見出し画像

他人は自分を映す鏡だというので(2024/04/16)

4月前半がどうたったかというと、何かイライラしていた。
神経が過敏になっており、やたらと反応してします。
緊張が常に続き、自分の意志では緩めることが出来ない感じ。
脳疲労が限界に達しつつある感触はあったが、これまでは土日にたくさん寝れば緩んだ。
けれどどうにも疲れが取れない。
息がしずらい感触があった。
体の全身がカチコチだった。
時間を取って体をストレッチしたりマッサージしてみると、足裏がやたらとカチコチだった。動かすたびにぴきぴきと音を立てる。
弛緩剤が欲しいくらいだ。
足裏マッサージをするとカチコチだった筋肉が緩み、力が入るようになり、いくらか体もラクになった。

今までのイライラと違うのが、他人に対してイライラしてしまう、という点。
なぜだか他人にイライラしている。
全員に対してイライラした瞬間もあったし、特定の人物に対してイライラしたことも。
それがなぜなのか、わからない。
職場を生きる私のペルソナは、一体何がそんなに気に入らなかったのだろうか。


MIU404

前に話題になってたよなーと思ってみた作品。
演出よし音楽よしストーリーよし演技よしセリフもよし、細かいところは気にしない、ちょっと深いい話もあるというとても出来のよいドラマ。
・志摩と伊吹の軽くBLチックにもいけそうなバディ感
・見やすい一話完結型
・女性上司を据えることで頑張って働くアラフォー女子の苦労を書く。そしてこの女性上司がいることで女性が被害にあう物語を展開した場合に、物語として共感し寄り添う姿勢が説得力を増す
・印象に残っているのは、2話の青年、4話の最後に懸ける女性、8話の許さないことを選択した刑事、菅田将暉。
物語が動きだす瞬間にかかる疾走感のあるあの音楽が印象的だった
とにかく萌えドラマだった。
萌えを担当するのはもっぱら主人公バディとその仲間たち。
そして現実や生きることの悩み、みたいなのを描くのが事件の犯人や被害者たち。
物語の展開はテンポよく。
必要以上に暗くも明るくもならない。
せっかくだから、気持ち悪いオタクになることを怖がらずに萌えポイントを列挙してみよう。
・ゴミ箱を蹴り飛ばす星野源
・しょっぱなからガッツのある運転をして車を廃車にする
・劇中で何度か胸倉をつかみ合う二人
・車中で微笑ましいやり取りを繰り広げる二人
・どうしても志摩の過去を知りたい伊吹。なぜウィスキーを飲めなくなったのか?と本人に直接聞いてしまう
・だんだんとスキンシップに愛がこもってゆく二人
・しかし最終話あたりで暗雲が。Youtuberを取り込んで一人でやろうとする志摩。「あいつには正しいままでいて欲しい」。暴走しそうだからと盗聴器を仕込む伊吹。
・志摩はやっぱり隊長ラブだったのか?「死んだやつには勝てねえよ」
そのほか、萌えというよりハートフルだったシーン。
・上司を刺し殺して逃げ出した青年。山梨のトイレで見つけ、伊吹は言う。「話をきく」。伊吹は相手の話を聞こうとするキャラ。
・詐欺電話で迷惑をかけまくっていた陸上部集団。
「走りたいから。それだけじゃん」高校生の気持ちがわかる伊吹。
・4話は青池が主人公。死ぬ直前にやった賭けは、とりあえず大金を国外逃亡させることに成功した、しかも宛先は人権団体?的なところ、という点では大成功。最後にしてやったり。泣ける話。
・伊吹が目の前を見て生きているキャラに対し、志摩はどこか過去を引きずっている。後悔であったり罪悪感があの振る舞いを作っている。
 8話になって、伊吹も「間に合わなかった」という経験をしてしまう。
 けれどその出来事の捉え方は、きっと志摩とは違うのだろう。
・8話。「君に出来ることは何もなかった。何も」
 処刑人にも良心の呵責があると語った引退刑事。キリスト教は許すという教えだと言う。
 何度も言った。許さない、と。
 言葉に出来ない、もっと深い感情と思考を引きづりだされるようなエピソード。伊吹は子どものように泣きじゃくる。
・菅田将暉。「神はもっと残酷だ」
 「人間のフリをしている」
 菅田将暉のエピソードはもっと練れたと思うしもっとシリアスに、深く、執念深く描けたと思うけど、この頃コロナで色々事情があったのだと思う。
 わりとあっさりと終わってしまった。

コウノドリ シーズン1,2


見ていなかった

こちらもなんだかんだで視聴していなかった作品。
コウノドリ先生が思ったより優しい口調で喋っている。
そしてコウノドリ先生と四宮先生から漂う軽くBLチックな、、、
あんまり妊娠のこととか詳しくなかったので勉強になった。
このドラマはわりと啓蒙したいという思いもあるのだろうな。原作含め。
BLバディに挟まれる研修医の下屋。そして明るくておっちょこちょいなキャラ。なんだか珍しいキャラポジション。あんまり見ない配置。
小松さんがいいキャラしてる。こういう人いるもんね。
こんな感じで仕事してくれるおばちゃん、います。とっても助かるんですよね。良い人で。親近感がわきました。
救命ものだったら、とりあえず命が!!命がやばい!!という緊張感がずっと続き、患者さんが死んでしまうのもよくあることなので、ある意味死に対してはドライな部分があったり、悲壮感を漂わせたままshow must go on的なノリで進んでいきますが、
コウノドリは母体の死亡を引きずり、それを受けて進路を考えなおしたり、笑わなくなったり、キャラ変更をかましたり、闇落ちしそうな雰囲気を醸し出したり。
そして救命ものに比べて温かい雰囲気がとても良く、命が生まれるたびにほんわかしました。
銀髪のカツラでピアノを一心不乱に弾くのも、なんかシュールでおもしろかったです。普通に小松さんとかの前で弾いてる時がイケメンでした。

仕事がいや

冬からずっと続いているいやいや期。
なんかもう全てが嫌。
我慢も耐えるのも自分のやりたいことを諦めるのももう嫌。
もらっていいはずの報酬をもらっていないという感情。
やらないといけないことがたくさんある、けれど脳みそはフリーズし手が動かない。
新人指導も負担、周りの人にやって欲しいことを伝えるのも負担、けれど自分でやるのもしんどい。
もうどうしようもない。

春になり、桜が咲き、体が楽になり、気持ちが緩み、
そしてまたじっくりと自分の抱えたものと向き合う余裕が出来れば。

また、耐えてもいい、我慢してやってもいい、諦めてあげてもいい。
目の前にやることがあるのだから、自分の持てるものを捧げて頑張ってあげてもいい。
それほどのリターンはないかもしれないけれど、最低限の家賃や光熱費は払えるわけだし、自立した人間としての最低限ラインは保たせてもらえている。
そのことに感謝するべきだと、そしてもういいと思うなら転職すればいい話なのだし。
どこを自分の限界とするのか。
どこで見切るのか。
そして見切ったあと、私はまた自分の可能性を信じることが出来るのか。

温かくなる時期。
少し、期待をしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?