の平均ペース。
3角でやや手が動いている。
4角で外から2着馬に並ばれて厳しい感じ。
直線は2番手内から、追ってほとんど伸びず中団後方に流れ込んだだけ。
思い切って逃げてみたか、完敗であった。

スタートは普通~やや良い。
前半は少し出して行って先行後ろ辺りに付ける形。
3勝クラスでは道中のペースに付いていくのがやや一杯な感じで、
3~4角でやや厳しく、直線に向いても脚が残ってなく
中団に流れ込むだけのレースが続いている。

時計の出る軽いダートの方が得意そう。
力の要る阪神ダ2000mはちょっと辛い気がする。
(京都開催を待っていると思う)

ケイアイシェルビー(3-1-3-4) 牡5歳 56キロ 先行 藤懸

2歳(1-0-0-2)1着阪神未勝利ダ18
1~2戦目は芝レース(8、11着)
2歳12月~3歳4月休養
3歳(0-1-2-1)2着札幌3上1勝ダ17、3着中山3歳1勝ダ18、函館3上1勝ダ17
3歳8月~4歳10月休養
4歳(2-0-1-0)1着東京3上2勝ダ21、阪神3上1勝ダ18、3着中京3上1勝ダ18
4歳11月~5歳2月休養(骨折)
5歳(0-0-0-1)

中2週。
前走
20230218東京10R金蹄S(3勝)ダ2100m 4着
16頭立て8枠16番 晴、稍重 58キロ

3ヵ月休養明け、昇級初戦、プラス2キロ。
スタートは普通。気合を付けて行って大外枠から前へ。
1角で先行後ろの5、6番手外から。
前半600m36.8秒、1000m61.2秒の平均ペース。
3~4角仕掛けて徐々に前へ。
直線は先行4番手外から、追ってまずまず伸びてはいたが、
残り250m辺りで外から来た1、2着馬に一瞬にして交わされてしまう。
その後も最後までまずまず伸びて3着馬を捕え切れなくて4着まで。
上位2頭が強すぎただけで、この馬もまずまず走っている。

2走前の東京4上2勝ダ2100mでは、
同じように3、4番手で抑えて先行し、
直線早目先頭から外へ逃げ気味なのを修正しつつ
伸び自体はジリジリではあったが、押し切って勝利。
時計自体は平凡でメンバーも楽だったかも。

1勝クラスで勝ち切るまでに足踏みしたように、
ある程度順番が回ってこないと3勝クラスでも勝てない感じはする。
あと、ダ2100mだと最後やや脚があがり気味になっていたので、
やはりベストはダ1800mだと思う。

ゲンパチハマジ(3-1-1-4) 牡5歳 55キロ 先行 武豊

3歳(1-1-1-2)1着中京未勝利ダ19、2着中京3歳1勝ダ19、3着中京新馬ダ18
3歳2月~5月、5月~4歳3月休養
4歳(2-0-0-1)1着中京香嵐渓特(2勝)ダ19、中京4上1勝ダ19
4歳5月~5歳2月休養
5歳(0-0-0-1)

中4週。
前走
20230205中京9R瀬戸S(3勝)ダ1900m 10着
14頭立て4枠6番 晴、良 58キロ

8ヵ月休養明け、昇級初戦、マイナス2キロ。
スタートは普通。かなり押して行って前へ。1角で先行4番手外に付ける。
向正面では折り合って追走している。
前半600m36.4秒、1000m62.6秒の平均ペース。
3~4角中間で外から仕掛けて前へ。
直線は、先行3番手外から追って全く伸びず
後方に沈んでいくだけだった。
4角で上がるのに脚を使って、それで終わった。
長期休養明け、昇級初戦とは言え、
得意のコース、距離でこの惨敗は良いとは言えない。
(2勝目の時の相手が楽すぎたかも)

前走を見る限り、3勝クラスではやや厳しい感じ。
阪神ダ2000mもあまり向いていない。
左回りの中京が向いているのだろう。

コスモセイリュウ(3-1-6-13) 牡6歳 54キロ 追込(マクり) 国分恭

3歳(2-0-1-3)1着新潟3上1勝ダ18、中山未勝利ダ18、
3着中山新馬ダ18
3歳4月~8月休養
4歳(0-1-2-4)2着札幌3上2勝ダ17、3着中京矢作川徳(2勝H)ダ18、
函館檜山特(2勝H)ダ17
4歳4月~7月、9月~5歳1月休養
5歳(1-0-3-5)1着福島福島放送賞(2勝)ダ17、
3着札幌WASJ3(2勝)ダ17、札幌桑園特(2勝H)ダ17、
新潟中ノ岳特(2勝H)ダ18
5歳1月~5月休養
6歳(0-0-0-1)

中1週。
前走
20230225阪神10R伊丹S(3勝)ダ1800m 15着
16頭立て4枠8番 晴、稍重 58キロ

2ヵ月半休養明け、増減なし。
スタートは普通。馬なりで中団後方中から。
少し促して追走している。向正面で馬群全体はやや詰まっている。
前半600m37.2秒、1000m62.0秒の平均ペース。
3角で手が動いていて、やや下がり気味。
直線は、後方内から追ってジリジリと伸びてはきたが、
残り200m切ってやや止まってしまい後方に流れ込んだだけ。
勝負どころからのペースアップに付いて行けなかった時点で、
ここでは力負けなのだろう。

スタートは普通。出脚がやや付かないので後方からになりがち。
勝負どころの3角手前から追い通しになっていて付いて行けてない。
直線もジリジリとしか伸びず後方に流れ込むだけ。
3勝クラスに上がってからの2戦(58、54キロ)は同じようなレース。
2勝クラスでしばらく勝ち切れずに苦戦していたので、
3走前は勝ってしまったという感じ。
なので、3勝クラスでは今のところ全く歯が立たない状態。

サンライズシェリー(3-2-0-16) 牡6歳 55キロ 先行(逃げ) 菱田

2歳(0-0-0-1)芝レース
2歳9月~3歳1月休養
3歳(1-0-0-4)1着京都未勝利ダ18
3歳4月~4歳2月休養
4歳(2-2-0-3)1着中京3上2勝ダ19☆、中京4上1勝ダ18☆、
2着中京4上1勝ダ18、阪神4上1勝ダ18
4歳5月~10月、10月~5歳4月休養
5歳(0-0-0-7)
5歳10月~6歳2月休養
6歳(0-0-0-1)

中1週。
前走
20230225阪神10R伊丹S(3勝)ダ1800m 12着
16頭立て8枠16番 晴、稍重 58キロ

4ヵ月休養明け、マイナス2キロ。
スタートはやや出遅れ。馬なりで中団外から。
向正面で馬群全体はやや詰まっている。
前半600m37.2秒、1000m62.0秒の平均ペース。
3角でかなり手が動いている。
直線は中団外目から、追ってジリジリとしか伸びず
残り200m切ってからは中団後方で流れ込んだだけ。

2勝クラス以前は、
逃げ、先行で比較的前に行って押し切るレースをしていた。
3勝クラスに上がってからは、スタートや出脚がそこまで速くないので
先手を取れない事が多く、そうなると直線も伸びて来ず
流れ込むだけのレースになりがち。
ある程度行けたレースでも勝負どころで付いていくので一杯になり、
直線はあまり伸びず、前からは離されて流れ込むだけ。
力負けのレースが続いているので、軽ハンデでも厳しいだろう。

ジューンアマデウス(3-1-0-3) 牡4歳 56キロ 追込(先行) 岩田康

2歳(0-0-0-2)
2歳11月~3歳3月休養
3歳(2-1-0-1)1着阪神3上1勝ダ20☆、阪神未勝利ダ20★、
2着阪神3上1勝ダ20
3歳3月~11月休養
4歳(1-0-0-0)1着阪神4上2勝ダ20

中3週。
前走
20230211阪神12R4上2勝クラスダ2000m 1着
10頭立て1枠1番 晴、良 57キロ

中7週、プラス4キロ。
スタートは普通。馬なりで先行2番手外で抑える形。
かなりスローだが折り合っている。
前半600m38.2秒、1000m66.3秒のスローペース。
4角仕掛けて行って先頭に並びかけて行く。
直線は2番手外から、追ってからまずまず伸びて
ゴール前で何とか逃げていた2着馬を競り落とした。
超スローからの上がり3ハロン戦になっていて、
直線の脚は良かったもののレース自体に強さはあまり感じられない。
順当勝ちと言ったところだろう。

2走前ではスタートから前半全く付いて行けず最後方から。
4角でマクって上がってきて、直線押し切って勝利。
前半、全くレースペースに全くついて行けない事が多く、
3勝クラスに上がったら更にペースは上がるので
もっと辛い展開になってしまうと思う。
前走は前半が超スローだったのが幸いした形。

ショウナンアーチー(3-6-3-8) 牡5歳 56キロ 逃げ 斎藤

2歳(0-1-0-0)2着中京新馬ダ18
2歳10月~3歳7月休養
3歳(1-3-2-1)1着新潟未勝利ダ18、2着中京3上1勝ダ19、
阪神3上1勝ダ20×2回、3着小倉未勝利ダ17×2回
4歳(2-2-1-6)1着東京是政特(2勝)ダ21、中京4上1勝ダ19、
2着東京赤富士S(3勝)ダ21、中山印西特(2勝H)ダ24、
3着中京天白川特(2勝)ダ19
5歳5月~8月休養
5歳(0-0-0-1)

中2週。
前走
20230218東京10R金蹄S(3勝)ダ2100m 13着
16頭立て2枠3番 晴、稍重 58キロ

2ヵ月休養明け、マイナス2キロ。
スタートは良い(1馬身)。少し押して行って内からハナへ。
前半600m36.8秒、1000m61.2秒の平均ペース。
外から2頭が早目に被せに来ており、ややキツい展開。
直線入口までは先頭で踏ん張っていたが、
残り400m切って追ってからは脚があがってしまい、
バテて後方に大きく後退して行った。
早目に来られる展開がキツかったが、
来た馬はそこから伸びて3着に粘っているところからして、
ここでは力不足だったのだろう。

成績からは、明らかに左回り向き。
3勝クラスに上がってからは、
スタート自体が良いこともあって、押して行けば逃げることはできる。
ただ、前半に少し無理をしている分、
最後の直線で脚が残ってなくてバテ気味に後退してしまう。
なので、逃げ残るには単騎でスローペースで行けるとか、
よほどの好条件が揃わないと厳しいだろう。
(4走前に2着に粘れた時は、単騎のスローで
直線も勝ち馬にかなり可愛がりを受けていた)
今回も逃げるとは思うが、
ハイエンドが早目にマクり切るタイプなので潰されてしまう予感。

シルバーエース(3-4-4-17) 牡6歳 55キロ 先行(逃げ) 石橋脩

2歳(1-0-1-1)1着阪神未勝利芝18、3着阪神新馬芝18
3歳(0-1-2-6)2着福島3上1勝ダ17、3着京都つばき賞(1勝)芝18、
中京3上1勝芝20
3歳3月~6月、11月~4歳3月休養
4歳(1-0-0-6)1着新潟3上1勝芝22
4歳11月~5歳2月休養
5歳(1-3-1-3)1着阪神境港特(2勝)ダ20、2着阪神3上2勝ダ20、
阪神4上2勝ダ20×2回、3着阪神鷹取特(2勝)ダ20
5歳6月~10月休養
5歳2月まで主に芝レースに出走。
6歳(0-0-0-1)

中3週。
前走
20230212阪神10R茨木S(3勝、ハンデ)ダ1800m 10着
13頭立て5枠6番 晴、良 55キロ

2ヵ月休養明け、プラス6キロ。
スタートは2歩目で躓きかけたが普通に出た。
前に行こうとしてかなり押して行ったが行けず、
先団後ろ5番手中で揉まれる形。
前半600m37.2秒、1000m62.6秒の平均ペース。
3角手前でもう手応えが怪しく、かなり手が動いて押している。
直線は中団内から、追ってほとんど伸びず後方に流れ込んだだけ。
おそらく後半は走る気が無くなっていた感じである。

揉まれ弱いので逃げている。
今回は他に逃げ馬は居るが、スタートからそこまで速くはないので
かなり主張して行けば逃げることはできるかもしれない。
ただ、早目にマクって潰しに来るハイエンドがいるので
逃げ粘ることができるかはやや疑問。

(回避)テイエムベンチャー(3-2-2-8) 牡5歳 56キロ 差し(マクり)

2歳(1-0-0-0)1着阪神新馬ダ18
3歳(1-1-0-4)1着阪神3上1勝ダ18、2着中京3歳1勝ダ18
3歳2月~5月、5月~10月、11月~4歳3月休養
4歳(1-1-2-4)1着阪神4上2勝ダ18、2着阪神吹田特(2勝)ダ18、
3着中山内房S(3勝)ダ18、阪神4上2勝ダ18
4歳4月~8月、11月~5歳3月休養

4ヵ月休養明け。
前走
20221112阪神10R堺S(3勝)ダ1800m 12着
14頭立て3枠4番 晴、良 57キロ

中3週、プラス2キロ。

前半600m36.1秒、1000m60.7秒のペース。

テンカハル(3-4-1-14) 牡5歳 58キロ 追込(差し) 藤岡康

2歳(1-1-0-2)1着新潟未勝利芝18、2着中京新馬芝20
3歳(0-1-1-3)2着東京3歳1勝芝20、3着阪神アザレア賞(1勝)芝24
3歳5月~12月休養
4歳(2-1-0-9)1着小倉皿倉山特(2勝H)芝26、小倉呼子特(1勝)芝26、
2着阪神大-ハンC(OPH)芝26
4歳11月~5歳2月休養
4歳11月まで全て芝レースに出走。
5歳(0-1-0-0)2着東京金蹄S(3勝)ダ21

中2週。
前走
20230218東京10R金蹄S(3勝)ダ2100m 2着
16頭立て5枠10番 晴、稍重 58キロ

3ヵ月休養明け、増減なし。
スタートは普通。少し促して出て行ったが、
中団~1角で外から他馬が内へ来たのでやや引いて中団後方外から。
前半600m36.8秒、1000m61.2秒の平均ペース。
向正面でもやや気合をつけつつの追走。
3~4角かなりの大外から上がって行く形。
直線は中団の大外から、勝ち馬と併せ馬の形で上がってきて
マッチレースの形で鋭く最後まで伸びていたが、
勝った馬がやや強く2着に敗れた。
3着以下は大きく離している。
稍重で芝馬でも走りやすい軽いダートで併せ馬の形にもなり、
好条件が揃った感じではあるが、それでも上がり35.3は優秀。
相手もダート長距離(東京ダ2100m)を得意としている馬でもあり、
今回ダート初戦でこれだけ走れれば、何の文句もないだろう。

芝レースでは、前半からやや行きたがる面がある。
それを抑えて末脚勝負に行けば、3勝クラスで勝ち切るにはやや足りず。
スタート決めて前に行けば、終いが甘くなる感じ。
ずっと芝レースを走ってきている馬で、
前走で軽いダートは良いのは分かったが、
今回は、阪神ダ2000mの力の要るダートなところだけは心配。
ただ、休み明けを一叩きして更に良くなっていると思うので
好勝負が期待できる。

トモジャリア(3-2-4-8) 牡5歳 55キロ 先行(逃げ) 川須

2歳(0-0-0-1)
2歳12月~3歳3月休養
3歳(2-1-2-3)1着福島3上1勝ダ17、中山未勝利ダ18、
2着3上2勝ダ18、3着中山チバテレ杯(2勝)ダ18、中山未勝利ダ18
4歳(1-1-2-3)1着中山松戸特(2勝)ダ24、2着東京是政特(2勝)ダ21、
3着新潟瀬浪温泉特(2勝)ダ18、福島喜多方特(2勝)ダ17
4歳1月~5月、5月~8月、11月~5歳2月休養
5歳(0-0-0-1)

中2週。
前走
20230218東京10R金蹄S(3勝)ダ2100m 11着
16頭立て7枠13番 晴、稍重 58キロ

2ヵ月半休養明け、プラス22キロ。
スタートは普通。出脚は速く外から前へ。
1角先行3番手外。やや抑えて追走している。
前半600m36.8秒、1000m61.2秒の平均ペース。
3~4角先行4番手内から徐々に下がってしまう。
直線は中団前の6番手内目から、追ってほとんど伸びず
前からは離された後方に沈んで行った。
馬体が戻った分とは言え、さすがにプラス22キロは重かったと思う。

スタートが普通~やや良く、出脚は速い方なので
3勝クラスでも楽に前には行けるレースが多い。
(押してまで、どうしても逃げないとダメなタイプではない)
ただ、4角でやや一杯になり直線伸びず
後方に沈んでしまうレース続いている。
2勝クラスは、中山ダ2400mを超スローで逃げて圧勝している。
今回も譲らない同型がいるので、逃げて勝つのは難しいだろう。

ハイエンド(3-2-0-3) 牡4歳 58キロ 差し(マクり) 鮫島駿

3歳(3-2-0-3)1着阪神北國新聞杯(2勝)ダ20、阪神3上1勝ダ20、
阪神未勝利ダ20、2着阪神竹田城S(3勝)ダ20、阪神未勝利ダ20
3歳4月~8月、12月~4歳3月休養

3ヵ月休養明け。
前走
20221211阪神10R竹田城S(3勝)ダ2000m 2着
12頭立て2枠2番 晴、良 56キロ

中6週、プラス6キロ。
スタートは普通。馬なりで内から前へ。
最初の直線で控えて中団中から。外々を進んでいる。
前半600m36.8秒、1000m63.4秒の平均ペース。
3角で外から前に上がって行く。
4角では外4頭目を上がって行き先頭に並びかける。
直線は4頭雁行の大外から、
追ってからまずまず伸びていたが、
内の勝ち馬も渋太くゴール手前で盛り返されて2着まで。
自分から動いて行って、4角も大外を回り、
最後までバテずによく伸びてはいたが少しだけ勝ち馬が強かった。
前に行って粘っていた3、4着馬は引き離している。

スタートは普通~やや遅い。前半は中団で折り合って追走している。
残り1000m辺りからマクって行く戦法をしている。
直線でも大トビではあるが、力強くバテずにまずまず伸びてくる。
阪神ダ2000mは、3-2-0-0でかなり得意。
大トビで出脚がやや遅いので、芝スタートの阪神ダ2000mは
芝部分で勢いをつけるのに向いているのだろう。
前走と同じように走れれば、ここでは十分勝負できる。
ハンデはやや見込まれた。

初戦の芝未勝利では、大外枠からスタートかなり出遅れ。
道中も出脚がつかず最後方で付いていくのが一杯。
3~4角の勝負どころでは離されてしまう。
直線も全く伸びず最後方のまま。
(これは出遅れも酷く、条件も合わなかったので度外視しても良い)

4戦目新潟3上1勝ダ1800mでは、
スタート出遅れ、出脚付かず後方から。
向正面から上がって行こうとしたが、ペースが速く上がれず。
4角でも回るのに1度完全にペースダウンする。
直線は、再度追い出して外をよく伸びてはきたが、
前から離された3着争いの集団中の6着まで。
(おそらく左回りは苦手なのだろう)

5戦目中京3上1勝ダ1900mでは、
スタートかなり出遅れ(2馬身)。
出脚も付かず後方、大外まで行ってしまう。
そこからはややかかり気味に前に行ってしまう。
1角で先行4、5番手外へ。
3角からムチが入ってかなり押している。4角でやや遅れている。
直線は中団外から、追ってよく伸びてはきたが、
前にはやや届かず4着まで。
(出遅れが酷かったのと、
スタート直後に大外まで行ったロスが大きかったか?
それでもやや不可解な敗戦だが)

(回避)ホウオウライジン(3-3-4-25) 牡7歳 55キロ 追込 

2歳(0-1-1-1)2着阪神未勝利芝18、3着東京未勝利芝18
2歳6月~9月、10月~3歳2月休養
3歳(2-1-1-5)1着札幌ニセコ特(1勝)ダ17、阪神未勝利ダ18、
2着京都未勝利ダ18、3着函館3上1勝ダ17
3歳3月~6月、11月~4歳2月休養
4歳(0-1-1-8)2着札幌釧路湿原特(2勝)ダ17、3着京都4上2勝ダ19
5歳(1-0-0-5)1着小倉開聞岳特(2勝H)ダ17
5歳1月~5月、7月~11月休養
6歳(0-0-1-5)3着東京夏至S(3勝)ダ16
6歳2月~5月、6月~7歳3月休養
7歳(0-0-0-1)

連闘。
前走
20230304中山10R上総S(3勝、ハンデ)ダ1800m 15着
16頭立て1枠1番(1頭中止) 晴、良 55キロ

9ヵ月休養明け、プラス10キロ

前半600m37.2秒、1000m61.9秒のペース。

(回避)マイネルクロンヌ(3-1-2-21) 牡6歳 56キロ 先行

2歳(0-0-0-1)
2歳12月~3歳3月休養
3歳(1-0-1-4)1着中山未勝利芝22、3着中山未勝利芝22
3歳4月~8月、8月~12月休養
4歳(0-0-0-9)
4歳2月~8月休養
5歳(2-1-1-6)1着新潟五泉特(2勝)ダ18、新潟4上1勝ダ18、
2着札幌STV賞(3勝)ダ17、小倉宝満山特(1勝)芝26
5歳5月~8月、8月~12月休養
5歳4月までは全て芝レースに出走
6歳(0-0-0-1)

中2週。
前走
20230218東京10R金蹄S(3勝)ダ2100m 12着
16頭立て6枠12番 晴、稍重 58キロ

2ヵ月休養明け、マイナス6キロ。

前半600m36.8秒、1000m61.2秒のペース。

モズマゾク(3-3-4-13) 牡5歳 56キロ 差し 国分優

3歳(2-2-4-3)1着阪神3上1勝ダ18、阪神未勝利ダ18、
2着札幌3上1勝ダ17×2回▲、3着阪神3上1勝ダ20、中京3上1勝ダ18、
中京3上1勝ダ19、札幌3上1勝ダ17▲
3歳3月~6月休養
4歳(1-1-0-9)1着札幌大通公園特(2勝)ダ17、
2着札幌大倉山特(2勝)ダ17
4歳1月~4月、4月~7月休養
5歳(0-0-0-2)

中1週。
前走
20230225阪神10R伊丹S(3勝)ダ1800m 14着
16頭立て7枠13番 晴、稍重 58キロ

中4週、プラス4キロ。
スタートは普通。馬なりで中団外から。
向正面で馬群全体は詰まっている感じ。
前半600m37.2秒、1000m62.0秒の平均ペース。
3角手前から上がって行く馬がいて、やや乱ペースになっている。
直線はほぼ一団の後方外目から、
更に外に出して追ったがほとんど伸びず後方のまま。

前半は中団に控えて差してくるレースをしている。
だが、3勝クラスでは直線あまり伸びて来ず、
着順は良かったとしても、前からは離されるレースが続いている。
右回りは良いが、阪神ダ2000mはやや長いかも。
小回り平坦のダ1700辺りがベストだと思う。

リバプールタウン(5-4-2-28) 牡8歳 56キロ 先行 角田河

2歳(0-0-1-2)3着小倉新馬芝18☆
2歳10月~3歳1月休養
3歳(0-0-0-7)以上全て芝レース
3歳2月~5月休養
3歳8月~地方(園田)へ移籍
地方成績3歳12月~4歳2月(3-1-0-1)
4歳4月~中央転入
4歳(0-1-0-5)2着函館3上1勝芝20
4歳7月~12月、12月~5歳3月休養
5歳(1-1-1-0)1着阪神4上1勝ダ20、2着阪神4上1勝ダ20、
3着阪神3上1勝ダ18
5歳4月~6歳6月休養
6歳(1-0-0-6)1着阪神3上2勝ダ20
6歳12月~7歳3月休養
7歳(0-1-0-5)2着新潟柳都S(3勝)ダ18
7歳5月~8月、10月~8歳2月休養
8歳(0-0-0-2)

中3週。
前走
20230212阪神10R茨木S(3勝、ハンデ)ダ1800m 8着
13頭立て1枠1番 晴、良 56キロ

連闘、マイナス2キロ。
スタートはやや良い。かなり押して出して行って前へ。
1角で先行3、4番手内から。そこからは抑えて追走している。
前半600m37.2秒、1000m62.6秒の平均ペース。
3角手前で手が動いているが、やや付いて行けてない。
直線は先行4番手内から、追ってあまり伸びず
前からやや離された中団で流れ込んだだけ。

1、2勝クラスを阪神ダ2000mで先行押し切りで勝ってはいるが、
3勝クラスに上がってからは、押して行って先行できるものの
直線であまり伸びず粘れ切れないレースが多い。
現級で1回2着に入っている事もあって、
ハンデが56キロになってしまうのも辛いところ。
ただ、どちらかと言うとやや渋った馬場の方が得意だろう。

ロッキーサンダー(3-2-8-17) 牡6歳 56キロ 追込(差し) 富田

2歳(1-0-2-2)1着阪神未勝利ダ18、3着京都未勝利ダ18×2回
2歳12月~3歳3月休養
3歳(1-2-2-4)1着阪神3上1勝ダ18、2着京都3歳1勝ダ18、新潟3上1勝ダ18、
3着阪神3上1勝ダ18、阪神3歳1勝ダ18
3歳8月~11月、12月~4歳4月休養
4歳(1-0-1-4)1着阪神4上2勝ダ18、3着阪神摩耶S(3勝)ダ18
4歳6月~11月休養
5歳(0-0-3-5)3着阪神オークランドT(3勝)ダ18、
阪神伊丹S(3勝)ダ18、阪神摩耶S(3勝H)ダ18
5歳6月~9月休養
6歳(0-0-0-2)

中1週。
前走
20230225阪神10R伊丹S(3勝)ダ1800m 16着
16頭立て6枠11番 晴、稍重 58キロ

中5週、プラス4キロ。
スタートはやや出遅れ。行きたがるのを抑えて最後方外から。
向正面で馬群全体は詰まっている。
3角手前で外から一気に前に上げて行って先行3番手外。
前半600m37.2秒、1000m62.0秒の平均ペース。
4角では大外を回らされたのでやや下がってしまう。
直線は中団外から、入口でもう全く脚が残ってなく
前からは離された最後方へ沈んでいくだけだった。

スタートはやや出遅れる。
前半は行きたがるのを抑えて後方からのレースをしている。
3角手前からマクるように上がって行くか、
直線勝負に出るかはその時次第ではある。
ここ2戦は末脚不発だが、
以前はまずまず良いところまで追い込んでくるレースが何回もあった。
阪神コースは得意だが、ダ2000mは少し長い気はする。
ハンデ56キロはやや見込まれたが、前が崩れる展開になれば
3着辺りに突っ込んで来てもおかしくはない。

Memo(全頭見る前の段階の初感)

ハンデ戦(全て牡、せん)で、
斤量は54~58キロ(定量基準で考えると4歳1キロ減)。
実質トップハンデなのは、ハイエンドの58キロ(59キロ相当)。

主な前走レースとして、
2023年2月25日阪神伊丹Sダ1800m
上位2頭が強い。3着以下は離れている。
2023年2月18日東京金蹄Sダ2100m、
上位2頭が抜けて強い。3着以下は大きく離れている。
2023年2月12日阪神茨木Sダ1800m、
1着馬が順当に勝ち上がっただけ。やや手薄なメンバー構成。
2022年12月11日阪神竹田城Sダ2000mがある。
上位2頭が強い。3着以下は大きく離れている。

残るのは、
ジューンアマデウス(昇級初戦で評価できないため)
テンカハル(金蹄Sクビ差2着)
ハイエンド(竹田城Sクビ差2着)
の3頭。

後は、距離が2000mになって良い馬、
軽ハンデで台頭してくる馬(今回はあまりいないだろう)。

以上も踏まえて、
1番手は、ハイエンド。
出脚がやや遅いので、芝スタートの阪神ダ2000mは向いている。
残り1000mくらいからマクり切れる脚を持っていて、
3勝クラス初戦の前走でも今までと同じような走りで2着に好走している。
3着以下を1秒以上引き離した事からしても、力は抜けていると思う。
心配なのは、ハンデ58キロと極端に出遅れた場合だろう。
(トビの大きい大型馬なのでそこまで心配ないとは思うが)

2番手は、テンカハル。
前走の初ダート戦で脚抜きの良い馬場とは言え、
好走し3着以下にかなりの差を付けて力のあるところを見せた。
ただ、今回は馬場の性質が全く違う阪神ダ2000mな点は心配材料。
ハンデ58キロは見込まれたが、
斤量自体は前走も背負って走り切っているので問題はないだろう。
パワーの勝負になった場合、
ハイエンドに対してはやや分が悪い感じはする。
それでも、それ以外の馬に対しては優位だと思う。

3番手以下は、正直何が来るか全く分かりません。
逃げ馬が粘るかもしれないし、
人気薄の軽量馬が追い込んでくるかもしれない。
何となく、ケイアイシェルビー、ジューンアマデウス辺りが良いだろう位。
(3月11日追記)
3着候補にロッキーサンダーを追加しておきます。




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