歯の矯正について

　私は幼少期から歯の矯正の治療を受けていた。生まれつき顎が小さく、下顎が前に出てくる骨の成長をしていた。そのため、母が矯正の治療を受けさせてくれた。料金なんとうん百万円。この点は両親に感謝したい。ありがたや、ありがたや。

　歯の矯正と聞くと今では、透明なものを歯にかぶせて歯並びを改善させていくものが主流らしい。しかし、私の場合は、『ニモ』に出てくる、歯科医の子供が口に付けていたものを装着して日々過ごしていた。あれの難点は、針金が口内に刺さる点と、歯に食べかすが非常に多く付くことである。特に、針金は痛い。食べ物を嚙むたびに私の口内はズタズタに傷ついていく。

　現在はと言うと、骨の成長も止まったので、歯に被せて装着する物を付けている。歯並びがぐちゃぐちゃにならないように保護するためだ。

　顎が小さいのか知らないが、私は食事のスピードが極端に遅い。家族、友人が食べ終わるスピードの1.5倍かかる。そして、いつも遅いと言われる。

　そして、特技？として下あごを前に出すことができる。幼少期の頃は誰もができるものだと思っていたが実は違うらしいことに気づいた。でも、人前ではやらないけどね！