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COURT AND RIDER Performance Review

Pumaさんのこの名前ごちゃごちゃにする文化、マジでやめて欲しい…。
結局これは”COURT RIDER”なのか、”COURT AND RIDER”なのか…。
公式のWebですら混ぜこぜなので、本当に統一して欲しいと切に願います…。

はい、開口一番文句から始まってしまいましが、これってかなり贅沢な文句の一つですよね。

3年前にバスケットボール市場に戻ってきたPuma、まさかここまで市場を拡大してくれるなんて当時は思ってもいませんでした。
だって、少なからず全開は苦渋を飲んで撤退となった訳で、そして復活するにしてもシェアを作れるかなんて分からなかった訳じゃないですが。
それがこうやってシェアの拡張に積極的に取り組み、バリエーションを増やしてくれたことは一消費者・一プレイヤーとして嬉しい限りです。

という訳で、今回は”Puma COURT AND RIDER”を見てみようと思います。
このシューズもバリエーション拡張シリーズの一つだと自分は思っています。Puma =  Clydeの呪縛から解き放たれた1足の一つになろうかと。
その切っ掛けとなったのは何かと話題なBall 3兄弟の末っ子、”LaMelo Ball”の存在が特に大きいかなと自分は思っています。

昨年シャーロットホーネッツにドラフトされたLaMeloは、元々の話題性もありつつ、そのパススキルとロングレンジショットを得意とするプレーで着実に人気プレイヤーになってきており、そんなLaMeloが好んで着用しているのがこのシューズ。
…そういや”3兄弟”という話題性も大分鳴りを潜めましたよね…。
あれってぶっちゃけ子供たち滅茶苦茶可哀そうだなぁーとか思っていたんですけど当の本人達はどう感じてたんでしょうね…。BBBも色々トラブりまくってましたし…。

さてさて、それはさて置きでそんなこのシューズをしっかり見て行ってみようと思います。
今回チョイスしたのはホワイトをベースにグレーとブラック、差し色にオレンジを使用したもの。バリエーションの中では少しシック目の強いスタイリング。
Pumaは多色展開してくれるので、毎回チョイスに困ります。

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■ディティール

それでは早速見て行ってみようと思います!
まずは外観から。

全体的にとても面白いスタイリングになっているまぁーと思っています。
真新しい見た目とクラシックな風合いが良い塩梅でミックスされたこの風貌。

このバスケットボールシューズは、フューチャーライダーからインスピレーションを得て、そのエネルギーをコートにもたらします。
Via Puma

似てる似てないはさて置き、クラシックなモデルからインスパイアしてきてくれるのがPumaシューズの面白いところで、それらの素材感もしっかりと引き継いでて来てくれるからこそのユニークさなんでしょうね。

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これを表す様に、もちろんプレイ時に掛かる負荷も想定してでしょうが、アッパーの基本素材がレザーで構成されているという状況。
他メーカーがファブリックマテリアルを多用する中で、しかもクラシックなモデルでもないのにしっかりとアサインしてくる辺りに拘りを感じます。
しかもアンクル付近のファブリックに至ってはレザーをサンドイッチしており、サーフェスだけを変更しているという徹底ぶり。

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