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【若葉の頃にミン・ユンギ氏】

爽やかな新緑と共に、ユンギの映画『Agust-D TOUR D-Day THE MOVIE 』が私の町にもやってきました。

それはそれは意気揚々と映画館へ向かいました。スキップ&ハミング&グラン・ジュテで入場するくらいの勢い。

お土産フォトカードを入場口でいただき(嬉しい)落ち着いて観られる座席に陣取り先ずは深呼吸。

D-DAY ファイナル。スクリーンに浮かび上がってきたのはひたすらに懸命で、知性と武骨を合わせもった若き音楽家。

絶対領域に到達しているラップ表現以外も、自分の作りたい音楽に必要な全てを自分のものにすべく努力を続ける姿。この人は地球上のあらゆる楽器、あらゆる発声法にどんどん手を伸ばしていきそう。

BTSとしての活動と個人の創作との今まで以上の豊かなケミストリーを期待せずにはいられません!

そこに....
ジョングク氏、ジミン氏、ナムさんの登場!

どの組み合わせも最高でした!
特にナムさんとの共演には歴史の浅いアーミーである私でも時の流れ(?)を思うところがあり印象深かったです。

筋金入りのラッパーが同じチームに2人いれば創作上の方向性において衝突も沢山あったであろうと予想されます。「俺と俺」の一歩も引かぬ切磋琢磨と言いますか。

たくさんの意見をぶつけ合い、時に徹底反発し、時に言葉無くとも共感し、口に出さずとも互いをリスペクトしつつ現段階まで走り抜けて来たのだなと。

巨大な名声を得て後の精神の律し方も、表面に出る色は違えど根本部分は似ているように思えます。

BTSはメンバー間それぞれの組み合わせに切磋琢磨の歴史があり、岐路や成長の過程で生じた葛藤を投げ出さず、誤魔化さず、踏み止まり、見事に昇華させてきた人々なのだと思います。

彼らの身辺で社会的な規模での困難な事象が巻き起こり、その余波が7人に及ぶ事があったとしても(絶対に無い方が良いに決まってるのが前提です)

威風堂々かつ正々堂々と、そこにユーモアのエッセンスを入れる事も決して忘れずに乗り越えていく...。そんな7人だと心から信じている。

会った事も無いのに凄く信じている。私のこういう観察眼はハズレない(と、思うんだけども)

そして...ユンギ氏に相対しましては私、いい歳の大人ですけども遠い昔の...10代の頃の恋と憧れのあいだを漂う淡いあの感じをいつも思い出します。

極めて甘い芳香を放つ、あの懐かしい記憶。それに似た感覚が蘇るですよ。

どうにもこうにも、どうしたもんだかこの体たらく。

ですのでね、来週あたりまた映画館へ足を運びます。



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