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Air Zoom BB NXT Performance Review

「化け物が出てきた!!!」

初回着用の時に自然に出た感想でしたw。
それほどまでに異質なシューズ。
これまで履いてきたモデルとは全くもって別物過ぎて、「これ、どうやって評価すりゃいいんだ…」って本当に思いましたし、ある程度評価が固まった今でもこれを文書として公開して良いか悩ましいレベルで表現が難しかったシューズでした…。

はい、というわけで今回は”Nike Air Zoom BB NXT”をレビューしてみようと思います。

自分はその当時バスケに深く関わっていなかったので詳しくはないのですが、どうやら”Zoom BB”という名称は過去にも冠したモデルが有った様で、国内でもかなり人気のあったシューズらしいです。(調べてみるとかなり良さげだなぁ…。)
でも、名前こそ一緒ながらその系譜とは一線を画しているプロダクトで正しく別物。
それこそHONDAでいう”JADE”ばりに全くの別物となっています。(伝わらない…。)

さて余談が長くなってしまいましたので、早速現物を見ていってみましょう。
今回のカラーは”USA”。恐らくダブついてしまったんだと思うんです…。
本来開催されたであろう東京オリンピックに向けて用意されたカラーな訳で、寧ろコマーシャル的にもプライオリティ高かったイベントの一つだった筈。それがキャンセルされてしまい、1st、2ndリリースのカラーを差し置いてセールに流れてきてしまったと考えています…。
ベースの価格が結構高いので個人的には結構嬉しいとは思いつつ、心情的には悲しいとも思いつつ…。

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■ディティール

1stリリースだったグローカラーも勿論メチャクチャ格好良くて、何ならセールで来たら迷わず行く予定だったんですよ…。なのにUSAが大幅に下がってしまい負けました…。
でも実際手にとって見るとかなり力を入れて作ったのを感じられるもので、結果オーライな位に購入してよかったなぁーと感じる仕上がりでした。

オリジナルと違うポイントは、

①アウトサイドのヒール部分にワンポイントで星がついてる事。目を凝らさないと見えないですけど。

②インサイドのスウッシュがドットでは無く星で形成されている事。

③シューレースチップが左右別色な物が付いている事。

とざっくり3つ程。(シュータンに描かれたデザインが根本的に違うというのは除く)
ここまでしっかりと拘られたのにキレイにリリース出来なかったのは悲しいだろうなぁー…。

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