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【Agust D in Yokohama】

《2023年の振り返り記録》

ミン・ユンギの来日公演。
チケットが当選したその日。

それはそれは何年ぶりか?
いや、人生で初では?と思われるほどの興奮と喜びでじっとしていられず。喜びの七転八倒。息切れするほど。

その後の日々は繰り返し『当日まで普通の風邪も流行り病にも罹らず元気に無事に会場に到着できますように!』と神頼み。

そんなこんな、心の中で大騒ぎしつつ。薄っすらと持続する謎の緊張感も小脇に抱えた状態で無事に当日を迎えました。

日本公演3daysの2日目。ぴあアリーナ至近の駐車場を予約してあったので車でゆっくり界隈を巡るとそこかしこに薄い紫。目に映る全てのボラヘだけでもう非日常の喜び!

《ぴあアリーナも紫に》

実感。色から実感。
チケット確認。ある!
呼吸を整え会場へ。

《最大キャパ12‘141人だそうですがステージの近さが絶妙に良い》

赤と青の照明が美しいアリーナ内。ずいぶん後方席ではありましたが肉眼でじゅうぶんユンギを確認できるステージの近さ!(ぴあアリーナさん、ありがとう!)

予想よりずっとステージが近いことに安堵したり、後ろの座席にいらしたArmyさんからソンムルいただいて大喜びしてるうちに、いよいよ開幕。

ユンギらしい(私が勝手に思ってる「らしさ」ではありますが)舞台美術と照明美術。

《湿度とユンギは最高のマッチング》

黒い空間。雨の音。そして現れた私のスーパースター、Agust D。

もう最初から息つく間がまったく無く。それは私自身の興奮もありますがセットリストの妙、そして何よりもミン・ユンギの渋く重く華麗なるカリスマ。

冒頭の20分ほどで早くも感極まりました。「聴きたかったあの曲」が次々と連打され。ノックアウト。

数秒ノックアウト状態、そこからまた我に返り、そして再びノックアウト。繰り返し。

『Haegeum~解禁』から始まり最後の『The Last』まで。耳に流れ込むユンギの歌声で脳内再生されるイメージの断片....漢江の流れとその水面に映る白い満月、サボテンの香り、繁華街のネオン、急な坂道。霧雨。

(ユンギの作る曲には旅情を誘われ切なくも心浮き立ちます)

【夢の余韻に浸るにふさわしい月夜の港ヨコハマ】

そんな風に心が潤って揺れて昂ってを繰り返していたら。もう、もう、本当に!あっという間にライブ終了。潔くキッパリとステージを後にするユンギ。

ライブ会場によって去り際に見せるキャラクターが変わらない、ように見えます。骨太な一貫性。

そうした立ち居振る舞い、
大好きです。

興奮した状態のまま、その余韻を引き延ばしながら港を散策。

中華街の賑わい。潮の香り。夜の海辺に集う沢山の楽しげな人々が生み出す夏の始まりのお祭りムード。

そして空の満月も、全てユンギの歌声と共に大切に記憶しようと思った6月の夜でした。



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