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D Rose 10 Performance Review

ついに入手する事ができました。

これまで何度かブログやTwitter等でも書かせてもらいましたが、自分にとってD.Roseは本当に特別な存在なのです。
”私はD.Roseにバスケの世界へ戻してもらった”これは本当に事実で、当時社会人としてそれなりに暮らしながらプラプラしていた時代。
ふと見たCMに大きく心を奪われました。そう、あのCM。

すごく衝撃的なCMでした。

”片足重量9.8オンス(278g)”

リリース当時史上最軽量のシューズということ自体にも驚きましたが、
(それまでは”バッシュは重いもの”という認識しかなかったので…。)
それより何より、CM中に流れるハイライト。
圧倒的な速さを持ち、相手を翻弄する。そして何よりアグレッシブなプレイ。
「今、バスケってこんな事になってるのか!!!」
自分がこのCMを見るまでのバスケの印象派というと、
・バスケは小さいやつがやるもんじゃない
・小さいやつが無理に攻めてはいけない
・小さいやつはがむしゃらに走らなければいけない
etc…

こんな感じでした。
(今の時代のようにYoutubeなんて発展もしてませんし、衛生放送なんかも自分の家にはなかったので、そもそもNBAを見ることすら出来ていなかったので余計にこんなステレオタイプが育っていたのです。)

このCMからD.Roseというプレイヤーを知り、調べていく中でどんどん自分のバスケに対する概念がぶち壊されていったのを今で鮮明に覚えています。

「自分もあんな風にプレイできるか?」

思い立ったら即行動。近場でバスケをやっているチームにコンタクトを取り、参加させてもらうことに。
…まぁ、初めは散々たる結果でしたがw(ブランクがあったために…。あ、余談ですが、自分の名前の由来の一つだったりもします。)

はい、話が大分逸れてしまいましたが、そんなD.Roseのシグネチャーシューズも遂に10作目の大台に。

ここに至るまで彼のキャリアには本当に色々な事が有りました。
今でこそコンスタントに活躍出来ていますが、怪我に始まりトレードに次ぐトレード。一時はウェイブにもあい、精神を病んでしまったことも有りました。

それでも諦めず、ただ直向きにバスケットボールに向かい続け、遂には2018年MINで50得点のキャリアハイ更新にまで至った時には密かに男泣きをしたのもいい思い出で。
この流れからの10作目リリースでも有りましたし、引き続き好調にプレイ出来ているRoseの姿から「これはどうしても入手するしか無い!」と意気込んだものです。
…だったんですが、まぁこれが中々大変でした。

根本的な話ですが、Roseのモデルは殆ど日本でリリースされる事が無く…。
というのも、おそらくこれ迄のセールス的に日本での需要が無いと判断されたか、adidas Japanでは余り乗る気では無く前作のD Rose 9ですら1色のみの販売となりました。(しかもなぜかフィットネスカテゴリでの販売。)
D Rose 10に置いてもこの流れは変わらず、リリースからかなり時間経過してからの国内流通に至りました。(この間にD Rose 10を早く履きたいが為に輸入に踏み切ったものの失敗したりしてました…。)

というわけでここまでずれ込んでしまいましたが、なんとか入手に至る事ができましたので美味しく頂かせていただきます!(2重の意味で!)
では早速!

今回チョイスしたのは”McDonald`s”
文字通りあのマクドナルドとのコラボモデル…というシンプルな話でではなく、皆様御存知の通りアメリカではバスケットボールと深い関わりを持つ企業の一つで、有名なところで言うとMcDonald`s All American Gameというアメリカ・カナダのハイスクール卒業生を対象に東西の選抜チームの対抗戦を行うというゲーム(つまりハイスクール版のオールスター)を開催しております。(この協賛企業にadidasが居るという訳。)

これに選抜されるというのはNBAへのキャリアの中でもとても重要なイベントの一つになっていたりします。
そして、このイベントで選抜されたプレイヤーへ配布される特別なアパレルやシューズが有るのですが、それらはもちろんMcDonald`sのマークの入ったアイテムとなっている訳です。
これはあくまでの邪推なのですが、このシューズは本来そのMcDonald`s All Americanで配布される予定だったシューズなんじゃないかなと。
というのも、スケジュール通り進めば本来は4/1に実施される予定だったゲームが、今尚猛威を奮っているCovid-19により中止を余儀なくされた為…。
(早く終息してくれないか…。)
悲しいかな、消費者として見た場合には限定されたアイテムが手に入った喜びもありますが、反面それにより本来出来たであろうプレイが出来なかったプレイヤーが居ると考えるとなんとも複雑なところ…。
(無論NBAのスカウトもいただろう環境でアピールする場でもありますので…。)

…という内心ちょっと複雑では有りますが、これによって入手出来た特別なモデル。しっかりと味わいます!

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