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2024年秋接種はレプリコンワクチン? No.21

# 負の連鎖を断ち切る   No.149 〔2024/08/17〕
 「カトレア」さんが、「レプリコンワクチンの開発、承認は事前のシナリオ通りだった!」(2024/8/14)で、「内閣府のシンクタンクによって作成された令和5年3月時点のシナリオ」が記されているのを紹介されていました。
 なので、読んでみることにしましたが、「シンクタンク機能の試行事業の成果物」は、317ページあるので、ざざっと拾い読みしました。その前に、その成果物は、「内閣府の令和 4 年度科学技術振興調査等委託事業委託費による委託業務として、国立大学法人政策研究大学院大学が実施した令和 4 年度『我が国が戦略的に育てるべき安全・安心の確保に係る重要技術等の検討業務』の成果を取りまとめたもので」、令和5年3月28日に「安全・安心に関するシンクタンク設立準備キックオフ会合」が開催され、報告されました。主催は内閣府でした。報告書の名前は、「『我が国が戦略的に育てるべき安全・安心の確保に係る重要技術等の検討業務』報告書」で、「令和 5 年 3 月 国立大学法人 政策研究大学院大学政策研究院」と書かれています。
 みなさんがザーッと目をとおせば、レプリコンワクチンがあちこちに出てきて、現在の状況が準備されていたことがわかるでしょう。
 それから、52ページからの「第1章 シナリオ:新興再興感染症パンデミック」ということで、54ページからパンデミックのシミュレーションがなされています。60ページには「20XX 年12月7日夜 7 時:内閣感染症危機管理監 記者会見」、63ページには「<現状把握> 翌日、内閣感染症危機管理庁は全国の保健所に地域の病院に連絡させ」という言葉が出てきます。報告書は令和5年3月作成です。令和5年9月1日に内閣感染症危機管理統括庁が設置され、内閣感染症危機管理監が任命されましたから、報告書作成時の令和5年3月はまだ設置されていません。なのに、あたかも既存の組織のように書かれているのは、なんとも不思議です。もしかしたら、日本政府はここに書かれているようなシナリオを想定しているのかもしれません。私は、内閣感染症危機管理統括庁がどういう機能を果たすのか疑問だったので、これで多少理解できました。
 というわけで、興味深い内容ですし、日本政府はレプリコンワクチンを「我が国が戦略的に育てるべき安全・安心の確保に係る重要技術」と見なしているようですので、ご確認ください。
 
【カトレア、2024年8月14日】
レプリコンワクチンの開発、承認は事前のシナリオ通りだった!

【内閣府、科学技術・イノベーション推進事務局令和5年3月14日(令和5年4月20日更新)】
「安全・安心に関するシンクタンク設立準備キックオフ会合」の開催について

参考:内閣府委託事業「我が国が戦略的に育てるべき安全・安心の確保に係る重要技術等の検討業務」(シンクタンク機能の試行事業)の成果物
資料1 表紙・報告書目録・はじめに・報告書総論

https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/pdf/20230314thinktank/seikabutsu/shiryou1.pdf

資料2 個別調査分析1 健康・医療 (1)印刷用  印刷用その1

https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/pdf/20230314thinktank/seikabutsu/shiryou2-1-01.pdf

【内閣感染症危機管理統括庁】
内閣感染症危機管理統括庁について

内閣官房内閣感染症危機管理統括庁 非常勤職員募集要項

https://www.cas.go.jp/jp/saiyou/pdf/20240906-hijyoukin.pdf


【共同通信、2023年09月01日】
「感染症危機管理統括庁」が発足 首相、看板かけ訓示「扇の要に」


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