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D Rose Son Of Chi Performance Review

突如現れたRoseのセミシグライン。

Roseのキャリア、不遇の時代に関してはこれまでにも散々書かせて貰ってきているので今回は割愛させて頂きますが、見事にカムバックを果たしていたD.Rose。

昨シーズンは足首を怪我してしまい、シーズン途中で手術を受け、シーズンを切り上げる事となってしまいました。
その後の経過に関するニュースが出ていないので、来シーズンが少し心配ではありますが、これまで数々の怪我を乗り越えてきたRose。今回も不死鳥の如くコートに戻ってきてくれることでしょう。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、ここ数シーズンはかなり安定してプレイできており、Rose自身の活躍もあり一時は大分コストを削られ、終了すらも危ぶまれていたRoseのシグネチャーラインは、今やセミシグラインを出すまでに復活してきました。

そう、という訳で今回は”adidas D Rose Son of chi”を見てみようと思います。

このシューズ、何の前触れもなくいきなりRose本人が着用を開始したんですよね。そして本シグよりも気に入ったのか着用回数もかなり多く、そりゃ気にならないわけないでしょう、と。

そして事前試着でもかなり好感触だった事もあって、割と楽しみにしていたモデルでした。

さてさて、実際はどうだったのでしょうか?
では早速!

今回チョイスしたカラーは”Godspeed”というカラーネームらしいです。(命名根拠ちょっと良くわからないけど。)

ChiともKnicksとも特に所縁が無さそうなんですけど、爽やかなミントカラーがとても可愛いので良し!!!

■ディティール

ではまず外観から。

質感に関してはお世辞にも高級感があるとは言えないです。
まぁそりゃそうです、セカンドラインですので。
でも個人的にはネガティブな事は一切ないんです。こういう削り込まれたデザインに機能美を感じるので。バジェットモデルが好きなのも同じ理由だったりします。
それでいてプレイヤーモデルはその中に、コストをできる限り掛けずに色を出しているから面白んです。

例えば、アンクル部のワイヤー。
もちろん途中で切って止められていますが、一見ヒール側をグルっと、配管の様な中を通っている様にデザインがなされていて、なんかこうハイテク感を感じませんか?(何言ってんだ)

例えば、アッパーのメッシュ一つ取っても通常の格子ではなくトライアングルメッシュを用いていたり、例えばヒールカウンターのTPUフレームの内側は効果は無いかも知れないですけどメッシュを貼ることでデザイン的に際立たせていたり、とこういうの眺めてるだけでも個人的には楽しいんですはい。皆さもお持ちのシューズであったりお気に入りのシューズをぜひ眺めて愛でてあげてください。きっと変態になる事が出来ますよ!

…はい、話を戻します。
材質・デザインはさて置き、構造としては凄くオーソドックスな物で、インナーブーティーにアッパーによるフォローが入る構造。
ここに、例えばワイヤー等のフィットテクノロジーは何一つ搭載されていないです。

強いて言うならアンクル周りのD Rose 11 由来のワイヤーですが、前述の通りイン/アウトが連動している訳では無く、ただのレースホールとしての役割を担っているだけのものになります。

■フィット

さてさて、では肝心の機能の方を見て行ってみましょう。

まずラスト。
縦寸は、うーんジャスト~ちょい長め。個人的にはかなりチョイスを迷ったポイントでした。
トゥの高さが少しだけ有るので、それを考慮して自分はハーフダウンでのトライとなりましたが、ソックス2枚を入れてマイサイズなども含めて慎重に試着してみるのがお勧めです。
adidas傾向的なので盲目的にショート側をチョイスすると痛い目を見てしまうと思いますので、店頭・試着可能ショップで購入されることをお勧めします。

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