見出し画像

Rebirth -12サインの風景-牡牛座「内側から溢れる思いを生きる」

お腹が減ったら泣く。
満たされたら笑う。
誰からも愛される存在である乳児は、
肉体の感覚を素直に表現します。

それは、肉体というオートマチックな
生命構造の要求を表現することが、
乳児にとっての最大のミッションだからです。
牡牛座は、誰もが経験してきたこの感覚を、
大人になっても忘れません。

人間の「本能的な要求を満たすことの大切さ」を
よく知っているのです。

この頃の私たちは、
まだ自分と自分以外の世界が分離されていません。
お腹が減ると世界中のお腹が減っているように感じます。
しかし大人になると、自分と自分以外が感じることが、
違うことを知りはじめるのです。

それでも牡牛座は、
私と私以外の間に、分離された壁を作らないのです。
そのため、時に牡牛座の行動や振る舞いは
「自分の感覚を押し過ぎる」
「他者の声を耳を傾けない」
と批判されることがあります。

しかし、そんなことは全く気にする必要はありません。
なぜなら、自分自身と世界が一つであると感じることで、
牡牛座は湧き上がるような本当の願いを生きることができるからです。

「休みたいなら、なぜいま休まない?」
と言ったのは古代ギリシャの哲学者ディオゲネスですが、
牡牛座はそうした小さな欲求を大切にします。
その積み重ねが、大きな夢や願いを叶えることに
直結していくことを、よく解っているのです。

もし私たちが湧き上がるような
自分自身の願いを生きたい思った時は、
牡牛座の願いを叶える力に学ぶことです。

東海 豊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?