見出し画像

農機の洗車は心身鍛えられます!

結論:トラクターや田植え機など大型農機を人様と共同で使っています。
なので次の人に渡す為に極力きれいにします。
意外ときれいにしたつもりが泥汚れや苗やワラが付いている事があります。運動量と目配り、気力が鍛えられます!

①農機の洗車とは?

米作りにトラクターや田植え機などの大型農機は欠かせません。
次に使う人、次に使いやすくするために洗車機で洗車、洗浄をします。

②トラクター

役割は①耕運(土を耕す)②代かき(土を耕した後に水を入れて、土をどろどろにして苗を植えられるようにする)の2つの作業があります。

耕運と代かきでトラクターの後ろに付ける作業機がそれぞれ違いがあり、
耕運から代かきに作業が変わる時、作業機を入れ替えて取り付けています。

なので耕運の作業機、代かきの作業機(ドライブハローと呼ばれる)を持っていて、それぞれ作業すべて終われば洗浄し保管します。

トラクターや2つの作業機は個人で持つ人が多く、人に渡す事はあまりありません。トラクターを共同で使っている人達はさらに気を使います。

③田植え機

テレビニュースなどで観ているのでご存じかと思います。
後ろに苗の固まりを入れて、爪で苗を掻き取り、走って植えていきます。

田植え機は共同で使っています。個人持ちだと多くの面積を作って、稼働率を高めないと機械代が高くついてしまいます。
共同で使うので事前に使う日時を決めています。

田植え機を1日借りる時と午前だけや午後だけ借りる時があります。
☆1日借りる、午後だけ借りる場合は翌日まで時間があるので、
洗車でのきれい度は 90~100%。
☆午前だけ借りる場合は
次の人も使いますが、洗車せずそのままにはしません。
田植え機を引き渡す道中で道路が泥だらけになってしまいます。
なので次の人に連絡し確認した上で、
洗車でのきれい度は 70~80%。タイヤの泥は極力除去します。

④洗車で使う機械

大型農機の洗車、洗浄では写真の「高圧洗浄機」を使います。
水道水は使わず、
川や池の水が流れる用水路からエンジン式ポンプで汲み上げてます。
水圧が高圧でないと泥や苗や根っこが落ちません。

⑤洗車での用意、容姿

☆農機は洗車しても泥汚れを流しやすく、作業が安全な場所に駐車します。
 作業機は底面に落とさず、上げておきます。田植え機も同様。
☆作業者は濡れるので上下の雨合羽を着用。(暑い時は着ない)
 目の保護にゴーグルや眼鏡を装着します。
☆乗用車の洗車で使っているスポンジや洗車用ウエス、バケツなど

⑥洗車機の用意と動かし方

1・洗車機を用水路近くに置き、
 吸水ホースや洗浄を担うのノズルなどを洗車機に取り付けます。
2・用水路の幅に合った重い水タンクで水を溜めます。
3・洗車機の取扱説明書の手順に従い、
 エンジンを掛けて、ノズルから水が出て水圧を調節します。
 ☆ノズルの口先は水の出を広く、狭くすることが出来ます。

⑦洗車、洗浄のしかた

1・作業機等の後ろから始めます。
  上から下からを数回繰り返し、ノズルを当てて泥などを落とします。
2・作業機等おおよそ汚れを落としたら、後輪タイヤから始まり、
  トラクター等後部の底面を洗浄します。
3・両方の後輪タイヤ、トラクター等後部の底面がおおよそ終わったら、
  両方の前輪タイヤやトラクター等前面の底面を洗浄します。
4・トラクター等を動かしてタイヤの位置をずらします。
  ずらすことで死角になって取れなかった泥などを落とせます。
  (状況によっては取りやすいように動かす場合もあり)
5・運転席やフロント部分を洗浄します。
6・全体的に上から下から、後部から前部へ繰り返して、
  細かな泥、見落としがないか注意しながら洗浄します。
7・洗車したら、ボディや運転パネル、運転席等を
  洗車用ウエスで水を拭き取ります。 


あとがき

・洗車は大型農機だけでなく乗用車でも気をつかうかと思います。
終わったとしても、乗ってみると汚れに気が付くと「やっておけば良かった!」と思うことは多々あります。

なので「次はこうしよう!」と目配りと注意力が上がり、
良くすることが出来ます。
また、上から下から見る作業をするので屈伸運動で体力作りになります。

洗車は目配り、気力が鍛えられ、体力作りが出来ます!
日常生活や社会生活でのスキルアップ、人間形成に役立ちます!

洗車する本人も気持ち良くなります。

車をきれいにしたい、時間に余裕があるときでいいので、
自分の車を洗車、車内掃除してはいかがですか?

★「洗車」や「トラクター」「田植え機」「ドライブハロー」等に関して
意見、情報等コメントお願いします!
★記事の内容が宜しければ「スキ💗」「フォロー」をお願いします!
最後まで読んで頂きありがとうございました。


記事を読んで頂きありがとうございます。サポートして頂いたお金は「豪雪地帯」で生活する経費、「除雪機」の燃料代、エンジンオイル代、修繕代で使わせて頂きます。今後とも良質な記事を書いていきます!「まるでぃーに」の応援をよろしくお願いいたします。