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息子が後期試験で合格して関西から北海道大学に入学した時の話 その7〜息子を置いて帰る日

最終日はテレビ塔を見たり、時計台を見学したり、お昼に二条市場で海鮮丼を食べてお土産いろいろ買い物したらもう帰る時間に。札幌駅で息子とはお別れです。

あっさりバイバイくらいでさらっと別れるのが私の希望ではありましたが、体に気をつけてね〜、などと改札の前で言っていると息子が「ママ、18年間ありがとう」と言ってくれました。

それ聞いた途端にやはり涙がこみ上げました。本当にひとりで置いて帰って大丈夫なんかな。今日の夜ご飯どうするんかなって。何だか小さかった時の姿まで思い出したりして。娘がいるから泣きたくなかったのですが、電車に乗るまでも乗ってからも当分涙は止まりませんでした。
娘は泣いてる私を気にしてかどうかわかりませんが、終始普通の態度で普通の話をしていてくれたのでありがたかったです。

いやいや、それにしても18年間ありがとうだろうけどまだ大学生の間の4年間は経済的支援は必要だし、何か困ったことがあったら電話してくるので話を聞いたりと遠く手は離れたとはいえ親子関係は続くし子育ても続きます。

その後もまだ娘が家にいるせいかそこまで寂しいとは思わなかったですが、娘が出て行く時はもっとさみしいだろうなと思います。

その8へ続く


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