ベーカリーカフェ meri mero


猛暑が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今回は、山形市の青春通りにある、パン屋「メリメロ」さんを訪ねてきました。

一見、おしゃれなお花屋さんか雑貨屋さんの様な、お店の外観に最初は驚きました。(笑)

木のぬくもりと、たくさんのお花で溢れている「自然」を感じるお店でした。
パンも、素材そのものの味を大切にしている、そんなこだわりがつよく伝わる美味しさです。

さて、こちらの素敵なお店のオーナーである、寒河江さんに、メリメロの背景と、いろいろな秘訣を聞いてきました。外観や、ぬくもりを感じられる店内の写真もたくさん載せていますので、ぜび、楽しみながらご一読くだされば嬉しく思います。

パン屋さんを始めたきっかけ
パン屋には、最初横浜で8年半勤めていた経験がある。
17年前、東京の舞浜で様々な飲食店を経験していた当時、山形にいる知人から「この物件(現メリメロ)が空いている。」と連絡がきた。

その頃は、ちょうど山形に帰ってこようかなと思っていたころだった。何かできないか、と言われ、だったら得意技のパンを焼こう、と思ったのがきっかけ。

苦労とやりがいを教えてください
 苦労したことは、人ですね。定着してくれたらいいんだけど、みんな技術面もそうだし力がついたら、いつかは離れていくからね。
 やりがいは、結果的にはお客さんが食べてくれて、美味しいって言ってくれることが一番うれしい。

パン作りの工程は大変ですか
生地は、半分は前日に。
毎朝4時に一人できたら、発酵しているから、その日に仕込んでってかんじかな。
今は50品くらいだから、一通り作り終わるのは午後だよ。


メリメロだけの強みとは
経験。他のパン屋さんよりも経験はあると思っています。
メリメロの二階にある、カフェも、併用しているパン屋さんは珍しいんじゃないかな。

他のパン屋さんとは、ちょっぴり違うパンが50品以上あり、なんとすべてオーナーのアイデアだそう。
国産の野菜を使ったり、山形の旬野菜をパンにたっぷりと詰め込んだサンドもありました。

二階のイートインカフェ

地元では美味しいと有名なパン屋さんで、お昼過ぎには売り切れが多々なのですよ!
私も16時に行った時には売り切れでした...(笑)

メリメロの外観デザインと内装
もともとは、BURIZISUTONNのタイヤ屋だったんだよ。
内装に自分で手を加えた部分は、厨房とホールに分けて壁を作って、家具を配置しました。
真ん中の空間の壁を切り取ったりとか。
外観は、素材を生かすパン屋さんにみえるように、あまり深く考えずにいい感じに花や緑をチョイスしました。


厨房とホールの白い壁


店前のテラスガーデン

パンを作る時のこだわりとは
パンの作り方は、とても科学的だから、温度と時間を大切に守ることかな。あとは自分の感覚を大事にすることです。

大学生のうちにした方がいいことは?
外国に行ってください。外国に行くと、日本の欠点と良い点が分かるからです。やっぱり日本はいい国だと思うところと、日本ってほかの国とここが違うんだなと思うところと。
ぜひ人生を楽しんで、見聞を広げていってみてはどうでしょうか。

今回は、お忙しい中、お話をたくさん聞けて、とても楽しかったです。
ありがとうございました!みなさん、メリメロは芸工大から車で3分、徒歩だと15分で、距離も近く、おいしいパンを気軽に食べることが出来るので、ぜひ立ち寄ってみてください♪

(文章・写真)尾原露夏

店名 ベーカリーメリメロ
営業時間 毎週8:00-18:00
定休日 木曜日
住所 山形県山形市飯田3丁目1-10


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