2024年2月 政倫審開催めぐり与野党攻防―旧統一教会問題が再燃―

「あらゆる機会をとらえ、国民の信頼回復に向け、関係者に説明責任を果たしてもらわないといけない」―岸田文雄首相は2月15日、自民党が裏金問題に関して行った事情聴取の報告書を公表したのを受けて、こう発言した。野党は説明の場として政治倫理審査会の開催を求め、出席者などをめぐり与野党の攻防が展開された。盛山正仁文部科学相の旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係が新たに報道されるなど、旧統一教会問題が再燃した。

ここから先は

2,828字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?