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Harden Vol.6 Performance Review

でハーデンとラスの頭の中のファッションセンスがどうなっているのか1回見てみたい。

シリーズが進むにつれてどんどん尖がったデザインになっていくNBAにファッショニスタ両名のシグネチャーシリーズ。
アジアメーカー、特にここ最近はAnta・Li-ningのデザインセンスも大分来てるとは思うんですけど、個人的にはこの2シリーズのデザインへの並々ならぬ拘りはそれらとは一線を画している様に自分は感じていて。

今回はそのうちのHardenに触れる訳ですけど、昨シーズのHardenは、まぁ色々ありましたよね。
超BIGなトリオを構成したかと思えば、実情はKyrieもDurantもなかなかコートには立てず。一人奮起していたHardenですが、フラストレーションは解消できず結局チームを去る事に。
76ersでのHardenは少しのびのびプレーできている様に自分は見えていて、落ち着ける場所に出会えたのかなーとほっとしています。
再契約においてもプレイヤーオプションを行使せずにTeam強化に資金を充てて貰えるようにと配慮をしているところを見るに、かなり気に入ったみたいで、来シーズの76ersをとても楽しみにしています。

さてさて、という訳で今回はそんなハーデンの”adidas Harden Vol.6”を見てみようと思います。

正直な話、初めてのこのシューズのディティールを見た時は「???」でした。
「え?あれは??これは???」
と色々な疑問が頭をよぎった物です。まぁその内容は…。とりあえず見て行ってみましょう!

今回チョイスしたカラーは独特な淡いパープルが美しい配色。
このパープルは”マジックライラック”という名称らしいんですけど、なんだろう、なんか車のカラーネームばりに色々名前が付き過ぎててもう元の色を想像するのが最近難しくなってきている様に感じています。
このカラーはライラックという花の色がベースでしょう。なぜこの花かは正直わかりませんでしたが…。

■ディティール

まずは外観から。

色々詳細が分かる前にこのシューズを最初に見た時は「あれ、インサートだよね?なんで外にBOOST??」って思っていたんです。
Harden Vol.5での一番の革新はあのBOOST+LightStrikeによるインサートだと思っていて、色々で情報・トライオン等の情報が出回り始めて初めてそれを早々に手放したという事実を知り、個人的には凄く衝撃的だった事を覚えています。

アウトサイドから見ると、前作の面影にも見える全面のサイドサポートが施されていて、こちらサイドの写真ばかりだったので、「あぁ、今作もインサートなんだろうな」と勝手に思っていた訳です。(まぁシンプルに調査不足だったというだけの話なんですけどね…。)

話を戻しまして、という訳で、今作においてHardenに与えられたのは複合インサートでもLightstrikeでも無く、フルレングスBOOSTへの回帰だった、と。

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