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FuelCell Two Wxy V3 Performance Review

何とまぁ惹かれる形状に仕上げて下さいやがって。

正直な話、前作をスルーさせて貰ったのは 、凄く失礼な話”ディティールが普通だったから”だったりします。
ほら、なんか見た目的に癖が強かったり、尖ってる方が気になっちゃうことってあるじゃないですか。…ありませんか?そうですか…。
…いや、こういう奇特な人間から見るとそうなってしまうんです。

「この流れ的に、Two Wxyシリーズは堅いシリーズとなるんだろうなー…。」と思っていたんですが、リリースを見て腰を抜かしました。
「なんか”N”が飛び出てるんですけど!!」

シリーズ3作目という事もあり大きくコンセプトは変わらないだろうとは思いつつも、どうしても気になってしまった為にレッツトライさせて貰います。
という訳で、今回は”New Balance FuelCell Two Wxy V3”を見てみようと思います。

…の前に戯言ですが、New Balanceさん、Kawhi 3は修正して再販無いんでしょうか??
本人は着用継続しているが、世界の市場から消えてしまったシューズ。
着用の際に破損してしまう恐れ、との事でIssueとしては結構大きな問題ではありますが、実は楽しみにしていた1足でもあったので是非とも解決して貰えることを切に願うばかりです…。(実はオーダーをしたタイミングが悪く、このIssueにより入手が叶いませんでした…。)

でも、この様なトラブルがあっても売り上げの立つラインナップを持てているのはやはり強みですよね。
契約選手も増え、しかも各々が優秀な成績も残していることもあり、Two Wxyシリーズのセールスは、カラーウェイの拡大状況から見てもなかなかに好調なのが伺えます。
でも良く考えて下さい、Kawhiが契約してからまだ”たったの4年”しかたっていないんです。
確か同時期にPumaも長年の沈黙を破って復活することもあり、界隈が一気に賑やかになったのを今でも覚えています。
今や両メーカーとも契約選手を拡張しつつ、シグネチャーシリーズとフラグシップをしっかりと維持・継続してシェア争いを繰り広げてくれているのは、一消費者としてはありがたい限りです。

はい、いつも通りの大幅脱線になってしまったので、早速シューズを見てみようと思います。
今回チョイスしたのはトリプルブラック。
これ、実はたまたま購入前に現物を見せて頂く機会があり、そのディティールに惹かれて後追い購入したものになります。いやー本当に格好良い仕上がりだったので。
あ、でもUSAだけフィエスタが売っているのズルいと思います。持ってきてください。早く。

■ディティール

ではまず外観から。

一つ失敗したなーと思ったのは、まー写真映えしない事w
一つ一つ細かな部分まで格好良いんですけど、これ写真表現しきれるんでしょうかw大変申し訳ございませんw

気を取り直して、シルエットとしては”ミドルカット”にあたるのかなと。ローカットのような見た目していますが、アンクル周りまでしっかりとフォローしてくれています。この辺りはv1から続くキープコンセプトですね。

サイドから。この”N”にやられたわけです。
そしてさり気にパテント部分にホログラムが入ってたのです。これ、商品写真じゃ全然分からなかった…。
男の子はこういうのが好きです。好きです!(人による)

はい、ふざけるのはこの辺にして、中足部にもしっかりとウォールを立ててたりとよく開発されているなーという印象でした。

次いで驚きだったのはこのアッパー。
商品説明等では特に言及されていないんですが、これも結構な力作なのでは?と思っています。
アッパーのぼこぼこ、これは型押しによる成型。張り出している部分に厚みを持たせているという訳では無く外側に張り出させている、です。

経験則ですが、目的は強度。立体化させてリブを持たせることで、屈曲抵抗が出来るという訳ですね。
無作為なパターンに見えますが、欲しい部分をちゃんと狙って配置されているかと。特に内側の方に多めパターンが入れられています。
まぁ外側は”N”がサポートしてくれますしね。

ユニークな特徴としてはこのくらいでしょうか?
それ以外に関してはオードソックスに。それでいて粗の少ない作りこまれた仕上がりという感じで、シンプルに質感やっぱ高いなーというのが素直な感想です。

■フィット

それでは堪能させて頂きましょう。

まずはラスト。
New Balanceは明示的にワイズを公表してくれるのが特色。
そういえばこれ日本だけなんですかね?USもUKもフィット目安は書かれていますが、ワイズ表記は見つけられず。
話を戻しまして、このTwo Wxy V3においては”2E”とのこと。これまでのモデル的に”E”や”D”が基本だったことを考えると根本的に少し広めの作りという事ですね。

バリエーションがある?これがちょっとわからなかったポイント。
ワイズの広がり方に少し違和感を感じてUSやUKを覗いてみたというのが前述のワイズ公開有無のところのコメントな訳ですが、USもUKも基本的にはワンサイズの展開。
現時点の情報だけで判断するとしたら、少し広めの作りは決して日本・アジア向けラストという事では無さそうという事ですかね。

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