2024.8
毎日「あぢぃ~」と言いながら出勤した8月。
台風10号の影響で、初めて避難所に避難した8月。
7ヵ月振りに高田に帰って久しぶりに友達に会って楽しかった8月。
ボスのお子さんが我が家に初めてお泊りに来て普段経験しないようなことたくさん経験させてもらって思い出になった8月。
東京で働いてたときのお客さんが岩手に遊びに来て、3年振りの再会となった8月。
久しぶりに野生の熊に遭遇してビックリした8月。
3㎏痩せたのに気付いたら4㎏リバウンドしてた8月。
夏らしいことしたと言えば海行ったり、バーベキューしたくらいだが充実してた方だったんだなと今note書きながら振り返る。
8月前半は大槌学園夏休みの為ぽこあぽこの業務に従事し、中盤は長いお盆休みをいただき、後半は事務作業や研修、サロン、買い物ツアーなどなど通常業務に戻った感じでした。
ぽこあぽこ(学童・日中一時)
去年の夏休みは暑すぎてほとんど外出せず、ぽこあぽこで過ごしましたが、
今年は町内の大念寺、城山公民館、海の勉強室、プチ水族館などお出かけをして去年以上に夏休みの思い出が多くできたように感じました。
学童でお出かけ?!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ぽこあぽこは地域共生ホームねまれやの2階に常設されており、1階は通所デイサービスになっております。そのため昼食後は、デイサービスの利用者さんがお昼寝をする時間帯はどうしても2階にいる児童の足音など気にされるので、なるべくお昼寝の時間帯は静かに過ごすか、お出かけをしてデイサービスの利用者さんが安心してお昼寝ができるようにしています。児童にとっても、お出かけの方が嬉しいようなので長期休み期間中はなるべくお出かけして過ごしています。お出かけ先で地域の方々と交流することによって、普段と違う環境でそこでのルールを学んだり、多世代の方々と接することで学童では得られない貴重な経験ができたかと思います。
我々だけでなく地域の方々と一緒に、地域の子どもたちを見守る大切さを改めて感じた夏休みとなりました。
ご協力頂いた地域の皆さま、有難うございました。
岩手県生活支援コーディネーター養成研修会
日時 8月28日(水)
会場 盛岡地域交流センター マリオス
主催 岩手県
運営 公益財団法人いきいき岩手支援財団
目的 市町村が配置する主に初任の生活支援コーディネーター等を対象に、 生活支援体制整備の動向及び生活支援コーディネーターの役割につい て理解を深め、市町村における助け合いの地域づくりのための取組を 支援するため
生活支援コーディネーター養成研修会に参加しました。
大槌町に来てワーカーズコープで働くようになって、地域住民と一緒に活動していく中で「生活支援コーディネーター」とよく耳にするのですが、正直生活支援コーディネーターとはそもそもどういうことをするのだろうか?専門職?具体的な生活支援コーディネーターの役割ってなに?って分からないことだらけなので参加しました。
午前中は、岩手県内の生活支援体制整備の現状と生活支援コーディネーターの活動状況の説明から始まり、生活支援コーディネーターと協議体に期待される機能と役割りについての講義がありました。
生活支援体制整備事業について、なぜ介護保険の枠組みで地域づくり?って以前から私も疑問だったので、そこに関しても説明があって多少理解はできました。
午後は、実践事例紹介やグループワークがありました。
実践事例紹介では、県内2箇所の地域の取り組み紹介があり、1つはもともと県内の地域おこし協力隊退任された方の講義、もう1つは県外から震災後支援に来た方の講義でした。
講義の中で、
⚫︎社会資源の見える化
⚫︎地域ニーズと照らし合わせた資源の課題、効果の分析
⚫︎関係主体とのネットワーク形成、新たなサービスの検討
この3つが大事だとのことでした。
具体的に社会資源の洗い出しの方法や、高齢者の居場所作りなど町内各所ですでに実施している関連活動の調査の大切さ、地域に溶け込むにはどうしたらいいか?などなど勉強になることばかりでした。
グループワークでは、自地域の活動や課題・悩みを共有したり、課題を良い方向に導くために困りごとへのアドバイスなどなど話し合いました。
私が分かる範囲での大槌町での取り組みを話したところ、他地域の方から次々と質問が来てしまって((((;゚Д゚)))))))←こんな感じでした笑
他地域の課題で多く上がっていたのは、移動支援やゴミ出し、草刈りなどでした。
高齢者が買い物やサロンや集まりに行きたくても移動手段がない、ゴミ出しはニーズはあるけどなかなかマッチングしない、草刈りは面積広すぎてもう軽作業ぢゃなくなってきてるなどなど。
沿岸と内陸で課題も少し違うことも分かりました。内陸は人口も多いから?
共通していたのは、どうやって若い人たちを巻き込むか?若い世代に頼みづらいという声もありました。確かに高齢者人口が増加する一方で、高齢者の支え手は減少しているのが現状。実際、大槌町でもサロンや地域活動に参加してる方はほとんど年配の方が多く、スタッフも年配の方。若い方に参加して欲しくても平日は働いてますし、土日はお子さんがいる方は習い事や部活の試合があったり、子育てしながら親の介護をしてる方もいたり、様々な事情あると思います。
他地域では人を集めるためのツールの1つとして豚汁パーティやピザパーティなどの飲食の場を作ってるそうです。子どもから年配の方まで参加できて自然と多世代交流の場にもなるし、横の繋がりが広がっていくように感じました。
そこには必ず地域のキーマンがいる!とおっしゃってました。大槌町に住んでまだ2年の私が言うのもなんですが、私から見てもこの人が大槌のキーマンかも!っていう先輩方が何人か浮かびました。田舎あるあるかもしれませんが、1人何役もやってる先輩方が大槌町にも多く、大変そうだなぁなんて他人事目線ではなくそこに自分が出来ることは何か?考えながら、現時点で取り組んでる活動の効果が縮小しないよう、私ができることに一生懸命取り組んでいきたいです。
サロンおでんせ
サロンおでんせとは、誰でも気軽に集える居場所として毎週木曜日の午前中に大槌町文化交流センターおしゃっちにて、ぴんころ体操やレクリエーション、物作りなどをしています。
8月29日(木)
4週目のサロンは、カレンダー製作の週です。
今回は、ぽんぽん菊のカレンダーを作りました。
毛糸を使ってぽんぽん菊を作っていく過程で、思うように上手に丸い形にするのが難しくて最初は手古摺ってしまいましたが途中からコツが掴めなんとか形にはなりました。参加者さんは、型に毛糸を巻く作業のときに、「何回巻いた?」「色の組み合わせを変えてみたいんだけどどの色がいいかな?」「葉っぱをもう1枚足してみてはどうかな?」などなど、見本通りではなく自身のセンスで、お隣りさん同士「あら、いいわね」と互いのアイディアを褒め合いながら作っていました。
今回の作品は塗り絵カレンダーよりも、切ったり貼ったりの手指を使う作業が多く手指の巧緻性の維持や向上を図ることを目的としています。
また「あれ?今日は◯◯さん来てないね」と誰かが言うと「◯◯さん今日は病院だから休むってよ〜」「◯◯さん今日は◯◯(地区)のお茶っこの会さ行ってるから休みだよ〜」などお互いのことを気にかけている様子をよく目にするのですが、サロンを通して高齢者の閉じこもり防止に繋がったり、
サロンのようなコミニティがあることで、仲間意識が高まったり張り合いを感じて、話し合ったり笑い合ったり身体を動かしたり様々なプログラムで脳を使うことで介護予防や認知症予防になります。
あとサロンおでんせの参加者さんたちは皆さんとってもオシャレな方が多いです。思わず「ステキ〜」って声にでてしまうこと多々あります(ˊ艸ˋ)年齢を重ねても身だしなみに気を配ることは素敵だなぁと感じました。
プライベートほぼゴハンキロク
最後までお読みいただき有難うございました(*‘∀‘)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?