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Air Max Impact 3 Performance Review

え?眼中にない???

知ってる。

まぁそんな事言わずに少し付き合ってくださいよ。
もしかしたらこういったクラスにもきらりと光る何かがあるかもしれないじゃないですか…。というのを見逃すと性格上嫌なので、こういうクラスでも行けると思ったら節操も無く手に取ってしまうんですよね…。

という訳で今回は”Nike Air Max Impact 3”を見てみようと思います。
Air Max Impactシリーズも3作目になりました。まぁどのメーカーでも基本的にはそうだと思うんですけど、こういったバジェット…というか最下層のラインってぶっちゃけそこまでセールスが良い訳では無いんだと思います。
基本的な市場はエントリーユース。もう一つの側面的にあまり裕福では無い方達にも手に取って貰える様に出来る限り価格を抑えたライン、という性格もあると思います。
故にシリーズ・ネーミングが継続する事に特に頓着は無いんだと思います。これまでにもどこのメーカーにおいても出ては消え、というモデルがかなり存在しています。

あ、これは決して「安かろう、悪かろう」という事が言いた訳では無くて、
逆に企業努力によって、できる限りの高性能を・出来る限りの低価格で、というコンセプトで作ろうとした結果、その時々で搭載するユニットのコストとバランスを取って構成が変化するが故にシリーズもネーミングもコロコロ変わりますよ、という事がご理解頂ければと。
それでいて、そんな最中、Max Airを搭載したこのシリーズは3作目に突入し、市場では4作目まで継続している状況ですよ、という事。
(あ、ちなみにソールユニットの設計コスト的に2作程度流用するのは結構っ主流なので、大きく変わるのは偶数の後になる事が多いです。)

これ以外にもNikeにおいてはRenew Elevateシリーズも3作目に突入してたり、Fly.Byシリーズなんかも引き続いてリリースされており、豊富とは言わないまでも選択肢として準備している辺りは流石なーと感じる次第です。
(まぁでもこの辺りのラインナップ量で言うとアジアメーカーには勝てなくなってしまっているのですが…)

話を戻しまして、エントリーモデルのシリーズ3作目。
性能や如何に。

今回チョイスしたカラーは…というか、この辺りのモデルってNike Japan的には積極性が無いラインで、時々公式にラインナップされるかアウトレットで落ちてるかの大体2択なんですよね。
本当の時々、一部のランクの店舗なんかに在庫配っているみたいですが、かなり稀ですし、だとしてもカラーラインナップなんて選べないことがざらです。
故に今回のチョイスもアウトレットに来ていたブラックカラーです。(いや、別に嫌いという訳では無いんだけど。)
本国や他国ではソコソコカラーラインナップあったりするんで、欲を言うと選べると楽しいんですけど、まぁ国内ニーズを考えると仕方ないですよね…。個人的にはグローバルラストを履けるだけ希少価値爆上がりなんですけどね…。

■ディティール

ではまず外観から。
上では文句言いつつ、個人的には嫌いじゃないスタイリング・配色だと実は思っています。

ブラックをベースにアウトソールの一部をグレーに切り替えたツートーンな印象で、アッパーサイドもワンポイント的にグレーを入れた配色。

サイドシルエット的には少し前にレビューしたLebron Witness 6に親いディティールをしており、デザイナー一緒なんじゃないか説をここに提唱してみようと思います。

アッパー全面にメッシュが貼られた見た目はチープという意見の方が大多数とは思いますけど、個人的には潔い割り切りと見えています。
価格をできる限り抑える為にプレイに不必要な部分を徹底して切り落とし足しあがり、個人的には大好物です。

インサイド側も余計な装飾等無しのプレーンな仕上がり。
グレーメタルなレースを用いたスウッシュのスティッチが良い塩梅です。

これまでのデザインからはぶっちゃけ何も感じなかったというか、特に関連性を感じなかったのですが、今作においては何故かAir Maxシリーズのニュアンスを感じてたりします。
それはサイドシルエットとシューレースホールの補給部分。
特にシューレースホールの補強用に追加されたラバーのようなレイヤーがAM 90のそれに見えて、これをデザインした段階でAM 90がデザインエッセンスに入っていたのでは?と自分は感じています。答え知らないけど。

ちなみにWitnessにもこのマーク入ってたんですけど、これ何のマークなんですかね?新しいAir Maxモチーフなんでしょうか?

■フィット

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