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シティリーグS1札幌優勝者備忘録

こんにちは、札幌は最近寒くなってきて、なかなか布団から出られないおーごです。
先日行なわれたシティリーグS1札幌において優勝することができましたので、記念に備忘録を書くことにしました。全文無料でございますので、宜しければお読みください。

シティリーグ前日まで

 10/5の夜にシティリーグの当落結果が届きました。無事に当選することができましたが、シティリーグの日程は10/9でした。そうです、本番まであと4日しかないわけです。当選結果を確認後、すぐにデッキ選択をするための練習を行いました。パワーの高いデッキを使うことを第1に考えていたため、当時の選択肢はパルキアorロスト型ギラティナでした。しかし、練習用に組んだ非ルール主体のロストデッキに対する勝率が半分以下であったため、非ルール主体のロストデッキに焦点を当てて調整しました。

環境デッキ予想

実際に今回のシティリーグの環境予想は以下のように予想しました。

Tier1 : ロストバレット(カイオーガ含む)、パルキア、ロスト型ギラティナ
Tier2:ミュウ、キュレム
Tier3:アルセウス(ギラティナ、裏工作、ミュウツーV-union)、ヒスイゾロアーク

デッキ構築について

上記の環境予測から、今回使ったデッキはウルネク…ではなくロスト軸かがやくリザードンです。

こちらのデッキタイプがCL横浜で準優勝したことは記憶に新しいですね。今回このデッキを使用した理由は以下です。

・パルキア、ギラティナに5分以上で勝つことができる
・ロスト型ギラティナと比較して安定感がある
・ミュウVMAXに対してもドラピオンVを採用することでやや有利に立ち回ることができる

今回使用した構築はキュレム以外のTier2以上のデッキに対して勝率が5分以上取れると判断し、使用を決めました。

今回使用した構築は既存の構築と大きく変わらないため、特徴的なカード、枚数のみについて言及します。

ガラルジグザグマ
主にロスト軸に対して使用。他の対面においてもロストマインの打点調整に使うことが多かったです。

ドラピオンV
ドラピオンVが入っていない構築ではミュウVMAXに勝つことは厳しいと感じました。ミュウVMAXの母数も多いと予想し、1枚採用しました。ヤミラミやかがやくリザードンで先にサイドを4枚とり、残りの2枚をドラピオンVで取るプランです。キュレム対面のエンペルトV2面置きに対して、キバナから殴れることも覚えておくといいかもしれないです。

ロストスイーパー
最近は複数枚採用の構築がよく見られます。ロストマインの要求を満たしやすくするため2枚採用したかったが、1枚だけでも困ることがあまりなかったので今回は1枚採用にしました。

ともだちてちょう
ポケストップで落ちていったピン刺しのサポートの回収や終盤のツツジ耐性を上げるために1枚必要であると感じました。

キバナ
相手のサイドが3枚の時にかがやくリザードンを起動させたい場面が多かったので採用しました。ミラージュゲートとの差別点は、
1.ともだちてちょうで山に返せる点
2.ポケギア3.0でサーチができる点
3.山にエネルギーカードがなくてもエネルギー加速ができる点
の3点です。

不採用カードについて

ヤレユータン(さるぢえ)
あるとリソースの管理が楽になるが、なくてもどうにかなる時の方が多いので不採用でした。

ミラージュゲート
キバナの欄で解説。

クロススイッチャー
枠を見いだせなかったです…
撃てたら強いと思います。

ポケギア3.0(3枚目以降)
初動のアクロマの実験の使用確率向上や、終盤において任意のサポートを引く確率を上げるために検討していました。

頂への雪道
相手のエンペルトVやゲノセクトVなどの特性を止めることができます。こちらのかがやくリザードンやドラピオンVの特性が止まってしまうことから、使用難易度の高さを感じ不採用にしました。能動的に頂への雪道を割れるカードがもう少し多ければ採用圏内です。

シンオウ神殿
キュレムのウォッシュ水エネルギーによるロストマイン無効化への対策カードです。レジギガスに対してもツツジと合わせることにより技の要求を上げることができます。

当日のマッチと対戦内容について

※うろ覚えの部分もあります。

1.ガラルマタドガスクロバットVMAX 後攻〇

こちらガラルジグザグマスタート、お相手ドガーススタートで雲行きが怪しくなるが、後1おとぼけスピットでドガース倒せればなんとかなりそうだなと思う。ドガースに手張り後、まさかのカードがプレイされる。

「ぐんぐんシェイク使います」

今日はそういう日か〜と思い、斜め45度を向いて黄昏る。後1、バトルVIPパスでキュワワー2匹置くも花選べずなのでターンを返す。先2、お相手はマリィからクロバットVのナイトアセットで盤面を展開する。こちらの手札にはアクロマの実験とあなぬけのひも。クロバットVにおとぼけスピット。その後マリィとジャッジマンを撃たれるも、アクロマの実験やあなぬけのひもで着々とロストを貯め、ドガス3兄弟にロストマインを連打し、サイドを3枚とる。この時点でお相手の盤面からドガースラインが消える。相手のサイドが1枚になったが、セレナで110乗ったクロバットVMAXを呼び、かがやくリザードンで倒して勝利。初戦からハードな試合をし、体力が既に僅かに。

2.ロスト型ギラティナ 先攻〇

お相手、ジャンケンに勝つも後攻を宣言。ロスト軸かなと思い、蓋を開けるとウッウスタート。こちらはキュワワースタートし、着実にロストを溜めて番を返す。相手はギラティナを出し、ウッウを回収ネットで下げてアビスシーク。返しにギラティナにおとぼけスピット。お相手キュワワーを並べておとぼけスピットで返すも、その後なかなか攻撃に転じることができず、こちらが攻撃を続けて勝利。

3.黒馬ミュウツーVSTAR 後攻〇

お相手ガラルフリーザースタート、手張りして番を返す。こちら、かんしゃくヘッドおとぼけスピットを目指すが1枚足りず、ガラルフリーザーに110ダメージ。お相手、冒険家の発見を使用。ベンチに黒馬バドレックスV×3、ミュウツーVを出して番を終わる。こちら、かんしゃくヘッドでガラルフリーザーを倒し、前に出てきた黒馬バドレックスVにおとぼけスピット。その後ダメカンを乗せた黒馬バドレックスVが進化したため、ロストマインを2度撃ち、サイド3枚取る。3度目のロストマインで残ったポケモンをかえんばく圏内に入れ勝利。

4.キュレム 先攻×

こちらマナフィスタート、お相手キュレムVスタート。先1、キュワワーを出し、はなえらびを1回使用して番を返す。お相手クイックボールからエンペルトVを召喚、きゅうげきれいとうでエンペルトVにエネルギーを入り終了。こちらキュレムVにおとぼけスピット。お相手ウッウにらせんぎり。こちらあなぬけのひもでエンペルトVを後ろに避けながら、ロストマインでエンペルトにダメカン12個置く。お相手ウォッシュ水エネルギーをエンペルトVに貼りながららせんぎり。ロストマインでヤレユータン、かえんばくでエンペルトVを倒すも、サイドからクララを救出出来ず正面のキュレムVMAXを倒せず、敗北

予選3-1、6位通過で決勝トーナメントの権利を獲得しました。

くりばらさんとロッテリアでお昼をとり、決勝トーナメントへ挑みます。

トナメ1.ミュウVMAX 先攻〇

お互い順調な滑り出しと思ったが、こちらドラピオンVがサイドに落ちていることを確認。こちら先2おとぼけスピットでエネルギーのないミュウVに先制。お相手、無傷のミュウVMAXでテクノバスター。先3、ロストマインで傷物のミュウVにダメカン7個、残りをゲノセクトVへ、サイドを2枚とる。ドラピオンVは拾えない。お相手ゲノセクトVにダブルターボエネルギーを貼り、すごいキズぐすりで全回復。ミュウVMAXで正面を殴る。その後、1ターン攻撃することができなかったが、相手のサイドが3枚のタイミングでキバナからかがやくリザードンを起動、あなぬけのひもから裏のゲノセクトVを倒す。ドラピオンVは拾えない。お相手かがやくリザードンにダイミラクルを宣言するも、耐える。もう一度あなぬけのひもで裏を呼び勝利。

トナメ2.キュレム(再戦) 先攻 〇

こちら、バトルVIPパスからキュワワーを召喚し、ロストを溜める。お相手キュレムV前、バトルVIPパスやカイからエンペルトV、パルキアV、かがやくゲッコウガを召喚し、きゅうそくれいとうでエネルギーを加速する。こちらキュレムVにおとぼけスピット。お相手ウッウにらせんぎり。ロストマインでダメカンをエンペルトVに9個パルキアVに3個乗せるも、返しにウォッシュ水エネルギーをエンペルトVに貼られてしまう。もう一度ロストマインで110乗ったキュレムVMAXに12個、かがやくゲッコウガに1個乗せる。お相手、エンペルトVでらせんぎりでウォッシュエネルギーをキュレムVMAXに。こちらあなぬけのひも使うとネオラントVがバトル場へ。キバナからかがやくリザードンを起動してサイドを2枚取る。ここで、お相手モミを使い、キュレムVMAXとパルキアVSTARの体力を全回復させる。絶望しながら、ロストマインでエンペルトVを倒す。この時点でこちらのサイドは2相手のサイドは1。相手の盤面は、バトル場に2エネついたパルキアVSTAR、ベンチには1エネついたかがやくゲッコウガとエネルギーのないキュレムVMAXである。回収ネットを使いすぎた故、かえんばく+かんしゃくヘッド×3でパルキアVSTARを突破することができない。苦肉の策であなぬけのひもをプレイする。すると、キュレムVMAXがバトル場に出てきたため、そこを逃さずツツジを撃つ。お相手は入れ替え札が引けなかったため、ロストマイン→かえんばくでサイドを3枚取って勝利。

トナメ3.ミュウVMAX 先攻〇

一緒にお昼を共にしたくりばらさんとの試合
こちらはマナフィスタートだが、バトルVIPパスを2枚使用し、ロストを着々と溜める。お相手もバトルVIPパスから展開し、サイコジャンプてキュワワーを倒す。こちら、あなぬけのひもを使い、エネルギーのついていないミュウVにおとぼけスピット。返しに被弾したミュウVを進化させ、ボスの司令、パワータブレットでキュワワーを倒す。こちら、ロストマインでゲノセクト2匹にダメカンを7個、5個と乗せる。お相手崩れたスタジアムでダメカンが7個乗ったゲノセクトVをトラッシュし、ヤミラミを倒す。しかし、ここでフュージョンエネルギーが全てミュウについていることを確認する。ロストマインでダメカン5個乗ったゲノセクトVに乗せ、ダメカン17個。返しでヤミラミが倒される。かんしゃくヘッドを回収ネット込で2回使い、ゲノセクトVを倒し、やまびこホーンでゲノセクトV出す(ドラピオンV起動の要求を下げるため)。同じターンにかがやくリザードンで正面のミュウVを倒す。この時点でサイドが4-4。お相手、マリィでハンド干渉しながら、正面を倒すが、流された手札からドラピオンV戻ってきて勝利。

あとがき

シティリーグ参加10回目にしてようやく優勝しました!
自主大会ではなく、公式大会で優勝できたのは今回が初めてですので、とても嬉しかったです。今回北海道でシティリーグに出られなかった方が多く、出られなかった人の分まで頑張ろうと臨みました。その中で最高の結果を残せたことにホッとしてます。
これからはシーズンの初めにCSP100ポイントが入ったこともあり、今まで思いもしなかった世界大会の権利を目指して頑張っていこうと思う次第でございます。

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