見出し画像

アラフォーがバイクの教習に行った話 その2


・初回教習

二か月間待ちに待った初回教習の日がやってきました。
2りんかんで購入したヘルメットとグローブ、作業靴に加えて
バートルの作業着の上下を着用して臨みました。

ただの現場のおじさんやんけ・・といういで立ちですが、
転倒することを考えたらこのニューヨークスタイルに行きつきました。
プロテクターについては教習所の方で貸出しているものを着用しました。

初回教習は私含め教習生は5人で、2人の教官がつきっきりで指導する形でした。
また、初回のみ2時間連続の教習でした。これは別項でも言及する予定なのですが、教習予約を取りにくい要因の一つだと思われます。

こんな感じで、特定の必修科目みたいなやつはネックになることが多いです

最初はバイクの取り回しになります。教習用のバイクはCB400というバイクでした。

ライトの周りについている装飾はギアやブレーキの表示です。

重さは200kg程度です。全然自信ないですが武蔵丸ぐらいの重さでしょうか。
この武蔵丸のセンタースタンドを立てたり倒れたのを引き起こしたりするわけですが、
体力には若干自信があったので片手で余裕っしょ!とか思っておりました。
結論から言えば両手でも余裕ではありませんでした。
普通に全力で腰を入れて引き起こしました。すいませんでした。

その後エンジンをかけて動かすのですが、マニュアル車特有のクラッチとギアチェンジの操作が必要になります。


ギアチェンジのやり方。クラッチレバーを握りながらペダルを上げ下げする


私は自動車の教習である程度原理を知っていたのと、こっそりとyoutubeで予習していたので割とスムーズに動かすことができましたが、一緒に受けていた教習生のうち車の免許を持っていなかった方は、エンストしまくって非常に苦労していました。
私もMTの経験が無かったら半クラッチって何やねん・・で二時間終わっていたと思います。

実際のバイクは違う形でしょうが、イメージはこんな感じです。
がつんと勢いよくくっつけるとエンストするイメージです

広場みたいなところで取り回しと軽い発進停止を行った後は二輪用のコースに出て外周を回りました。

何これめちゃくちゃ気持ちいい・・!

風を感じるとはこういうことか、と思いました。
教習所内で30km程度しかスピードを出していない状況ではありましたが、
早くも初回教習でバイクの魅力の一端に触れることができたのは幸いでした。

最後の方に教習車が渋滞して低速走行になったときにエンストして焦りました。
この断続的な低速走行時の運転についてはしばらく苦手意識を持つことになりました。
また、アクセルを徐々に開ける感覚がいまいちつかめず次回以降の課題だなと思いました。
(この問題は後のAT教習で更に顕在化しましたが、項を改めることにいたします。)

2時間があっという間に終わり、ヘルメットとグローブを脱いで椅子に座ると信じられないぐらいの疲労感が襲ってきました。
本当に小鹿のように足が震えました。
当たり前ですが、未知の乗り物を操縦していたので楽しいながら尋常じゃなく緊張していたんだろうなと思いました。

教官の方々からは非常に丁寧に教えて頂き、教習初日は大満足で帰路につきました。
これが波乱の幕開けであることを知る由もなく・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?